いま女子

人よりも繊細で敏感で不安ばっかりな人。HSPって知っていますか?


なんだか生きにくい…、いつも悩んでばかりいる、人からは「気にしすぎ」「心配しすぎ」と言われることが多い、どこか楽しく生きることが出来ずに、不安ばっかり抱えちゃうという人。HSPである可能性があります。

自分と向き合い、受け入れることも大切です。

HSPって?

そもそもHSPって聞きなれない言葉ですよね。

HSPとは、Highly Sensitive Person の略で、「過度に敏感すぎる人」のことを指します。感受性がとても強くて、繊細な神経の持ち主であり、そのせいで周りと違うとか、不安を抱きやすいと思いやすいんです。

神経質であったり、極度に恥ずかしがり屋であったり、人前で発表しなければならない時に過度に緊張しちゃったり。こうしたことはHSPという特性を持って生まれたからである可能性が。

実際に5人に1人はこの特性を持っていると言われていて、繊細であったり敏感であったりということが原因で、生きづらさを感じることが多いです。

一般的な人にとってそれほど問題と感じることでなくても、HSPの人にとっては重大な問題となることもあり、そこには感じ方、捉え方に差があります。

だからこそ、現代社会で生きづらさを感じ、更なる不安を抱くようになってしまうのです。

性格とは違うことを理解すべき

もし自分が当てはまるという人は、今まで自分の性格や生き方のせいだと思い込んでいると思います。しかしこれは性格のせいでもなければ、生き方が間違っていたという問題でもありません。持って生まれた才能のようなもので、人よりも感じやすい、人よりも繊細・敏感であるというだけのことなのです。

性格のせいだと思い込んでいた人は、きっと「自分が悪い」とか、「性格を直したい」とか何回何十回と思ってきたと思います。自分のせいだと思い込んで、余計に生きづらさを感じていた訳ですから、今後はHSPを一つのプラス要素として考えることで、前向きになれるかもしれません。

繊細・敏感だからこそ出来ること

人よりも繊細で敏感だからこそ、人の気持ちに気付いてあげることが出来たり、危険を察知して回避したりということも出来る訳です。

こうすればあの人はこう感じるはず、こうすればこうなるはず、ということを感じ取れるプラス要素と捉えましょう。

繊細だから他人に優しく出来たり、敏感だから他人の気持ちを理解出来たりと、悪い面だけではありません。これを活かして、人間関係や仕事に活かしていけば良いのです。

人よりも劣っているとか、人と違うと捉えるのではなくて、「自分の長所」として受け止める必要があるでしょう!

捉え方次第では前向きにもなれるし、自分にしか出来ないことも多いと気付けるはずです。

最後に

自分がHSPでなくても、周りに「この人いつも気にしすぎ」とか、「いつもマイナスに考えすぎ」という人がいるかもしれませんね。ただその人にとってはとても重大で難しい問題だと感じているかもしれないことを覚えておきたいものです。

人によって捉え方は異なるものの、もしそれが性格のせいでないとしたなら、改善ではなくプラスに持っていく意識が必要なのです。

周りは「それはダメでしょ」「そんなんでは生きていけないよ」と否定するだけではなく、肯定し認めてあげることも必要です。否定することで、またそれを気にして生きることになり、どんどん苦しめてしまうこともあるのです。





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