decencia調べによると、女性の約8割が「去年の余った日焼け止め」を使っているそう。
でも、もったいないからと使った日焼け止めのせいで、肌トラブルを起こしている人は8割以上もいるんです!
去年の日焼け止めで肌トラブルが起きてしまう原因を知って、もったいない精神が招く肌荒れを卒業しましょう。
去年の日焼け止めが肌トラブルを招く2つの理由
1.日焼け止めは酸化する!
去年の日焼け止めであっても、SPFやPAなどの日焼け止め効果はほとんどかわりません。けれども、怖いのは中身が酸化してしまうこと。一度開封してしまった日焼け止めは、どんどんと酸化してしまいます。その結果、肌が荒れたり、痒みが出たりしてしまうのです。
見た目をふけさせたり、肌を老化させてしまう酸化。酸化が進んだ日焼け止めを、大切な顔に塗りたくるなんてもってのほかです! 日焼け止め容器の口部分に、黄色っぽく変色した日焼け止めがついているのは要注意。これも日焼け止めが酸化したサインです。
2.怖い!目に見えない細菌がウヨウヨ増えているかも・・・
日焼け止めには、肌トラブルを招く細菌が繁殖しないように防腐剤が添加されているものがほとんどですが、開封した日焼け止めは防腐剤の効果が低下していきます。
また、防腐剤は肌への負担も大きいので、使用量は必要最低限。開封後の細菌の繁殖を抑える程度しか添加されていないことが多いのです。
つまり、去年の日焼け止めは防腐剤の効力がなくなっている可能性大!目には見えないだけで、細菌がウヨウヨ増えているかもしれません。細菌が繁殖した日焼け止めは、シミ、ニキビ、肌の炎症などの原因になるということを肝に銘じておきましょう。
日焼け止めには使用期限があります!
日焼け止めには、使用期限があります。一般的には未開封で3年間、開封後は1年以内に使い切るのが目安です。しかし、無添加のものやオーガニック系の日焼け止めは、さらに短い使用期限のものも。日焼け止めに使用期限が明記されているものは、その期間内に使い切るようにしてください。
しかし、いくら使用期限内であっても、保存状態が悪いと去年の日焼け止め同様に肌トラブルの原因になることも。中身の酸化や劣化を避けるためにも、直射日光が当たる場所や、湿度・温度の高い場所に保管するようなことがないようにしてください。
特に、中身が分離していたり、色が変わっている、においに違和感があるときは要注意!
これらは日焼け止めが酸化しているサインです。使用期限に関係なく捨ててください。
「もったいない」精神のせいで肌トラブルが起こって、高級な化粧品に手を出すことの方がもったいないです!
紫外線が強いこの季節は、ただでさえ肌が敏感になる時期。
肌に負担になる去年の日焼け止めは、潔く捨ててしまいましょう。
おわりに
アラサーになってくるとちょっとした肌荒れもなかなか治らないもの。
引き出しに眠っている去年の日焼け止めは処分しちゃいましょう!(高かったのにな・・・という思いが頭をよぎりましたが私もついさっき捨てました)酸化や細菌は目には見えないからこそ、使用期限や酸化のサインを見逃さないようにしたいですね。