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成功者はもうやっている!上手な「メンタルリセット」の方法

投稿日:2016年12月7日 更新日:


嫌なことがあったとき、その気持ちを長く引きずっていても、その時間は「辛く苦しい時間」となり、限られた時間しか与えられていない私たちにとって、大きな損失となります。失敗を気にして、テンパってまた失敗する…みたいなこともあるように、悪い記憶を引きずっていても良いことはありません。今はとてもメンタル面での強さが求められる時代です。

そんな時代の中で、成功を収めている人、うまくやっている人は、もうすでに“上手なメンタルリセット”を実行しています。不器用だからできない?いえいえ、そんなことはありません。元々人間には「忘れる機能」が備わっています。それをうまく活用できれば、切り替え上手な成功者に一歩近づけるかもしれません。

嫌な気持ちを切り離すイメージ

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私たちが「嫌だな」と思うのは、それが連続の中で起こるからです。たとえば、歯医者に通っていて、10回通ったうち1回しか痛い治療がなかったとしても、初回の1回で痛い思いをすれば、その後治療が終了する10回目まで怯えることになります。

つまり、「嫌な気持ち」は完結していないから引きずってしまうのです。ということは、1回ごとに完結させることができれば、嫌な気持ちを引きずることはないのではないでしょうか。

なぜ何度も出産できるのか?

子供を出産した女性で、何人か産んでいる人がいますが、なぜあんなに辛い陣痛やお産の経験をしながら、「2人目を産もう!」と思えるのでしょうか。冷静に考えるとおかしな話で、あのような危険で痛くて苦しいお産を、好んで繰り返す人はいません。実際私もお産経験がありますが、今のところ「二度とするもんか」と思います。

ただ、不思議と彼女たちは、1人目の出産と、2人目の出産を切り離して考えているようなのです。自分の人生の時間軸でたどった場合、「人生で2度も出産してえらい大変だった!」と思います。

しかし、現実に妊娠・出産を目の前にすると、途端に切り替えスイッチが入り、「これはこれ、それはそれ」と、上手に情報を処理し、2度目の出産に対してナーバスな考えを払拭します。(しない人もいますが)これは、上手なメンタルリセットのひとつです。

気持ちが切り替わらないなら…!

昨日は大変なミスをしてしまった…会社に行くのが億劫だなあ。その状態、昨日と今日が地続きになっているからではないでしょうか。実際仕事に行ってみると、なるようにしかならないのですが(怒られるとか、無視されるとか)、仕事のことが気になって眠れず、パフォーマンスが落ちた状態で出勤するのは逆効果ではないでしょうか。

重要なのは「それはそれ、これはこれ」と切り離して考えることです。そのため、できるだけ「今やらなくてもいい無駄なことに集中すること」をおすすめします。

昨日の嫌なことを引きずっている人は、うまく切り替えができていないので、きっとコーヒーを飲んで休憩しても嫌なことで頭がぐるぐるしてしまいます。仕事の失敗も、出産の痛みも、歯医者での治療も、どれも“嫌なこと”ですが、「必ずいつか終わること」です。永遠には続きません。

うまく切り替えができないのならば、強制的に切り替えればいいので、日常から切り離す行動を意識的に行うと自動的に切り替わります。家に帰らずに温泉旅館に泊まってみる、バンジージャンプを飛んでみる。普段行かないゲームセンターでむちゃくちゃに遊んでみる。久しぶりに昔の同級生と飲みに行く。部屋を片っ端から掃除する、など。「いつもやらないこと」をして、メンタルを非日常に置くといいでしょう。

嫌なものを薄めるイメージ

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「痛いの痛いの飛んで行け」で本当に痛みが飛んでいくことはありませんが、少なくとも痛みが紛れる、瞬間的に意識がそれる、という効果はあります。

心の痛みは、薬を飲んでも治りません。これは、どんな屈強な人でも、お年寄りでも、成功者であっても同じです。では、「心が痛いのに平気にしていられる人」はどのように痛みの向き合っているのでしょうか。

メンタルの傷も人それぞれ

メンタル的に弱った時、メンタルに傷を負った時、目には見えませんし、薬もありません。だからこそ、大事にしなければなりませんし、自分で自分をいたわる必要があります。また、誰かにとっては平気なことでも、敏感な人には大きな痛手になることだってあります。「みんな平気だから私も平気なはず」というわけではありません。

どうしても飲み込まなければならない苦い薬があったら、それを1回でゴクンと飲んでしまえる人もいれば、何度かに分けて飲まなければならない人もいます。このように、“人によって負う傷も、治るスピードも、薬の飲み方も違う”ので、「みんなと同じように上手にメンタルリセットしよう!」とは思わないことです。メンタルリセットは、“オリジナル”や“オーダーメイド”であるべきです。

重要なのは、自分がどのような時に傷ついて、治るためにはどのくらい時間を要するのかなどの、自分の詳細なカルテを作り上げることです。

あらかじめ薄めて飲む日常の配慮

メンタルリセットが上手な人は、特別な人でしょうか。そうではありません。メンタルリセットが上手な成功者は、“自己分析ができている”のです。(もしくは単に忘れっぽいか)

たとえば「私は疲れやすい」という自己分析ができている人は、無理せず早く帰って早めに就寝するでしょう。「私はお酒があまり飲めない」という人は、最初からジュースを注文します。

リセットできないほどのメンタルの傷を負わないように、日頃から自分自身に規制をかける…このことが、メンタルが受けるストレスを薄めることに繋がります。

ちょっと極端ですが、「人付き合いが苦手だ」とわかっているのなら、人と関わらない仕事を選んだ方がいいでしょうし、「朝起きるのが辛い」のであれば遅い時間からはじめる仕事を選ぶ、という方法もあります。

それらを「そんなの無理!現状で頑張らないと!」とか「そんな都合のいい話あるわけないじゃん」と、自分で決めつけた檻の中に囚われていると、いつまでも上手なコントロールができないかもしれません。

嫌な人と関わらないイメージ

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メンタルと大きく関わってくるのが、嫌いな人の存在です。

世の中には嫌いな人がいます。そして、嫌いな人とも関わらなければ生きていけません。では、嫌な人・嫌いな人とうまく関わっていくためには、どのような気持ちで臨めばいいのでしょうか。

ガラス一枚挟んで

嫌いな人と直接手をつなぐことになったら、とても苦痛です。しかし、手袋越しだったらなんとかいけるかもしれません。それがガラス越しなら?壁一枚隔てていたら?

メンタルリセットの上手な成功者に話を聞くと、「嫌な客はお金と思っているし、媚びへつらってくる輩はみんなジャガイモに見える」と言っていました。とかく、リセット下手な人ほど、何事も直球に受け取ってしまいます。ガラス越しでいいものを、直接やりとりしなければならない、と思い込んでいるのです。

嫌な人のことは、顔も見たくないし声も聞きたくありませんが、ガラス越し、画面越しと思えば、ある程度耐えられるものです。普段から、嫌いな人や苦手な人に対しては、「これはガラス越しだから大丈夫」というイメージで接するとリラックスできます。ただし、「ガラス越しだからどうでもいいや」とぞんざいに扱ってしまうと反感を買いますので注意が必要です。

私は都合の悪いことは忘れる性質だ

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人は「自分はこんな人間だ」と常日頃口に出していることによって「そういう人間になろう」とするものです。試しに、自分のテーマカラーを決めて「私、白が好きなんだよね」と言ってみると、知らぬ間に買う服の大半が白ばかりになっている…ということもあります。

メンタルリセットが上手な人は、簡単に言えば「自分に都合のいいように、嫌なことはすぐ忘れる人」なんだと思います。ずるくて賢いのです。

そのため、たとえば人から「あなたはどんな性格?」と質問されたら、「都合の悪いことはすぐ忘れる性格」だとか、「嫌なことに執着しないタイプ」だとか自己紹介してしまいましょう。違っていたとしても、なりたい方向へぐんぐん自分を引っ張っていくことができます。

現状、頭の中の切り替えが下手な人でも、これから上手な人になることは可能です。また、「下手だからダメな人間だ」ということはありません。きっと、不得意分野がある分、どこかに得意分野があるからです。

すべての人が成功できる、というわけではありませんが、日常の苦痛が少しでも安らげば、やりたいことができて、ストレスなく生活することが可能になるかもしれません。




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