「魅力的な女はモテる」と一言に言っても、「何をしたら魅力的なの?」「どうなったら魅力的な女になった、と言えるの?」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
実際、この“魅力的”というのは、受け取る側の価値観にも左右されるため、定番の謳い文句の表面をなぞっただけでは「魅力的な女になれる」わけではないのです。
今回は、外見・ファッション・内面・行動の4つの視点から、今私たちが目指すべき“魅力的な女”像について具体的にポイントを絞ってご紹介します。
外見が魅力的…コンプレックスを武器に
女性が“魅力的な女”と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは「美人である」ということではないでしょうか。男性は美人に弱いですし、「私がブスだから損をしている」と思い込んでいる人も少なくありません。
では、生まれつき美人ではない人は、外見を魅力的に見せることはできないのでしょうか。結論から言えば、ブスでも魅力的になることはできます。
弘法は筆を選ばず…キャンバスのせいにするな!
化粧をするって、絵を描くことに似ていますが、本当のプロならブスも美人に変身させちゃいますし、足が短い、太っているなどの短所をきっちりカバーした服装を選んでくれます。
「私はブスだから」と言っている人は、「絵を描くキャンバスが悪いから」と言って、絵を描くことそのものを諦めているように見えます。
おそらく「もうこれ以上先には進めない」みたいな壁があるように思っている人も多いかもしれませんが、冷蔵庫が空っぽの状態で「何かを作る」ということではありません。
どんな女性にも、それぞれの素材が用意されているので、今ある素材を生かす方法を“考え続ける”ことが魅力になります。
誰かの真似ではなく自分史上最高の自分へ
外見的な魅力…ということで「じゃあ、誰の真似をすれば正解なの?」と思われるかもしれませんが、正解はひとつではありませんし、誰かのコピーで満足するようなら魅力的とは程遠いです。
今テレビで活躍している女優さんやタレントさんは、全員が整った顔立ちで、理想的なモデル体型でしょうか。違います。彼女たちは、今持っている素材を生かすことができているから魅力的に見えます。
自分の魅力を知るためには、いろいろ試してみなければなりません。
- 髪の毛を短くしてみる、伸ばしてみる
- 足を出すのは恥ずかしかったけどショートパンツを履いてみる
- メイクの方法を変えてみる
などなど。
“自分ってどんな人間なのか”を知って、どういう演出をすれば魅力的になれるのかを模索することが大事です。様々な格好を楽しんで、人からの反応をよく観察しましょう。
ファッションが魅力的…にじみ出るセンス
ファッションにおいて魅力的かどうか。それを判断するのは自分ではありません。流行は常に動いていますし、人には好みがあります。すべての人に好まれる服装をすることは、残念ながらできません。
では、ファッション面で“魅力的な女になる”には、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。また、何をすれば“魅力的な女”として周囲に認められるのでしょうか。
自分に似合う服+現在の流行×センス
そこらへんで売ってる服を適当に買って着る。それも結構です。似合っていれば何も問題ありませんし、逆に気合が入りすぎるより結果的に魅力アップに繋がることもあるかもしれません。
抑えるべきポイントは、3つです。まず「自分に似合う服を知っている」ということ。
どうしても足が太くてスキニーが似合わない人や、胸が大きくてTシャツが似合わない人、いますよね。ここで「でも着たい」を優先させてしまうと、バランスが壊れます。
また、“現在の流行”を無視することはできません。いくら好きだからと言って、バブル時代の肩パッド入りボディコン服は、ただのコスプレにしかなりません。
“自分に似合う服”と“現在の流行”を基本に選んだ上で、そこから魅力をワンアップさせるのが、センスです。色や柄、素材、小物使い。また、ブランド選びもそうです。
「センスが大事」とブランドから入る人もいますが、ブランドを身につけているから魅力的、とは残念ながら言えません。高価だからと言って、似合っていなければ意味がないからです。
バランスよく周囲との差をつけていく
「出る杭は打たれる」と言いますが、ファッションの面で言えば、「ちょっとくらい出ていなければ魅力として認めてもらえない」のが現実です。「みんなと同じ」では没個性的だからです。
人と全然違うことをして悪目立ちしろ!ということではありません。全体のバランスを考えながら、そのバランスを崩さないように、人と差をつけていくことです。
よく「流行っているから」と、集まった友達がみんな似たような服装をしている…なんて光景があるかもしれませんが、男性から見ると「そういう集団」にしか見えません。
男性からモテる、男性に魅力的だと思ってもらうためには、“出る杭”になるようなファッションを心がけましょう。
内面が魅力的…自分に自信を持つ
女性の内面的な魅力。これは一言で言えば「強さ」です。何も「体を鍛えよう」と言っているのではありません。男性は女性の中にある“精神的な強さ”に惹かれるのです。
モテる女性はみんな強い?男性が感じる魅力的な強さとは?
強さ、と聞くと「攻撃的なパワー」と捉える人もいると思いますが、ここではむしろ「忍耐力」とか「持久力」と言ったほうが正しいかもしれません。
男性が女性に求めているのは、“自分を支えてくれる強さ”です。そのため、
- 生活力の高さ(家事・育児・節約なども)
- コミニュケーション能力の高さ
- ストレス耐性
なども判定基準となります。
よく「この女性と結婚しようと決めた」と男性が決意した背景にあるのは、やはり
“女性の生命力”=「生きる強さ」
です。安心して背中を預けることができる強さを見たときに、それを“魅力”と捉えるようです。
強さを引き出すのは自信
では、どうすれば「強さがあるように見える」のか。また、実際に強くなれるのか。たとえば、度胸を見せる場面でありますよね。バンジージャンプを飛ぶときとか(あんまりないけど)。
そういうときに、自信のある人は「自分は飛べる!」と思うから飛べます。自信のない人は「飛べるわけがない!」と思うから飛べません。
ところが、冷静になって考えてみれば、バンジージャンプは案外安全なアトラクションなので、誰でも飛べます。ようは、やるか、やらないか。
私たちは、このように「本当はできるけど、自信がないからやってないだけ」みたいなことが多いような気がします。
「私は強くて魅力的な女性ですよ」とアピールするためには、女子力をこれみよがしにアピールするよりも、自信を持ってなんでもチャレンジすることが大事です。
行動が魅力的…心の余裕と柔軟性
魅力的な女性からは、魅力が“溢れ”ます。この「魅力が溢れる」というのが、=「行動に現れる」ということです。
もちろん、男性からだけではなく、女性から見ても「素敵だなあ」と思うのは、その人に魅力が満杯に詰まっていて、動くたびに溢れるからです。
心の余裕は自分で作り出すもの
切羽詰ってイライラしている人は魅力的とは言えません。疲れてぐったりしている人も魅力的ではありません。
魅力を生み出すのは、心の余裕です。しかし、心の余裕は待っていれば誰かがくれるようなものではありません。
仲間とリラックスして笑う時間や、好きな趣味に打ち込む時間、しっかり睡眠をとる時間を確保するだけでなく、仕事を効率的に終わらせたり、嫌なことを考えないなど。
心の余裕は、作るものです。あらゆる邪魔が入るので、常に心の余裕を持ち続けることはできませんが、それでも意図的に“心の余裕を最優先”にしている人は、その余裕が行動に現れます。
柔軟に対応できる人は魅力的
心の余裕によって魅力が増した人は、誰に対しても、何に対しても柔軟に対応できます。イレギュラーなことがあっても、慌てず対応できますし、みんなから「あの人は優しい」と思われています。
頭から「そうじゃない」と否定することはなく、きちんと人の話に耳を傾けますし、自分の意見だけが正しい!と言って押し付けるようなこともしません。
簡単なようで、この“柔軟性のある行動”というのは、頑張ればできるというものではありません。自分を一番よく理解し、常に機嫌よくいることを心がけ、自分の心を満たしている人でなければ、行動に移すことは難しいです。
つまり、“人から見られた時の行動”を意識するならば、より“自分の内側の満足感”を充実させなければならない、ということになります。自分を大切にすることが、自分の魅力をアップさせることに繋がるのです。
おわりに
モテる女って、男性にだけモテるのではなく、「みんなから愛されている人」です。友達からも慕われて、男性からも声がかかる。そういう人って、人に悪い印象を与えないばかりか、いつも笑顔で楽しそうに生きているように見えます。
知識をたくさん仕入れる、様々な経験をたくさん積む、ファッション雑誌からセンスを盗む。そんなことも必要ですが、何より大事なのはバランスです。
美味しいスイーツを食べたときに自然に溢れる笑顔…それこそが魅力です。
魅力は誰にでも備わっています。誰にでも、今後モテる可能性がある、ということでです。何もしないまま諦めるのではなく、もう少しだけ自分の魅力を引き出す努力をしてみませんか?
まとめ
- 外見の魅力を出すためには素材を生かす
- ファッションの魅力は、自分に似合う服+現在の流行×センス
- 内面の魅力は、自信を持ってチャレンジすること
- 行動の魅力は、心の余裕と柔軟性が大事
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