彼氏がいつもお酒の力を借りないと積極的になってくれない…なーんて、意気地なしの彼氏を持つと、いろいろ気苦労も耐えませんが、言い換えるとそれは「彼の優しさ」です。
きっと彼は、“ある一線”を超えるために、ものすごく気合を入れないと飛び越えられないと考えているのでしょう。失敗が怖い、嫌われたくない、彼女を傷つけたくない。
結果的にどうであれ、「ふたりの関係を壊したくないから行動を起こすのが怖い」ということに違いはありません。不器用な彼の優しさです。
では、そんな“何かに頼らないと一線を越えられない彼氏”が積極的になれるようにするためには、彼女側はどのような配慮をしたらよいのでしょうか。
1.失敗してもいいと伝えよう
もし、失敗したら指摘され、笑われたらどう思うでしょう。とても傷つきますし、もう二度と失敗したくない、とより一層緊張度が増すかもしれません。
お付き合いをしているふたりの間に、ある程度の緊張感があるのは良いことかもしれませんが、“失敗できない雰囲気”があるのは、あまり良い傾向ではありません。
相手に緊張をほぐすときに、あえてこちら側が失敗してみせる、という方法があります。「ほら、失敗してもいいんだよ」と相手に伝えるためです。
また、失敗しても許される空気を作るためにも、普段から「失敗しても許してね、あなたが失敗しても気にしないから」と言葉で伝えることが大事でしょう。
2.彼にばかり積極的を求めない
男性に積極的になってほしい！と思う女性は多いですが、昨今の傾向を見ると、「自分から積極的になれない！」という男性は増えています。
そのため「私の彼氏、全然積極的になってくれないけど、もしかしてうちだけ？」と不安になるかもしれませんが、そうではありません。非積極的な彼氏は多いです。
ではどうするか？この場合、女性から上手に甘えることが必要になります。彼をその気にさせ、尚且つ彼に舵を取らせつつ、誘導します。
やり方は簡単。彼氏に「お願い」するだけでいいです。たとえば、「ちゅーして？お願い！」でもいいでしょう。すると、彼は「しょうがないなあ！」としてくれるでしょう。
言いだしっぺは彼女なので、もし失敗しても彼に非はありませんから、彼は自由に動けるのです。また、お願いしてしてもらったことは、終わったあとに褒めましょう。この場合、「ありがとう。ちゅー上手だね」などです。
3.彼の話をよく聞いてあげる
人は誰でも、自分の話をきいてもらいたいものです。自分の思ってること、過去の思い出や自慢話まで。彼氏もきっと同じでしょう。
彼氏の話したいことを、好きなだけ話してもらって、その話に興味深げに聞き入りましょう。「あなたの話おもしろいから、もっと聞かせて？」という姿勢で。
すると、彼氏は「彼女は俺の理解者だ！」と思うので、彼女と精神的な距離が縮まります。そのことによって、「この関係が壊れるのでは？」という恐怖がなくなります。
ただ、多くの場合、女性の方がおしゃべりで、彼に対して「ねえ！きいて！きいて！」と迫る場面が多いので、自分の欲求をぐっと我慢する必要があります。
彼が安心して自分の話を語れる相手になることができれば、彼はお酒の力がなくても積極的になってくれるでしょう。