いま女子

大好きだけど疲れる!タイプ別・彼氏との上手な付き合い方


好きで付き合ってるのに、なぜか疲れる。とくに頑張って合わせているつもりもないけど、この疲れの原因は何?

個性の強い彼氏を持つと、彼女は大変なようです。

好きだから当然別れたくはない。この疲れ、なんとかならない?ということで今回は、大好きなのに疲れてしまう彼氏との“上手な付き合い方”を、彼氏のタイプ別でご紹介します。

この疲れが解消できれば、きっと今より気楽に交際できるはずです。

マイペースな彼…周囲巻き込み型

自分のペースがあることは良いことです。それは長所でもあり、短所でもあるのかもしれません。思いついたら即実行!もしくは、周囲が動き出しているのに一向に動き出す気配がない。

たとえば、急に「俺、明日からニューヨーク行くわ!」という場合もマイペースですし、「あんたいつになったら就職活動するの?」というタイプもマイペースです。

そのどちらも、彼女にしてみれば「マイペースすぎる!」疲れの原因となります。

マイペースにもパターンがある!記録してみよう

マイペースな彼とは言え、いつも激しく動いてばかりではなく、また一切動かないわけでもありません。彼らは自分のペースを守り、それが自分のリズムであって、心地よいのです。それを責めることはできません。

ということで、彼女としては「また?」って感じだと思いますが、このマイペースにもパターンが存在します。女性で言うところの生理周期みたいなものです。このパターンさえ掴んでしまえばこっちのもの。

できれば彼氏に関する日記(メモのような)をつけてみましょう。「そういえば3ヶ月前にも似たようなことがあった」と分かれば、むやみに振り回されることはなくなります。

感情の浮き沈みが激しい彼…ヤンデレも含む

にこにこしていた、と思ったら急に泣き出す。感情の起伏が激しい彼を持つと苦労します。イライラの感情もストレートに表現しますし、表情もコロコロ変わるのではないでしょうか。

また、ヤンデレ気味の彼もこれに含まれます。彼は自分の感情に素直で、感受性が強いのです。それ自体は、その人の魅力であると言えるでしょう。

全部に付き合わない!彼氏のような気分で

感情の浮き沈みが激しい…と言えば、月経前症候群(PMS)の女性などもそうですが、はっきり言って生理前になると自分の感情をコントロールするのが難しくなります。彼も同じです。

それが何かしらの疾病なのか、元からそうなのかはさておいて、近くにいる人は「振り回されている、迷惑」と思うことも少なくありません。

このタイプの彼と付き合う女性は、彼の言っていることをまともに受け取らない方が良いでしょう

頭の中で考えていることがダダ漏れなので、言葉も表現も厳選されているわけではないからです。大人で紳士のやさしい男性が、女性に対して「そうか、君は悲しいのか。もっと泣いていいんだよ」みたいな包容力を発揮すると、彼は「守られている」と感じて安心します。

男女が逆転したみたいな付き合い方をして割り切った方が、お互いに楽ですし、彼に対する過剰な期待(彼氏としての仕事してよ!みたいな)を捨てたほうが、うまくいきます

束縛が激しい彼…嫌ではないけれど

束縛が激しい彼氏も疲れます。束縛されると「愛されてる」って感じがして、嬉しい反面、「いやいや、そこまで私のこと信用できないの?」みたいに思うこともあります。

束縛はバランスが大事…彼も束縛されたい

男女関係がうまくいく条件として「お互いの好意の数値が同じ」というのがあります。彼氏から100好きがあって、彼女からも100好きがあると、うまくいっている状態、ということです。

これが、ふたりとも50好き、でもいいのですが、うまくいっていないときは「彼70好き、彼女40好き」みたいに温度差が生じるのです。

彼の束縛が激しく感じるのは、この「彼70好き、彼女40好き」みたいにバランスが悪い状態です。彼は手応えが欲しいんだと思います。もし彼の束縛を激しいと感じたら、同じだけの束縛を彼にしてあげることです。すると、少し緩和できるでしょう。

優しすぎる彼…どうしてそんなに優しいの?

どうしてそこまで優しいの?今まで付き合ったことがないくらい紳士な彼。え、普通そこまでする?どうして怒らないの?その優しさが逆に怖い!

彼氏が優しいのはいいことですが、あまりにも優しいので不安になったり、怒られたいのに怒ってくれなくて手応えを感じることができずに疲れてしまう…という女性も多いです。

彼は仏様…しっかり感謝して

私の知る限り、本当に穏やかで怒らなくて、いつもにこにこしている優しい仏様のような男性はいます(何か裏にある、とかじゃなく)。彼はおそらく、そういう人なのです。

ただ、本人は無理しているわけではないのですが、フラストレーションは少なからず貯まるので、あまり無理難題を押し付けるようなことはやめましょう。

彼は仏様(比喩)なので、しっかり感謝しつつ、こちらからも「何か無理してない?言いたいことあったら言ってね」と促してあげることが大事。付き合っていて疲れてしまうのは、彼の優しさを疑ってしまうからです。

物静かな彼…ちょっとは何か話してよ

男は物静かな方がいい、みたいなことも言われますが、何も話してくれないのも問題です。無口で口数の少ない男性もいます。「まるで私が独りごと言ってるみたいじゃん!」と疲れる女性も多いです。

自分から何か話をしてくるでもない、会話してても返事だけ。これって付き合ってるの?と、一人相撲に疲れてしまった女性はどうしたらいいのでしょうか。

面と向かうのではなく協力して進むカップルへ

相性が悪い、と切り捨ててしまえばあまりにも一刀両断ですが、実はこのような「女性ばかりペラペラ話をして男は黙っている」というタイプのカップルは多いです。

さらに言えば、このような夫婦が多いので、もしかしたら“結婚に向いている”のかもしれません。

恋人としてお付き合いをする、って面と向かってお互いのことを見る作業です。一方、結婚すると、ふたりが協力し合って、目標に向かって一緒に進んでいく作業です。

無口な彼とお喋りな女性は、タッグを組んで歩いていくパートナーシップとしては、かなり強力な相性となります。今はまだ、女性が彼に「ねえ!聞こえてるんでしょ!こっちを向きなさいよ!」と言っている状態。そりゃ疲れます。

彼と手を取り合って、一緒に歩き出した時に「ああ、この人と一緒でよかった」と思えるはずなので、あまり彼の無口さを批判せず、「凸凹コンビはうまくいく」と自信を持ってください。

愛情表現が激しい彼…わかったから少し黙れ

無口な彼とは逆に「好き好きー!」が激しい彼もいます。小さな子供みたいに、溢れ出す感情をセーブできない男です。これはこれですごく疲れますし、何より嫌なのは「いいじゃん、それだけ彼氏に愛されてるってことでしょ」と周囲に理解してもらえないことです。

好意を持ってもらえる、ということは幸せです。そりゃあもう、ありがとう!サンキュー!でも、過剰な愛情表現に疲弊してしまう彼女も少なくないのです。

今自分はどう思っている?受け止め方を冷静に

「好き!」「愛してる!」と言われると、嬉しいですよね。でも、四六時中言われると雑音に聞こえてきてしまいますし、そんなに表現しまくってたら、ひとつひとつのありがたみが減ってしまいます。

つまり、彼は愛情表現の仕方が下手です。とは言え、「やめて」と言ってもやめてくれませんし、彼は傷ついてしまいます。あとは、受け取る側の彼女がどうするか。

ここでひとつポイントがあります。聞き流す、というのは難しいのです。自分に関係することだから。そうではなく、彼の言葉を受けて、今自分がどう思っているのか、しっかり言葉にして思い浮かべてみてください。

それが「イライラする」でも「ありがたい」でもいいのですが、今自分が彼の言葉を受けてどう思ったのかを明確にして、「そうか、私は今イライラしてるんだ」と自覚するだけで冷静になれます。

メールや電話が多い彼…女子高生か

メールや電話がマメな男っています。大雑把な女性からすれば、「1日1通でよくね?」みたいな感じですが、「今仕事の休憩中だよ」とか「雨降ってきたね」みたいなメールが来ると、「返信めんどくせ」と思って疲れてしまいます。

毎日電話する必要はない、と考えている女性にしてみれば、毎日電話してくる男性が段々とストーカーみたいに見えてきたり。“うんざり”という言葉がぴったりなのではないでしょうか。

ルールを決めて…お付き合いにはマナーが大事

これに関しては「どちらかが我慢すればいい」という問題ではありません。恋人としてお付き合いする、ということはある一定のルールが必要です。それが「お互いの負担にならないこと」です。

それはお互いに納得して作るルールなので、もしふたりが「1時間に1通は必ずメールしようね」と決めたなら、それはそれでいいのです。

問題は、彼から来るメールや電話が、彼女の生活の負担になっている、ということです。この事実は動かすことができません。正直に話し合いの席を設けるべきです。

彼が悪いわけではありませんし、彼女に非があるわけでもありません。ただ、このような価値観をすり合わせて妥協点を見出すことが、上手なお付き合い、ということになりますから、電話をしてほしくない時間帯や、返事ができないことなどを、しっかり彼と話しましょう。

甘え彼…私はお前のママじゃない

彼と付き合い出してから、彼の甘えが酷い。座ったらめんどくさがって自分で動こうとしないし、靴下も自分で履けないのか?まるでお母さんか何かと勘違いしてない?私はお前のママじゃねえ!

このような“彼の甘え”に疲れてしまったママ…ではなく彼女も多いようです。好きだから、ある程度甘えてもらえるのは嬉しい。けど、あまりにもいきすぎでは?

彼の家庭環境が大きな原因

彼が甘えてくるのは、ざっくり言ってしまえば彼女に対する“依存”です。依存って悪いイメージがありますが、信用した相手じゃないと依存できませんから、彼女のことはそれなりに信用してるから頼れるし、甘えることができる…という現状です。

では、なぜ彼はそこまで甘えるのでしょうか。原因として考えられるのは2通りあります。

ひとつは、彼が「実母からきちんと愛情を受けられなかった」。兄弟が多いとか、実母から冷たくされた、実母がいなくて甘えられなかった、などが考えられます。

もうひとつは、「実母にも同様に甘やかしてもらった」。母親はこうしてくれたんだからお前もしてくれよ、という甘えです。女性は甘やかしてくれるもんだ、と思っているのです。

いずれにしても、彼にとってはそれが当たり前なので、きっと説明して理解してもらおうと思っても「なんで?」って感じだと思います。今後もおそらく大きく変化することはありません。

あとは、この状況とどうやってうまく向き合っていくか、です。彼に悪気はありません。

できれば、彼との関係以外(家族や友達、趣味など)で息抜きしながら、心の余裕を失わないように(自分を追い詰めないで)バランスを保ちながらお付き合いしていきましょう。

おわりに

私から見ても「別れちゃえばいいのに」と思うカップルは結構いて、でも難しい関係だからこそ切磋琢磨して成長していける関係なのかな、と思います。悪いことばかりではありません。

大好きなのに疲れる、というよりは、「大好きだから疲れる」のではないでしょうか。それだけお互いの事を思っている、ということです。上手に逃げ道を探して、一生懸命になりすぎず、長い目でお付き合いしていけるといいですね。

まとめのまとめ


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