初めての女子一人旅シリーズ!第2回に渡ってお届けしています。
第1回では渡航中に注意したい安全ルールをご紹介しました。さっそく女子だけでも何とかなる!海外一人旅におすすめの国ベスト4をご紹介します。
同じアジア人だから安心度が違う「香港・台湾・タイ」
暮らすように街歩きできる「香港」
- 同じアジア人だから現地人のように街を観光できる
- グルメからエンターテイメント、アンティーク、寺院まで何でもそろうエネルギッシュな街
- 繁華街でのスリ・人通りの少ない場所での強盗に注意
イギリスから返還後も「自由自治」の精神を掲げ発展してきた香港は、ヨーロッパ独特の「個人主義」の一面を持ち合わせている不思議な街。だからもしこの地を訪れても「旅人」の特別扱いは感じられないかもしれません。
かつてはアジア映画の聖地として大いに賑わったこの地は、今もエネルギッシュで刺激をもらえる街。
グルメは港町ならではの海鮮料理をはじめ、昔ながらの家庭料理、B級グルメまで楽しめます。
また水族館やディズニーランド、香港の街並みをめぐるバスツアー、願い事をきいてくれことで有名な寺院など、まるでおもちゃ箱のように楽しいこと・面白いことが満載。
とにかく賑やかな街なので、繁華街でのスリには注意しましょう。逆に人通りの少ない場所は避けて観光を。
まるで自分が現地で暮らしているかのように街に溶け込み、自然体で楽しむことができます。
東京から約4時間!近くて美味しい「台湾」
- 日本と同程度の治安
- 親日家が多い
- 日本人好みの美味しい食べ物が満載
- 食・遊・観がコンパクトにまとまっており1泊2日でも十分に楽しめる
訪れる国の人々が親日家かそうでないかで、良い旅行だったか・そうでないかが決まるといっても過言ではありません。
旅行は現地の人々と交流する場でもあります。一人旅なら、思わぬトラブルに巻き込まれることもゼロとは言い切れません。そんな時に涙が出るほど嬉しいのは、現地の人々の優しさです。
とはいえ、他の国より比較的治安のよい台湾なら先述の5つのルールを実践しておけば大丈夫。
台湾といえば、真っ先に挙げられるのが日本人好みのグルメ。屋台グルメを代表する夜市からスイーツまで、何でも美味しいので、ぜひお試しを。
また、台北では歴代の中国の皇帝が集めた62万点もの膨大なコレクションが素晴らしい国立故宮博物院は必見。
伝統工芸やスパなど、グルメ・エンターテイメント・歴史がギュッと集まり、1泊2日でも十分に楽しめるのでコストパフォーマンス抜群です。
優しい人々、エキゾチックな料理と寺院「タイ」
- 南部はリゾート地、中部は刺激的な都市部、北部は情緒たっぷりの古都と地域色豊か
- 物価が低い
- 「酸っぱい・甘い・辛い」がミックスされたクセになるスパイシーな料理を堪能できる
- 仏教国ならではの歴史ある寺院がたくさん
- 観光では肌の露出を控えめに。僧侶には触らないこと
- 繁華街でのスリ・人通りの少ない場所での強盗に注意
プーケット島など世界でも有数のリゾート地を有する南部、最先端のタイを満喫できる首都・バンコクのある中部、かつて王都として繁栄を極めた情緒豊かな北部と、地域によってさまざまな顔を持つタイ。
タイは日本と比べて全体的に物価が低いのが特徴です。例えば
- タクシーの初乗りは1㎞/約105円
- 地下鉄は約45円~
- フードコートや屋台の料理は、麺類で約90円~、フルーツが約30円~
と驚くほどの安さ(2017年6月末現在で100円/30バーツ)。
あまりお金をかけたくない女子も訪れやすい国と言えます。
実際の旅行では料理と寺院が観光のポイント。料理は「トムヤムクン」を筆頭に、酸っぱく、甘く、辛い独特の味わいが特徴で、特に女子が好む味わい。
パクチーもたくさん入るので、もし好きな味かどうか不安なら、タイ人のシェフがいる日本のタイ料理屋で事前に試してみることをおすすめします。
一方、寺院は神聖な場所なので、華美な服装では入れない場合があります。できれば袖のついたブラウスとパンツで観光すること。またお坊さんは女性に触れることができないため、こちらから触れることはやめましょう。
「ほほ笑みの国」の名の通り、人々の優しさも旅人には嬉しいポイントです。
何を見ても食べても感激!憧れのヨーロッパ
世界一の観光大国・花の都「パリ」
- 農業王国ならでは。新鮮な食材がマルシェ(市場)で手に入る
- チーズ、ワイン、パン、スイーツがコスパ良し
- 街自体が美術館のように美しく歴史がある
- 世界の芸術・文化の最高峰
- 繁華街でのスリ・人通りの少ない場所での強盗に注意
- 外務省の海外安全ホームページをチェックしよう
日本でも海外旅行の人気スポットとして上位に挙がるのが花の都・パリ。
農業・酪農王国としても名高いフランスの首都だけあって、チーズやワインなどの発酵食品や、フレッシュな食材が格安で手に入ります。
またパンやスイーツのレベルの高さも世界トップクラス。食に関しては世界的にも素晴らしい品質のものを食べることができるでしょう。
また歴史的な建造物が良い保存状態で数多く残っているので、街を歩いているだけでも見飽きません。装飾が素晴らしいノートルダム寺院や芸術の殿堂・ルーヴル美術館など、見どころは満載です。
そんな王道の観光地ですが、近年ヨーロッパではテロが多発しています。中には人が集まりやすい大会やフェスティバル、コンサートなどを標的とした事件も起こっており、一概に「どこでテロが起きる」と言いきれないのが実情です。
幸いにも、現時点でパリの危険情報はありません。
私たち旅行者がテロに逢わないためにできることは、渡航に外務省の海外安全ホームページをチェックしておくこと。もし危険情報が出ていたら、思い切って渡航をキャンセルするのも手段の一つです。
一人旅上級者になったら行ってみたいインド(ただし安全情報は確認を)
マハラジャの国、仏教・ヨガの聖地、カレーの国など呼び名は数あれど、歴史と伝統があり、常に混沌としているインド。特に歴史やヨガに興味のある方は行ってみたいのではないでしょうか。
しかし一人旅ビギナーの女子にはかなりハードルが高い国。治安はおろか、衛生面でも安全とは言えません。
また現在、外務省の海外安全ホームページでは首都のデリーをはじめ、国全域に危険情報レベル1(十分注意してください)が発令中。危険度な場所を避けるのも、一人旅の大切なポイントです。
もしあなたが数えきれないほど一人で旅行し、「どこへ行っても大丈夫」と自信をもって言えるようになったら渡航しても良いかもしれません。それまでは治安の良い国への旅行をおすすめします。
一歩踏み出せばアドベンチャーが始まる
旅行のみならず、危険はどこにでも存在して当たり前のもの。「個人だから危ない」「女性だからやめといたほうがいい」なんてナンセンスです。
ただし危険な国めがけて、あえて渡航するのはNG。一人旅はツアーよりもはるかに自由で気ままにいられるところが最大の魅力ですが、一方で自分の身にふりかかる火の粉は自分で取り払わなければなりません。
でも難しく考えることはありません。「危なそうな場所・スポットは行かない」「旅行だからといって浮かれない」ことを念頭に、普段よりもキビキビと行動すれば、そうそうにトラブルに巻き込まれることはありません。
旅先での出会いや経験は人生の宝物。日本では得られない感動やエキサイティングな出来事が、あなたを待っています。さあ旅立つ準備を始めましょう!
まとめ
- 一人旅で注意すること5つ
- 女子一人旅でおすすめできる国4つ
- インドはあぶない
- 注意する点には気を付けて、一人旅を安全に楽しもう
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