婚活と言ってみたものの、結婚というのは「さあ!結婚相手見つけるぞ!」と探して見つかるものではありません。
また、お店に並んでいる商品の中から選ぶようなもので、比べれば比べるほど「これ!」と言ったものが見つからないのもまた事実。
婚活期間が妙に長引いて、「あの人、いつまで婚活してるの?」みたいに思われたくもないわけで、さっさと終わらせたいってのも本音。
では、長引いてしまった婚活、全然いい人が見つからない場合は、どうしたらいいのでしょうか。婚活を成功させるためには、ただまっすぐ突っ走るだけが正解ではありません。
1、一旦やめる
まず重要なのは、長引くようなら婚活を一旦やめてしまうこと。婚活サイトも解約し、街コンも婚活パーティーも行くのをやめましょう。
「結婚は縁だ」とよく言いますが、こればかりは「頑張ったからどうにかなる」というものでもありません。もしかしたら、結婚しない人生の方が充実している、ということもあるかもしれません。
何か自分に落ち度があるから結婚できないのか?それとも不幸の星の下に生まれてしまった?そんなことが脳をよぎる時もあります。
ただ、結婚はゴールではないので、「相手が見つかったから良かった、安泰だ」ということではなく、結婚したらまた違う課題が次々やってきます。
今はその「結婚後にやってくる課題をクリアするための筋力をつける時期」と捉え、別のことで自分磨きをして過ごすようにしましょう。
2、ダイエットしない
「それって逆効果では?」と思われる人もいるかもしれませんが、「いっぱい食べてどんどんデブれ!」という意味ではありません。
長引く婚活期間、なぜか次々売れていく女の子と、そうでない女性にくっきり分かれる瞬間を感じたことがあるかもしれません。
これは“見た目が美人”というよりも、「幸せオーラを発している女性には、男性が群がる法則」が働いています。
たとえば、同じくらいの美人がふたりいて、ひとりは「いかにも幸薄そうな人」、もうひとりは「とにかく明るくて楽しい雰囲気の人」だとします。
すると、どうしても明るくて楽しげな女性に人が集まるのは必然です。これは美人だとかスタイルがいい、ということに関係しません。
もし婚活が長引くのなら、これからは「美しく見せる」よりも「幸せそうに見せる」方が効果的なのです。
そのために、好きなもの(スイーツとか)をダイエットのために我慢しないで、美味しそうに食べることを心がけたほうが、男性は寄ってきます。
3、コミュニケーション能力を鍛えろ
婚活中、いい人は現れなくても、知らない人と出会って知り合いになる、くらいのことはたくさんあります。これらは全部、学びの場です。
結婚生活とは何か、と突き詰めると、結局は赤の他人同士が共同生活をする、ということですから、「愛とか気持ち」と言う前に、「どう伝えるか・受け取るか」というコミュニケーションが大変重要です。
今まで仕事人間で、家と職場の往復、一人暮らしの根暗なOLが、結婚したからと言って急に明るい主婦になれるか、と言ったら大間違いです。
結婚後のためのスキルを磨く、ということは、言い換えればそのまま婚活のスキルを磨くことにも繋がります。
「良い相手を見つける」ということよりも先に、「自分のコミュニケーション能力をアップさせる」ことで相手を高めることができる、ということに気づきましょう。
なんでもない普通の男性を、素晴らしい男性にするのは、隣にいる女性のコミュニケーション能力です。
婚活が長引くようなら、今よりもっとコミュニケーション能力を鍛えて、自分を素敵に見せる、相手を素敵に演出できる女性になれる努力をしましょう。
なぜ婚活が長引く?
婚活が長引く原因は様々ですが、「まったく出会えない」「いい人が全然いない」と言っている人ほど、きちんと相手を知ろうとしない、自分の理想のメガネをかけて見ている場合が多いようです。
可能性がそこらへんにたくさんあるにも関わらず、それに気が付けないのはもったいないですし、逆に、可能性がたくさんありすぎて迷ってしまうのも時間の無駄です。
「婚活」という言葉で縛らないで、もっと自由に楽しむ方が、本来の「結婚の縁」に近づけるんだと思います。