男性は多かれ少なかれマザコンの部分があり、世話焼きの彼女の場合、気付いたときにはまるで彼の母親のようになってしまっているパターンもわりと見られます。その結果、彼が自分で何もしなくなったり、彼女に甘え過ぎたりしてしまうのです。そのようにならないためには、どういう点に気を付けて付き合っていけば良いのでしょうか。母親のようにならないためのポイントについて見ていきましょう。
世話を焼きすぎないように心がける
面倒見の良い女性は、男性からしてみると何でもしてもらえて安心できて居心地の良いものでしょう。ここで大切なポイントは、世話を焼きすぎないように、自分の中でコントロールするということです。
何もかもしてあげるのではなく、彼が自分でできることに関しては自分でしてもらうようにしましょう。例えば料理は作っても、お茶を入れたり食べたものをきちんと流し場まで運んだりするのは、彼に自らするように言うのです。
すべて面倒見ていると、彼は自分で動かなくなってしまい、自立心がなくなるのです。彼が何もしなくなるのは、世話を焼き過ぎる彼女にも、原因があるといえるでしょう。過度ではなく、適度に世話焼きできる女性であれば、母親になってしまわずに済むのではないでしょうか。
ときには男性に頼ることも大切
面倒見が良すぎる彼女といると、男性はついつい、彼女のために何かするということを忘れてしまいがちです。全部してもらえるから、任せておこうとなってしまうのです。そうならないポイントとして、女性はたとえ自分でできることであろうとも、時にはできないフリをして男性に頼ることも必要だということです。
例えば電気の球が切れているとします。その際に、何でも自分でしてしまう面倒見の良い女性の場合、自分で椅子を持ってきて電球の球を変えてしまうでしょう。けれどもそこで、自分でしてしまうのではなく、彼に球を変えてと頼んでみるのです。
そのほかにも、たまには洗い物をしてもらうとか、洗濯物を干すのを頼んでみるとか、ちょっとした家事を彼に任せてみるのも良いですね。そんなふうにしていくと、彼の中ですべて彼女任せという感覚はなくなってきます。
そして、彼女のことを母親のように見るのではなく、大切な一人の女性として守っていかなければという気持ちも、彼の中で芽生えることでしょう。「たまにはできることもできないふりをして、彼を頼ってみる」。これも、母親にならないためのポイントです。
彼へのリスペクトを忘れず、男性として立てる
付き合っていく上で、お互いの立場が平等であることは大切ですよね。彼女が彼の母親のようになってしまうと、彼女にとって彼氏は一人の男ではなく息子のように感じてしまう場合もあるでしょう。当然ながら恋人同士というものは、母親と息子ではなく、一人の男性と一人の女性で作る関係ですよね。彼女は彼のことを一人の男性として尊敬できるからこそ、二人のバランスが取れて良い関係でいられるのですね。
彼の母親にならないためには、やはり彼を男として立てて、尊敬の目を向けることが重要なポイントです。面倒見が良い女性でいながら、どこかでしっかりと彼のことを尊重して褒めてあげれる彼女でいましょう。
仕事を頑張っている彼、スポーツを頑張っている彼。素敵な彼の姿をリスペクトして、陰ながら支えてあげるくらいでも十分なのではないでしょうか。