いま女子

そのイライラは自律神経かも!全部投げ出したくなったときの3つのヒント


気分が優れない日、って誰でもありますが、自分で「ああ、今日は気分が優れないな!」と自覚していることは少ないと思います。
もしくは、毎日スッキリしないことが当たり前になっていると、いつもイライラしていることが普通、みたいになっているかもしれません。
そんな“気分が優れない状態”は、実は自律神経のバランスが崩れている証拠かもしれません。
イライラのほかにも、悲しくなったり、誰とも話をしたくない、という症状もあります。
全部投げ出して、わーっと叫びたい!仕事を放り出して走って逃げたい!爆発してしまいそう!
そんなときにできる対処の仕方があります。

1、全部、自律神経のせいだ

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この抑えようがない原因不明のイライラが、自律神経のバランスだった場合、やる気スイッチみたいなボタンをポチっとすればすっかり治る、ということはありません。

バランスが崩れる、ということは、むしろ「ちょうどいいバランスの状態を保っている方が不思議」です。規則正しい生活をすること、というのは、細い一本のロープを無自覚に綱渡りしていることと同じ。

つまり、バランスが崩れることそのものは、ごく当たり前のことですし、誰かが悪いのでも、何かが悪いのでもありません。

綱渡りと違って、足を踏み外したから落ちて死ぬ、ということはありませんから、徐々にバランスのとれた状態に戻すことも可能です。

もし、他人に八つ当たりしそうになったり、自分自身に対して許せない、めちゃくちゃになってしまいたい、という感情が起こったら、それらは「全部、自律神経のせいだ」とわかれば、幾分納得ができます。

2、イライラしたときこそ体を動かす

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自律神経のバランスが崩れていると、イライラするばかりか、食欲が増し、夜は寝付けない、などの様々な身体的症状も表れます。

イライラするから食べる、太る、それに対してまたイライラする、という悪循環です。
これらを複雑に考えさせてしまうのも、また自律神経のバランスが崩れている証拠です。

このようなときは、意識的に思考をもっとシンプルにしなければなりません。たとえば、「寝付けない、どうしよう」と夜中に思うかもしれません。

そんなときは、布団の中で「どうしよう、どうしよう」と思うのではなく、「寝付けないから諦めて起きてしまう」、「起きて軽くストレッチする」と決めてしまいましょう。

イライラや不安感が増したとき、部屋の隅でじっと耐えるよりも、違う方向に意識を向けることが大事ですから、できれば「体を動かす」ということに集中する癖をつけましょう。

「イライラしたらスクワットをする」とか「不安になったら腹筋をする」など、日常的に行うトレーニングのスイッチとして、活用しましょう。

3、全部投げ出してみる

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「どうしようもないとき」に限って、様々な難題が降ってきたりするものですが、そういうときには何をやっても、やっぱりダメです。

絶好調のときに5分で終わる仕事を、絶不調のときに2時間かける…これほど効率の悪いことはありません。

「あ、イライラする、今日はダメだ」と思ったら、一旦すべてリセットするつもりで、全部投げ出してみましょう。

かと言って、仕事を放棄することは現実的に無理なので、「ちょっとトイレに行ってくる」「一口お菓子を食べる」「好きな芸能人の写真を見る」など、気分転換の方法を用意しておきましょう。

また、「鏡を見る」「冷たい水を飲む」「顔を洗う」「歯磨きをする」というのも、効果があります。

このような対処法は、ルーティンとして身につけておくとさらに効果を発揮します。
イライラして、それを抱えたまま目の前の課題に突っ走る。

これでは、イライラは増す可能性がありますし、満足のいく仕事はできないでしょう。休めるのなら休んでしまうことが一番いいですし、体の外側から刺激を与えることで安定する場合もあります。

思考の切り替えを忘れないで

どうしようもないときは、どうしようもないもんです。だからと言って他人に八つ当たりしたり、人のせいにしたり、また不要に自分のせいにして落ち込む必要はありません。

もっと「客観的に解決する」方に目を向けるべきでしょう。いつも絶好調ではいられない。だからこそ、ダメになったときの自分を救う方法を知っておく、ということが大事です。

「これ」という自分の気分転換方法を身につけて、用意しておくことで、「あ、今自分は自律神経のバランスが崩れているんだ。じゃあ、これをしよう」と、思考を切り替えて行くことが自分のためにも、周囲のためにもなるでしょう。





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