大人になると、同性との付き合い方、距離の取り方は意外と難しいもの。
そこで共感することを覚えておくと、良好な関係をつくる助けになるかも知れません。
簡単なテクニックをご紹介します。
おとなの付き合いは難しい？
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小学生の頃を思い出してみましょう。登下校、休み時間、放課後。仲の良かった女の子との付き合いにおいて、探り合いや、適正な距離感のあり方を考える必要はほとんどなかった、と思いませんか？
それはお互いにまだ世界が狭くて、余計な背景を持っていなかったからかも。良くも悪くも、見えているものがすべてであれば、単純に楽しく付き合えます。でも、おとなになってからの女子同士の付き合いはもうちょっと複雑。世界が広がったぶん、自分をしっかり保つために頑なになってしまうことも。
ここでは、｢共感｣をキーワードに、おとなの女子同士の良好な関係について、少し考えてみましょう。
まずは肯定することから
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共感と一口に言っても、ピンと来ないかも知れませんね。自分の話し方のテクニックにあまり自信がないのであれば、相手の話を肯定することから始めてみましょう。
｢そうだよね｣｢私もそう思う｣｢ 本当にね｣といった何気ない相槌で、相手に、ちゃんと聞いているし共感しているよ。というサインを示すことができます。
聞いて貰えている、受け止めてくれている、と相手に思って貰えれば、女子同士の良好な関係を築くための良いスタートを切ったと言えるでしょう。
ここで否定的な言葉、例えば｢でもね｣｢そうじゃなくて｣などは、なるべく控えて。
まずは肯定しましょう。
ネガティブな面を見せて
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そうは言っても、相手の言うことが間違っている、納得いかないから、肯定するのが難しい、と思われる方もいらっしゃるでしょう。そ
ういう場合でも、円滑な人間関係のために、歩み寄りの努力は必要です。
他人の自慢話や幸せな話より、悩みや不幸話の方が共感しやすいと思うことはありませんか？ちょっと情けなくはありますが、そんな傾向も使いようです。
例えば、まず自分の不幸話を打ち明け、相手が乗ってくれれぱ共通点を見つける手がかりになりますよね。
｢私も私も｣｢やっぱり｣｢だよね｣というやり取りは、女子同士の会話の定番です。
良好な関係のために、悩み相談コーナーは不可欠。
共感しながらなら、｢自分｣も出せる
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肯定して受け止め、悩みを言い合って共通点を探し、ある程度の良好な関係ができあがってきたら、相手の間違いや短所を指摘するのも、以前よりはぐっと楽に、友好的にできるはず。
｢私も同じ。だからこうやって気を付けている｣｢私にもそういうところがあるからわかるんだけど｣という切り出し方で、共感しつつやんわりと言いにくいことに触れられるようになったら、女子同士の付き合いとしてまずまずの成功と言えるのでは。
その頃には、相手との心地よい距離も掴めているでしょう。その距離を保ちつつ、時には厳しいことも言えるような関係ももうすぐです。
おわり
いかがでしたか。
ここまで読んで、もしかしたら女子同士ってなんてめんどうなんだろう！とうんざりされているかも知れません。ですが、実際やってみるとたぶん、難しいというほどでもないな、と思われるでしょう。
さりげない相槌の打ち方や頷き、表情の作り方をちょっと工夫するだけでも、共感していると示すことはできます。職場でも、後輩の指導やアドバイスの際、頭ごなしに否定的な言葉を口にするのではなく、共感と受け止めから入る方が、素直に聞いて貰えるでしょう。
おとなになってから、浅い付き合いの知り合いはどんどん増えても、親しい友人はなかなか作れなくなった、というのはよく聞く話ですね。親しくなれそうな人には、まず共感することから。共感されて嫌な人はあまりいません。
良好な関係のために、ぜひ試してみて下さいね。