オフィスでデスクワーク中心の仕事をしていると、ずっと座りっぱなしになってしまいますよね。そうなると徐々に疲労がたまり、ひどいと腰痛になってしまうケースもあります。そこで今回は、オフィスでの正しい座り方を見ていきましょう。
正しい座り方をする前に…
オフィスでの正しい座り方を実践する前に、まずは現状の座り方を見直すことが重要です。現在の座り方が以下の項目に当てはまるか、チェックしてみてください。
・パソコンや資料を見ることに集中しすぎて、猫背になっている
・疲れたからといって、片肘をついて座っている
・骨盤を背もたれにつけて座っている
・無意識に足を組んでいて、机と椅子が平行になっていない
この4つのポイントに1つでも当てはまった方は、正しい座り方とは言えないでしょう。これらのポイントを改善しなければ、オフィスで働くことによる疲労感や腰痛は回復しないかもしれません。
正しい座り方をマスターして実践しよう!
オフィスでの座り方の現状を理解したところで、正しい座り方を実践してみましょう。疲労感を軽減させたり腰痛を無くすためには、以下のポイントに注意して座るようにしてみましょう。
・太ももに意識を向けて、足は閉じるように心がける
・膝下は曲げず、真っ直ぐになるように保つ
・お尻は後ろに引くようにして背筋を伸ばし、直角になるようなイメージで座る
・頭は極力真っ直ぐになるようにする
これらのポイントを意識して座るだけで、正しい座り方になっているでしょう。意識すればすぐ改善出来るようなことなので、オフィスで働く方は参考にしてみてくださいね。
正しい座り方は、疲労や腰痛防止以外にも効果がある?!
正しい座り方について、詳しく見ていきました。これでオフィスで感じる疲労や腰痛を防止することが出来るでしょう。しかしオフィスで正しい座り方をすると、その他の効果も期待出来るんです。
まず背筋を伸ばすように意識することで、腹筋や背筋を自然に使うことになります。そのため、ダイエット効果があるんです。オフィスで働いている間に痩せることが出来るのは、とても魅力的ですよね。
さらに姿勢良く座っていると、その人の印象まで大きく変わります。パソコンや資料に集中しすぎてずっと下を向いていると、どうしても暗い印象がついてしまうことが多いでしょう。背筋を伸ばして真っ直ぐ前を向くだけで、明るい雰囲気を出すことが出来ます。
正しい座り方をマスターするだけではダメ!
オフィスでの正しい座り方には、様々な効果があることがわかりました。しかし、正しい座り方を知っただけではダメなのです。
実は正しい座り方を実践しても、数日後にはまた元に戻ってしまうというケースが非常に多いんです。そうなると結局疲労感や腰痛は回復せず、その他の効果も現れません。
重要なのは正しい座り方を知ることではなく、それを継続することです。短期間で座り方をなおしたところで、効果はすぐには発揮されません。長期間意識して座ることで、徐々感や腰痛が無くなってくるでしょう。最初のうちは慣れないかもしれませんが、長期間続ければ身についてきますよ。
さいごに
オフィスで正しい座り方をするためのポイントを、いくつか見ていきました。デスクワーク中心の仕事は、どうしても長時間同じ体勢でいなければなりません。そのため姿勢悪く座っていると、どんどん被害が拡大していくでしょう。
疲労感や腰痛だけではなく、その他の健康的な被害が及ぶ可能性もあります。そうならないようにするには、正しく座ることを意識するだけです。正しく座ることはそんなに難しいことではないので、意識するだけですぐに改善できるでしょう。
今の座り方を少し変えるだけで、元気に仕事をすることが出来ちゃうんです。毎日仕事をするのであれば、健康的にイキイキと取り組みたいですよね。そうなれるように、正しく座れるよう努力してみてください。