いま女子

まだ恋をしてもいいですか?シングルマザーの恋愛事情


若い頃に結婚したものの、結婚生活が上手くいかずに離婚したという人もいることでしょう。結婚生活の間に子供が生まれ、これから幸せになるであろうと想像していたのが一変、シングルマザーとなってしまった女性。

母親となっても尚、恋をして良いのか葛藤している人も少なくないようです。

第一に子供のことを考えるべき

当たり前の話ですが、シングルマザーであるということは既に人の親であるということ。

子供を優先にしなければならないし、子供の存在を否定するようなことがあってはいけません。

たまにニュースなどで聞かされる現実は、「交際中の男性によって子供が暴力を…」「子供が犠牲に…」などという、実の親ではない人からの虐待

ひどいものでは、母親である女性が一緒になって子供に虐待をしていたというものも聞きますよね。

恋愛すること自体は、シングルマザーであっても問題ではない。むしろ支えになってくれる人、大切にしてくれる人であれば、新たなスタートとして捉えることも出来るかもしれません。

しかし、子供にとって幸せと呼べる環境ではない、子供が無理をしなければならない、子供が不快な思いをしてしまう可能性があるという場合、話は別です。

自分が恋愛することによって、子供が犠牲となってしまうような恋なら、それは諦めるべき

子供を守れるのは、子供を幸せに出来るのは、シングルマザーとなった母親なんです。

子供の話をきちんと聞くこと

シングルマザーであっても恋をする機会はあると思います。

ただ恋に夢中になっている状態だと、子供の話を聞かないでしまうこともあるでしょう。

例えば男性に裏表があって、自分を交えてその男性と一緒に過ごしている姿と、子供と男性とだけでいる時の姿に二面性があるかもしれませんよね。

皆が一緒にいる時は、とても優しい男性に見えたり、子供のことを大事にしてくれそうな印象を持ったりと、良いものばかり目にしている。でも、自分がその場から離れている時や一緒にいない時、その姿が豹変して、上から目線で命令してきたり、批判してきたりってこともあり得ます。

その事実を知っているのは、姿を目の当たりにしている子供だけ。

もし子供が「あの人嫌だ」「あの人怖い」等、気になるような発言をしたときには、きちんと“親として”話を聞いてあげるべきです。

恋に夢中になってしまっていると、「そんなことないよ」とか「あなたが心開かないから」と子供を説得する立場になってしまうでしょう。しかし、これが後々子供を不幸にしてしまう結果だったら??

子供の話をきちんと聞く。どうして嫌だと思ったのか、どうして怖いというイメージを持ってしまったのか、子供の目線になって一緒に考えるべきです。

自分一人だけの問題ではないことを忘れないで

シングルマザーの期間が長ければ長いほど、様々な苦労もするだろうし、様々な悩みや問題も抱えながら生きてきたはずです。

一人の女性として、支えてもらいたいとか、守ってもらいたいという気持ちを抱くことは当然かもしれませんね。その思いが強くなりすぎると、母親という意識以上に「」であることを意識してしまいます。

女であるということを意識しながら恋をしてしまうと、子供が見えなくなってしまうことも少なくありません。

恋をすることはシングルマザーでも自由。ただ恋をしてその先に進むのであれば、自分一人だけの問題ではないことを必ず頭に入れておくべきですよね。

「親の言うことは絶対」とか、「私が決めたんだからついてきなさい」とか、自分だけの判断になってしまっては、ただ子供を巻き込んで自由にしているだけ。巻き込まれた子供にとっては、苦痛でしかないこともあるんです。

シングルマザーの恋には、そこに「一人ではない」という意識と、「母親である」という意識を持つことが前提となるでしょう。

これがなければ虐待を防ぐことも出来なければ、子供が幸せになれることもないはずです。

シングルマザーの恋では自分の意思だけではなく、子供の意思も大切にすべきなのです。

ある意味これはシングルマザーで恋をする上では条件と呼べるかもしれませんね。ただこの条件をクリアできた先には、今まで以上の幸せが待っていることだってあるのです。





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