「女が枯れる」耳触りの良い言葉とは決して言えませんが、隣近所、会社、通りすがり、周囲を見渡せば「彼女、枯れてるなぁ」と、つい憐憫の視線を向けてしまう女性は存在します。
いえ…もしかすると、自分も気付かないところで「枯れた女」として哀れみを受けているかもしれません。年齢を重ねる程、身体的な瑞々しさが失われていくことに抗うことはできません。でも、内面からの潤いで補うことは充分に可能なはずです。逆に、内面が満たされていないと、若い人でも立ち枯れしてしまうでしょう。「枯れる」とは、どんな状態を指すのでしょうか?枯れずにいつまでも瑞々しくいる為には、どうすれば良いのか考えていきます。
身なりが枯れると、女も枯れる
マナーが枯渇して、枯れた女ができあがる
知的好奇心・向上心が欠乏し、枯れる
語彙が豊富で綺麗な言葉遣い。そして、そこからは必然と知的な会話が生まれます。社会に出ると、自分が如何に何も知らなかったかを思い知らされます。学校で教わったことが、世の中のたった一握りに過ぎなかったことに気付かされます。勉強に限りはありません。枯れる一因に、知的好奇心、向上心の欠如があります。
枯れの重篤症状は無表情
おわりに
「枯れた女性」の典型を書きながら、「枯れる」の反義語は「洗練」かもしれないという思いが湧いてきました。「洗練」とは、優雅で品位の高いものに磨き上げること。つまり、切磋琢磨しなければ手に入らないものです。枯れてしまうのは、自分自身を磨くという努力を放棄した結果です。些細なことでも良いから、感動し興味を持ちます。他人にも心を配ります。良い姿勢を保ち、健康に気を配ります。そして、知的好奇心を持ち続けます。自分を磨くには、やることがいっぱいです。枯れている暇なんてありません!