日々を楽しく過ごすうえで親しい友人が居ることは必須だとも思えますが、現実問題としてあまり有り難くない存在の友人知人って多くありませんか?
子供の頃や学生時代と違って仕事関係などで自分が望んでいない人間関係も仕方なく受け入れると言うのが大人の対応というもの、などと納得しがちです。巷では嫌いな友達と無難に付き合っていく為には?というノウハウも紹介されてますが、無理して付き合う意味はあるの?
嫌いな人がどうして交友関係に入ってくるの?
人は誰でも好きな人とだけお付き合いをしていくものです。小さなころから学校で大勢の人と出会いますが、相手が嫌いなタイプだった場合や、性格や行動が合わない場合は自然と立場が遠くなり親しく付き合う事はないものです。
けれども現実にはLINE仲間やFacebookグループには必ず邪魔に思う人が何人かいるものです。これは実生活でも同じですが友人の知り合いがいつの間にか自分たちの輪に入ってきて友達の一人と言う位置を確保してしまっているからなのです。
最終的には必要のない人が多い
こうした友人の知り合いといった人も、そういった集まりの中では一時的に楽しく付き合える時期もあるでしょう。しかし元々相手があなたを親友として求めてきた訳ではありません。相手もまた、あなたをちょっとした知り合い枠程度にしか考えていないかもしれません。
何十年後、結婚や転職、引っ越しなどで環境が変わった時に同じように親しく付き合っている友達は驚くほど少ないでしょう。その中にはこうして気を使った付き合い方をしている微妙な友人はまず入っていません。
嫌いな友達をフェードアウトしちゃう
仕事もそれなりに忙しく彼を会う時間も必要ですから実際に友人と会う機会は学生の頃から比べればずっと少ないはずです。ですからお付き合いの多くがSNS経由である事が多いのですね。毎日交わす多くのLINEやメールの内、好きでもない友人への義理的なものがどれだけ多いか確認してみましょう。
嫌いな人たちを切り捨てればどれだけ有意義な時を過ごせる事か。絶交宣言などはエネルギーを消費しますから、アカウントを変えるなどして徐々にフェードアウトする付き合い方がおススメです。
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彼関係の友達がやっかい
望まなくても必要とされるのが恋人の友人たちとの付き合いです。
まったくバックボーンが違う彼の交友関係が全て自分に丸投げされる形になります。嫌いな人がいても彼の親友や幼馴染であった場合、拒否はしづらい上に会う機会は多くなるでしょう。しかし恋人と言っても生涯を共にするか定かではありません。別れれば無関係になる人たちなのです。妻ではないのですから家族ぐるみのような付き合いは避け、深入りしないようにしておきましょう。
おわりに
年配の女性に話を聞くと、みなさん素敵な友達が何人もいる事が人生の宝だとおっしゃいます。
でも、そうした親友は嫌いな人と無理をして付き合ってきた結果ではないという事なんです。苦痛を伴う付き合いを我慢していた時間がもったいないと思いませんか?嫌いな友達との付き合い方なんて考えて努力する必要はないのです。少しだけ思い切りが必要ですが、好きじゃない人はその都度少しずつフェードアウトして自分に合う人だけ親しくお付き合いしたいものです。