いま女子

ため息ついても幸せは逃げない!ココロもカラダもプラスの効果


忙しい毎日。疲れやストレスがたまるとつい口をつくのが「ため息」ですよね。ため息といえばネガティブの代表格のようなものですが、実はココロにもカラダにもプラスにはたらく効果を持っていました。我慢せずに、ため息は吐いた方がいい!ため息のプラスの効果を知りましょう。

1.ため息ついちゃうとき

http://dj8miipjn3ds2.cloudfront.net/

最近、ため息ついていませんか?仕事中、プライベートでもつい「ため息」が出てしまうときってありますよね。実はカラダ的にもココロ的にもプラスの効果があるという「ため息」。ため息は、なぜ出るのでしょう。

私たちはストレスや緊張が続くと、無意識のうちに呼吸が浅くなりがちになります。呼吸が浅くなるということは、カラダの中の酸素が不足してしまうということ。酸素が足りなくなったカラダに、脳は酸素を送り込もうとします。そして、リラックスした状態をとりもどすために、深い呼吸を促します。

それが「ため息」の正体。実際、「ふうっ」とため息をつくと、ちょっとだけ落ち着くのを感じたことはありませんか?「ため息なんてついて、幸せが逃げるよ。」なんて言われがちですが、実は「ため息にはココロとカラダへのプラスの効果」があるのです。

2.カラダのバランスを整える効果

https://sports-career.jp

「ため息」のメカニズムに深く関わっているのが「交感神経」と「副交感神経」という2つの自律神経です。私たちが生きるために必要なその自律神経は、それぞれ次のような役割を担っています。 交感神経→カラダを活性化させます。血管を収縮させ血流を早めて体中に酸素を送ろうとしてがんばってアクセルを踏む、いわゆるONの自律神経です。 副交感神経→カラダをリラックスモードにします。カラダを落ち着かせるためにブレーキをかけて、休める状態にします。OFFの自律神経です。 ストレスで酸欠状態になったカラダを解消するために交感神経が優位にはたらいている状態がON、深い呼吸を促してリラックスさせようという副交感神経が優位ならOFF。ため息をつくことで、カラダをOFFの状態にできるのです。 ONの状態が続いて自律神経のバランスが偏りかけたところを、ため息をついてその自律神経のバランスを整える、そんな大事な役目を「ため息」は持っていました。

3.ため息は心のデトックス

http://josei-bigaku.jp/

カラダのリラックスはココロにもつながって、息を大きく吐くことで一緒にココロの中もすっきりさせてくれます。ため息も、なんとなく無意識につくのではなく、むしろ意図的に「はあ~」と大きく息を吐いてみると効果を実感できますね。 嫌なものを全部出してしまおう!というイメージです。ため息をつくだけで悩みが解決するわけではありませんが、「よし!」と立ち直るきっかけになりそうです。悩みすぎずにため息をひとつついたら、次の一歩を踏み出してみましょう。ため息はココロのデトックス・・・いやなことの次には幸せがきっと訪れます。

4.ため息のプラス効果をじっくり堪能できるヨガ

http://www.movin-high.jp/

「ため息」という呼吸による、ココロとカラダに効くプラス効果をご紹介しました。呼吸によるプラスの効果をもっと感じたいという方におすすめしたいのが、ヨガです。 いろんなポーズをとったりするイメージのヨガですが、基本は呼吸です。基本の姿勢をとって目を瞑り、ゆったりと呼吸を繰り返します。呼吸に集中することで無心になれるので、終わったときに生まれ変わったような幸せ気分になれるのがヨガの醍醐味。自宅でゆっくり時間をとって試してみてはいかがでしょうか。

5.幸せはため息とともに

ネガティブなイメージのあった「ため息」ですが、ちょっと意識がかわりましたよね。ココロもカラダも繋がっていて、どちらかが疲れるとお互いにフォローしあっていたということ。ココロにもカラダにもプラスの効果があるのですから、「ため息なんかつかないでがんばる!」と意気込まずに、しっかりため息をついて幸せへのステップを踏みましょう。ココロもカラダもリラックスできたら、悩みを解決するいいアイデアが生まれるかもしれません。ただし、ため息をつく姿はちょっと美しくありませんよね。周りのひとも心配してしまいます。ため息は、一人のときにこっそり・・・が鉄則です。





Read more