『みなさんごきげんよう～。』で始まる、ロリエさんの記事。最初は柔らかいから安心するけど、やっぱり中身は辛口(苦笑)
原稿が編集部に届くのを毎度楽しみにしていますが、読むたびに『ズドーン！！！』っときます。
でも、鋭い内容なのに、なんだか読んでて楽しいんですよね。みなさん、今回の記事もパンチありますよ～！
この記事の目次
勝負の時に必要なライトは、間接照明？
みなさん、ごきげんよう～。
ロリエ、気付いちゃったんだけど。
ある程度以上の年齢のオンナって「明るい所」のほうが誤魔化しが効くのよね。
でも、そういう年齢のオンナって、メンズと接近しちゃう時には暗くしたがるっていうか、間接照明にしたがるじゃん。
ムーディーとかいって。逆効果よ～！
ピチピチ20代じゃないなら、禁止よ～♡
ホントに若い時とは違って、シワとか皮膚のタレ感が、逆にハッキリあばき出されるのが間接照明なのよ～。
一番ヤバいのはテレビの光ね。あれは女を殺す毒の光よ。
ちょい薄暗いリビング、ソファで海外ドラマとか見「ながらセックス」に持ち込むのは「いま女子」世代には厳禁～。
あれは、ヲカマ（ゲイ）のギョーカイでも同じでね。カッサカサのひび割れた丸太を相手にしてる気分だったわ～。
でもさカッサカサの丸太であっても、季節は春じゃない？
今度こそ芽吹きたいわよねぇ～ってことで、今回も「いま女子」のモテと個性の活かし方ついて語るわ！
新宿二丁目のモテ基準
われわれヲカマのギョーカイでは、モテる男の条件が、通称「イカホモ（＝いかにもホモっぽい外見）」っていわれてきました。
一重の目、髭、筋肉、短髪。アッサリすぎず、でも押し付けがましくない程度に濃いめの顔、みたいな連中のことよ。
え、わかんない？
某・三代目とかいう歌って踊れるメンズ……をダサくしたようなツラの男のことよ。
たしかにああいうのは過不足なくモテるんですけど、いわれてみたらアレも新宿二丁目あたりの「平均顔」かもね～。
目標設定後は突っ走る！
ヲカマの行動は基本的に女子と同じなので、モテの目標が設定されたらそれ向かって突っ走るわ。
ダイエット……だけはさ、痩せすぎたヲカマはモテにくいというルールがあるので、あんまないんだけど。
そのかわりにジムに通い～の（立てなくなるまで鍛えるのよ！）、ヒゲ生やしてみ～の（顎とモミアゲは、㎜単位で長さ変えて調整すんのよ！）、日焼けしてみ～の（黒こげ！）、髪の毛短くし～の（タワシみたい！）、……とにかく「努力」をしはじめた。
あえて努力しないヲカマもいる。
個性！とかいって、マッシュルームカットにして。
たんに踏み出す勇気ないだけってか、「こじらせ女子」と同質で、自己満なんだけどね。
まって～課題はそこじゃないの
でもね、問題は元からの土台＝個性。
ぜんぜん違う個性・外見の持ち主なのに、むりやり外見だけをイカホモに近づけた場合、思ったより「モテる」という実感が出ない。
力つきて、大体のところは「角刈りのオバサン」みたいに外見に落ち着いて終わりなのよ。
あるいはシワやシミを隠すために、日焼けだけ繰り返すハメになる。
ドツボよ！
でにも肌に悪い厚化粧、下地塗りたくるのがやめられない若作りのオバサンと何か似てるかも～。
モテるわけないよね～♪
顔だけじゃなく、全体を見るのよ～
でもこれ聞いて「痛～い」とか上から目線の女子のみなさん。
あなたたちのモテ努力ってのも自己プロデュース力がない場合、しょせんは「その程度」なのよ？
女子ギョーカイでもいまだにさぁ、
「淡い色（ペールカラー）のカーディガンにフレアー入った膝丈スカートがマスト」みたいな三十女。
いるわよね。……人生が型落ちしてるって事実に早く気付いて！！って、キャンキャン声あげて叫びたいわ～。
自分が一番モテてたという実感のある時代のスタイルで固定されすぎの女って
良くも悪くも変化していく自分を見失ってる感じ。
さいごに
……結局さ、今の自分に何が似合うのか。
もうすこし友だち（異性・同性・ヲカマ）の声を聞いてみなさいよってロリエ、思うの。
「趣味」を否定されるのってけっこう腹立つけど、すべての努力の根本ってソコにあると思うわ～！
今の自分の個性やカラーを大切にしてあげてほしいと感じるロリエでした。