「星野源に屈しない女の会」っていうのがツイッター上にあるわね。逃げ恥の平匡さんにはハマッたのはみとめるけど、「(メガネをはずした)星野源のファンではない」。
そもそも「星野源さんにもハマったら負けな気がする」。
……とまぁ、すんごい鋭角の「上からコメント」が並んでるわ。
ロリエの回りにも「星野源に屈しない女の会」の会員っぽい女がいるの。
「じゃ、あなたがガッキーだったら、星野さんに堂々と(?)屈せるのかしら」
って定番の質問をなげかけたら、
「もっとスペックの高い男を狙いに行きます!!」って星野源は秒殺されてたわ。
そうそう、コレこそ女子世代って感じ。良くも悪くもヘンに客観的。
自分のことはとりあえず横において、ひとまずメンズを値踏みする能力だけはすごい……。
冷静なのはいいのよ~。
いい条件≠金メダル。
たぶんこういう女が、今期は「タラレバ娘」を見て、悶絶してるんでしょうねぇ……。タラレバって、主人公たちの恋愛レベルが、二十代はじめで止まってるのがイタいんだよ。
そのくせ「経験」の数はたぶん、けっこう多い(惨敗ばっかりだけど)。
そして、ヤバい。
彼女たちみたいなタイプは女性よりも、人間として生きるのが大事だと考えすぎてるから、仕事や友情を大事にする。でも、女としてのシアワセについてはあんまりしっかり考えてないし、経験もできてない。
そういう女はさ、地元に残って、早々と結婚しちゃった中学時代の同級生の女の子を、見下すまではなくても「うーん、イマイチ☆」みたいな目でみちゃうクセがある。
恋愛は、フィギュアスケートじゃないんだから、高得点が可能な「条件」さえ揃えば金メダルもらえるわけじゃないんだけどね~。
自分のレベルや価値の査定間違えてない?
学校出てからは、お仕事とか、世間的に「◎」を貰いやすい生き方をこれまでしてきて、女性としてはあんまり成長できなかったタイプもわりと要注意。
キャリアウーマンです! とドヤ顔でなんでも帳消しできるのは、ブルゾンちえみだけよ? そもそも35億(と5千万だっけ)の男がいても、本気でアナタが好きになれる男が一人もいなければ、シアワセにはなれないの、わかってるでしょ?
あとね恋愛してる自分を、リアルなものとは考えられないのも怖いクセね。
どこか自分以外の誰か、みたいに思っちゃう。だから、男にうまく関われない。恋愛関係があまりうまく結べてないのに、責任取って! もう私◎歳なんだから結婚して! って次のステージには登ろうとする(キャリアウーマンは負けず嫌い)
こういう論理の飛躍にメンズはついていけません。
あるいは、そういう見せかけの自信すらなくて、ずっとヘタれている。私なんかって自分のことを見切り品扱いしてる。
女子世代の女は二極化してるわよね。
でもさ、これらすべてが男にとっては「?」の連続で、最終的には関係までヘタれて、終わってしまうわけよ。
現実は甘くない!…アナタの人生はドラマじゃない
タラレバのドラマ版って結構、毒抜きされてるわよ。漫画版ではあんなにみんな美人じゃない(笑)。
そしてわりと指摘されてるように、原作は33歳とかなんだけど、ドラマ版はたぶんスポンサーとかの「大人の事情」で、女優さんは28歳とかなの。世間の冷たさを感じなくていいマスコミの「配慮」に甘えてると、あとで死ぬわよ~?(笑)
そういうマスコミの配慮なんて、事故現場を写さないのと同じだから。
やさしさっていうより、33歳の女の価値は、28歳の女より(自主規制)ってことなんだもん!
張り合うのはおーしまい、イイ女の人生とは。
そもそもみなさま、年末年始、いかがお過ごしでしたでしょうか!
女の人生の価値が問われる日々でしたね!!
「今年は彼氏つれてきてくれるの? おかあさんもおとうさんもいつでもウェルカムよ」ってイヤな爆撃を食らった方。
「子供は続けて産んじゃったほうがラクよ~」とか、兄嫁とかにさらっと毒ガス撒かれた方。
紛争地帯(実家)からは距離を置いて帰らず、テレビで逃げ恥の録画を見ていた方。
結局、家族は世間のはじまりだけど、世間にはりあってみたら、とにかく疲れるわよね~。
だから、自分に「イイね!」ってボタン押せる程度に納得できてたら、それこそがイイ女としての人生なんだってロリエ思うわけ。だから今年は他人を納得させるため、じゃなくて、自分がシアワセだと思える基準を見つけていきましょう!