いま女子

コスパの良いオンナになる!一緒にいるとプラスになると思う女性の特徴


今の世の中、どこへ行っても「コストパフォーマンス」を求められます。安くて高品質であることが、モノの価値になっているようです。

“人間の価値”はお金に換算することはできませんが、仕事にしても友人関係にしても、ある意味では“利用価値のある人間”でなければならないのではないでしょうか。

「この人と一緒にいることが、自分にとってプラスになるな」と思われる人になることが、相手に利益をもたらすことができる人=人気者・人に好かれる人、なのではないでしょうか。

では、厳しい下克上の社会で生き抜くために、“この人と一緒にいたいな”と思われるためには、どうしたら良いでしょうか。

コスパの良い女その1:話を聞く人になる

コスパが良い女、と聞くとなんだか人を軽視したようなイメージかもしれませんが、相手に対して「ああ、この人は価値のある人材だな」と思わせることができるかどうか、というところがミソです。

たとえばそれが友人であったとしたなら、「一緒にいるとリラックスできるな」とか、「趣味が似ているから話が合うな」とか「ずっと同じクラスの同級生だから、昔話がリンクする」などというのも、“友人として価値がある”と言えるでしょう。

逆に言えば、「なんだか陰気な感じがして、一緒にいたくない」だとか、「人の悪口ばかり言うから話をしたくない」みたいな場合は“コスパが悪い”ので、一緒にいる時間を無駄と感じしてしまいます。

相手を満足させるコストパフォーマンス

友人や同僚というのは、お金を払って一緒にいてもらうわけではないので、その対価として使用されるのは“時間”です。

大好きな友人と一緒にいる1時間は、大変有意義なものですが、嫌いな人と一緒にいる1時間は苦痛かもしれません。そういう意味で、相手に満足感を与えることができる人であれば“コスパの良い女”と言えるでしょう。

まず「人の話を聞ける人」というのは、コスパの良い女には最優先事項です。というのも、人は基本的には「自分の話を聞いてもらいたい!」と思っています。女性はとくに、話をすることでストレスを発散します。男性だって、自分の夢から愚痴まで、言いたいことは山ほどあります。

「相手を満足させる」と考えたとき、自分発信で何か話題を提供するよりも、「あなたの話を聞かせて」と聞き役に徹する方が、相手の満足感を満たすことができます。

このときに「面白い話聞かせて!」ではなく、「下手くそでもいいから、面白くなくてもいいから、あなたの話を聞きたい!あなたを知りたい!」そして、その話がどんな内容であったとしても、しっかり理解し、興味深い話として受け取る姿勢が大事。

話をする側の立場に立ったとき、とりとめのない話を興味深げに聞いてもらって、「あなたの話は面白いよ。とても価値のある話だったよ」と受け止めてもらえたのならば、きっとそこには「存在価値を認めてもらえた!」というプラス効果が生まれます。

自分の価値を高めてくれて、好きだと言ってくれる人であれば、「私もあなたのこと好き!」という気持ちが生まれます。ここに“利用価値”が生まれます。

コスパの良い女その2:自分の都合を最優先できる

コスパが良い…とは、自分を粗末にする、自分を卑下するような自尊心のない人ではありません。自分のことを一番に大事にすることができない人は、他人のことも大事にできないからです。

よく「私は自分のことをさておいて、みんなの為に身を粉にして働いているのに、みんな認めてくれないし、どんどん奴隷のように扱われる!」と言っている人がいます。

本人は、みんなのために自己犠牲しているつもりだとは思うのですが、いざというときに自分を優先できない人は、他人からも大事にしてもらえません。

たとえば、お母さんなどがその代表です。夫やこどもに尽くすのは良いのですが、「いざ病気になっても誰も看病してくれない!」と嘆きます。これは普段から、“個人としての尊厳”を主張しないことに原因があります。

自分の適正価格を値下げしてはいけない

トイレ行きたいな~代わりに行ってきて?とか、お腹すいたから代わりに食べておいて?ということはできません。自分のことは自分でやらなければなりません。この手紙ポストに入れておいて、くらいなら代わりにやってあげることはできます。

ということは、誰かに頼まれても「それは私はできません、自分でやってください」と拒否しなければいけないライン、というのが存在します。それが母親であろうが、恋人であろうが、部下であろうが、です。

どんな場面でも、「ここから先には入ってこないでください」という線引きを明確にしておくことは、商品を販売する上での「これ以上は値下げできません」と同じです。

自分の適正価格を設定し、それを守ることができる人には、必ず価値を認めてくれた固定客が付きます。もし「ねえ、もっと値下げしてよ、ほかの人はもっと安いよ?」と言う人がいても、値下げしてはいけません。値下げ交渉をしてくる人に安く売っても、大事にはしてもらえないからです。

安くて質の悪いものが出回っていますが、安い=コスパが良いというわけではありません。適正価格で質の高いものを提供することができる人でなければ、相手を満足させることはできません。

コスパの良い女その3:多様性を否定しない

世の中にはいろんな人がいて、好き・嫌いもあって、全員と仲良くなるということはできません。ですが、みんなから好かれる人はいます。なぜでしょうか。

みんなから好かれる人は、みんなのことが好きな人です。つまり、「みんなを否定しない姿勢」が自己肯定に繋がっています。いろんな人がいていいよね!=私もいていいよね!なのです。

少数派を否定しないこと

私の友人は、私を否定しない人でした。というのも、私の好物はミョウガで、エビフライは尻尾まで食べる派なのですが、このことを人に話すとよく「変だね」と言われます。でも、友人は「いいんじゃない?」と言います。

正直、この言葉に救われました。世の中には“少数派”と呼ばれる人がたくさんいます。というか、集団なんて“少数派”の塊なんだと思います。全員の意見が一致することは、まずありません。

「パクチーが好き」とか「チョコミントが好き」と言えば、鼻で笑って「えー?そうなの?変わってるね!」なんて言われた経験、誰もがあると思いますが、そんなことを言われても気分が悪いだけです。

そこで「あんたみたいな人がいてもいいんだよ」と肯定できる人と出会うことができれば、それだけで目の前が明るくなったように感じるのではないでしょうか。そこに人間関係の上での価値が出現します。

否定から入るのではなく、肯定から入る。理解できないからと切り捨てるのではなく、理解しようとする姿勢でいること。これによって自分の気持ちも楽になりますし、印象も良くなります。

コスパの良い女その4:連絡はマメであれ

利用価値が高い人材でも、あまり連絡をせず疎遠になってしまうと、価値がなくなります。と言うと、なんだか腹黒い人みたいですが、定期的に会ったり、メールしたりする人とは、自然と仲良くなりますよね。

ここで言う利用価値とは「あの人、元気かな。また会いたいな」をさします。お金を搾取する、ということではなく、「あの人の顔を見て元気かどうか確認したい。満足したい」みたいなことです。

そのため、人から好かれる人は、すごく連絡がマメです。「最近どう?」とメールが来ると嬉しいものですが、挨拶をしたり、メールを送ったり、というのは“お金をかけずに手間をかける”行為です。

人間関係に手間をかける人になる

メールを送ったり、手紙をかいたり…というのは、お金どうこうより手間がかかります。面倒な作業です。ただ、面倒な作業なだけに、受け取った側は「私のこと大事にしてくれてる!」と感じます。

いまだに学生時代の友人から手紙がくると、「覚えててくれたんだ!」とちょっとうるっとしますが、価値の高い人というのは、このような手間を惜しまないことで、相手の価値を高め、同時に自分の価値を高めています。

メールや電話、手紙でもそうですが、毎日ではないにしろ、何かあるごとに「どう?元気?」と連絡をすることはもちろん、職場でも「そういえば、指怪我したって言ってたけど大丈夫?」とか、「今日元気ないね、なんかあった?」と声をかけることが大事。

お金をかけずに手間をかける。手間を惜しむとコスパが悪くなる。ということで、“人に好かれる”コスパの良い女になるには、これらの日々の行動に「手間をかける」ことによって実現します。嘘だと思ったら、さっそく今日から試しに実践してみましょう。





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