先輩という立場である以上、後輩の面倒を見ることも仕事の一つです。
ただ、時に立場が上であることを武器にして、モチベーションを下げる発言をしていませんか?モチベーションが下がる発言を紹介するので、該当する方は注意してくださいね。
その怒り方は大丈夫?
先輩である限り、時には後輩を怒ることもあります。それは教育する上で必ず通らなければいけない道であると言えます。
しかし、適切な怒り方でなければ後輩のモチベーションを下げることに繋がります。
感情はおさえて
女性は感情的になってしまいますが、感情的に怒るのは禁物です。感情的に責めると後輩は何も言えなくなり、気が滅入ってしまいます。ミスなどの原因を後輩なりに弁明しようとしても、聞く耳をもたず言い訳として片づけてしまうと非常に辛いです。
こんな怒り方しかできない先輩とは仕事ができないと、後輩が辞職するケースもあります。
当たり前だと思わないこと
先輩として後輩に仕事を頼むケースは多々あります。コピーなど簡単な仕事から書類の作成まで仕事の種類は幅広いです。もし後輩が出来上がった仕事を持ってきた時、ありがとうと言わなかったらモチベーションを下げる一因になります。
きちんと「ありがとう」を言う
確かに仕事をするのは当たり前で、一つ一つに対してねぎらいの言葉を要求するのも間違いですが、たった一つのありがとうは後輩にとって大きな活力。
なので無言で受け取るのは論外ですし、難癖をつけながら受け取るのも配慮に欠けます。女性は言葉によるねぎらいに幸福を感じるので、同じ女性としてしっかりありがとうの気持ちを伝えたいです。
悪口は先輩として失格
後輩は当然自分より経験が少ないので、あらゆるミスをしがちです。その時、同僚などに悪口を話すのは先輩として失格です。悪口を話すことで、その同僚が後輩をできない社員として見るようになるので、被害が拡大します。
また、先輩に悪口を言われていることを知った後輩は、大きくモチベーションを下げることになります。一生懸命評価してもらおうと頑張っている中、それを打ち砕くように悪口を言われていたら心が折れるのも当然です。
後輩がそれで奮起するのであれば不幸中の幸いと言えますが、大抵モチベーションが低下して仕事の能率が下がります。
容姿やプライベートは関係ない
仕事で後輩がミスをし、感情的になって思わず仕事と関係ないことを口走っていませんか?例えば顔が可愛くない、変な趣味など。仕事でのミスなのに、それ以外のことを言われると非常に混乱します。何と言っていいか分からず、モチベーションを下げることになります。
また、容姿を責められることは辛いので、同じ女性として十分配慮しなければいけません。このように仕事と関係ない言葉は、モチベーションを下げるどころか法的な問題にまで発展することがあります。
言ってはいけないことと、問題のないことを区別して発言する必要があります。
おわり
厳しいことを言わず、穏便に日々を過ごせれば理想的です。ただ、後輩がミスをしても何も言わずやり過ごすのは逆に教育上良くありません。危機感を抱くことができず、いつまでも同じミスをする社員になってしまいます。
様々な発言によって、後輩のモチベーションを下げることになってもある程度仕方ないです。その発言を受けて悩み、怒り、乗り越えることで成長するのです。
大切なのは、一度下げたらしっかり上げることです。悪口や無意味な責は論外ですが、理不尽な責をしたらその理由を説明することで後輩は納得します。
すべての発言に意味があることを説明し、先輩として後輩を見捨てていない、教育しているという意思を伝えたいです。女性ならではのコミュニケーション能力を生かし、勘違いの発生を防ぎます。