今の仕事が自分に向いていないと気付いた時、新たな自分を見つけたいと思った時、社内の雰囲気に耐えられなくなった時。色んな状況で転職を考える機会はあるでしょう。
もし、転職することに決めたら、次のステップに向かって考えていきましょう!
転職の面接で見られているポイント
ポイント1 転職しようと思ったきっかけ
必ず転職面接で聞かれるであろうこの質問。
なぜ転職しようと思ったのか、なぜそれまでの仕事を辞めようと思ったのか、という質問は必ず準備しておいた方が良いでしょう。
転職しようと思ったきっかけを聞くことで、その人が仕事に対してどのくらいの情熱を持っているのか、また忍耐力があるか、向上心があるか、といった様々な点を見られています。
もし転職先の仕事をずっと夢に見てきたとか、やりがいある仕事ではないかと思って転職を希望したのであれば、そのまま答えて問題はないでしょう。
しかし、例えば前の職場の人間関係が悪かったからとか、なかなか努力が報われなかったから、という理由ではマイナスイメージがついてしまうことも。
出来れば転職面接の際は、前向きな姿勢が感じられるように努めること。
その姿勢すら見られているのです。
ポイント2 前職で、何を得て、何を与えてきたのか
転職する際は、転職先のことばかり考えてしまうもの。
「どんな仕事なのかな」「会社はどんな雰囲気なのかな」不安と期待がいっぱいで、前職のことを意識しないで面接に臨む人もいるかもしれません。
ただ、アラサーになっての転職となると、それなりに得ているものがあるはずと面接官は期待しています。
よくある質問が、「前の仕事で経験出来たことは?」「前の仕事で得られたものは?」「今後活かせそうなものはありますか?」という前職に関する質問。
ここで言葉に詰まってしまう人は意外と多いです。良く見られているかな、という意識からか、転職先のことしか見ておらず、前職のことはもう割り切っている人って多いですよね。
ここでも仕事への情熱だとか、ひたむきさというものを見られています。
得られたもの、活かせるもの、貴重だと感じたもの、こうしたことを整理しておきたいものです。そして「得たもの」が言えても、「与えたもの」が言えない人が多いです。
何に貢献できたのか、何を後輩に教えることが出来たのかも今一度考えてみましょう!
ポイント3 部下や年下への対応を聞かれることも
「もし採用となった場合、数多くの年下の先輩が存在しますが、どのように対応しますか?」と聞く面接官もいるようです。
確かに、この年齢での転職となれば、年下の先輩という立場が少なからず存在するでしょう。
この質問では、その人のプライドの高さ、平等性、人としてのマナーなどを見られています。
自分が逆の立場だったら…と想像すると良いですね!急に年上の後輩となる人が入ってきて、傲慢な態度をとられたり、慣れ慣れしく接してきた。こう考えれば相手がどう感じるのか分かるはずです。
ポイント4 自己PR
「最後に自分のPRをしてください」と言われますよね。
やる気や情熱を見せようと、転職先でやれそうなことを発したり、目標を掲げてアピールする人も多いでしょう。
ただ、ここで忘れていけないのが、PRの流れ。
アピールしようとするあまりに、話がまとまっていなかったり、考えている間が長く生じてしまったりと、スラスラいかないこともありますよね。
自己PRでは、もちろん自分の取柄だったり、自慢できるものを公表できる場。
ただ面接する側は、流れを見ている、プレゼンの仕方を見られていることもあります。
特に営業だったり、取引先とのやりとりが頻繁に行われるような会社では、このプレゼンが重要なポイントとなるもの。自己PRを聞くことで、その人の話の進め方だったり、まとめ方を見ることが出来ますよね。
あまりにガッチリと文章を決めすぎて暗記のまま言おうとすると、応用がきかなかったり途中で忘れてパニックになってしまうことがあります。
暗記している内容を基に、アドリブを加えて相手が理解しやすいよう自分をアピールしたいものです!
まとめ
転職しようと決めた後、初めにやってくる緊張の場面はこの面接ですよね。
この面接をすり抜けない限り、新たな生活はスタートできません。
面接官にどこを見られているのか、どういった見られ方をしているのかを把握しながら、質問に回答する内容を用意しておきましょう!!
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