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ダイエット時に気にするものはどっち?カロリーと糖質の違い


メディデアでは様々なダイエット特集が組まれ、様々なものがブームになっては消え去っています。単に体重が減っただけで綺麗に痩せられない理由や、体重が落ちない理由はどこにあるのでしょうか?カロリーと糖質の違いを知って、今度こそダイエットを成功させましょう。

カロリーを減らせば痩せるは間違い

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カロリーの低いものを食べていれば痩せるという考え方は、今すぐ止めましょう。綺麗に痩せるために大切なのは、体に必要な栄養素を摂ること。カロリーの低いものだけを食べていても、綺麗に痩せることはできません。混同されやすいのですが、カロリーを摂ることと栄養を摂ることは別物です。満腹=栄養をたっぷりとったことにはならないからです。

1日の摂取カロリーを極端に抑えると、体は省エネモードに切り替わります。つまり、わずかなカロリーで動けるようにするということです。一生涯カロリーを抑えた生活をするのなら問題ありませんが、ダイエット後に摂取カロリーを元に戻すと確実にリバウンドします。

カロリーのないものは太りやすい

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カロリーがないのに太りやすい・・・なんだか矛盾して聞こえるかもしれませんね。カロリー0、カロリーオフといった食べ物には、カロリーを下げるために砂糖ではなく人工甘味料が使われています。特に気を付けたいのは「果糖ブドウ糖液」。最も脂肪になりやすい糖分と言われています。

また、人工甘味料は腸で消化吸収されにくいので、体の中で熱源にならず、代謝を上げることができません。ダイエットに体の冷えは大敵です。カロリーのない製品の多くは体を冷やし、代謝を下げてダイエット成功から遠ざかる体を作り上げてしまう可能性が高いので気をつけましょう。

ニューヨークでは常識!太る原因は糖質

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日本で売られているヘルリー商品の多くは、「カロリー0」や「カロリーオフ」。しかし、ニューヨークのスーパーにはそのような表記のものはほとんどありません。ラベルに書いてあるのは、「シュガー(糖質)フリー」「グルテンフリー」「ファット(糖質)フリー」。ニューヨークの人達は太る原因がカロリーではなく、過剰な糖質にあるということを知っているのです。

糖質を摂ると血糖値が上がりますが、膵臓から分泌されるホルモン「インスリン」のおかげで血糖値を下げることができます。適量の糖はエネルギーとして利用されるのですが、余った糖はインスリンの働きによって筋肉に蓄えられます。しかし、筋肉に蓄えておけるインスリンの量はわずかで、そこでも余ってしまった糖質は「中性脂肪」となってしまうのです。

つまり、摂りすぎた糖質=脂肪になるということ。ダイエットで気にすべきは、カロリーではなく、糖質の方なのです。

ダイエット中に糖質を食べすぎちゃったらどうする?

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ご飯や、パン、甘いスイーツなど、糖質たっぷりのものに惹かれてしまうことがあります。それら全てを我慢する必要はありませんし、もし万が一食べ過ぎてしまっても、その後数日で調整すれば大丈夫です。

食べたものが体脂肪に変わるまでは2週間、食べ過ぎた分が蓄えておける期間は48時間程度です。もしも食べすぎてしまったら、48時間以内に調整してください。だからといって48時間断食をする必要はありません。

糖質の多いものを避けるだけでも十分です。糖質を食べすぎた・・・という時には、酵素たっぷりの生のフルーツや野菜+体を温めて代謝をアップする温かい汁物の組み合わせが◎です。

おわりに

産後にカロリー制限ダイエットを行って体重を大幅ダウンさせるのに成功した私。その後、普通の食生活に戻したら見事にリバウンド・・・。綺麗に痩せるためには、カロリーを抑えるだけじゃダメなんだと実感しています。

食事メニューに制限が少ない糖質を抑えたダイエットは、食べ過ぎても48時間以内で調整がきくので、ダイエットによるストレスも少なめ。糖質の量にだけ気をつければいいので、外食続きの人も挑戦しやすいですよ。





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