11月になると街の飾りは、クリスマス一色よね。そう、この季節がやっぱりやって来てしまったの…!本音ぶっちゃけると、クリスマスって結婚してる人、結婚してなくても彼氏はいるヒト、彼氏はいなくても好きな男はいるヒト、それすらなーんにもないヒト。どなた様にもけっこう憂鬱なシーズンだと思うわ。「暗い」と思われるからみんな言わないだけよ。ロリエだってけっこう憂鬱だもん。
世間がハッピームードかましてきてるから、自分もハッピーでなきゃ!って強制的に思わせられるのがイヤなのよね。そもそもクリスマス前後にハッピーでなくちゃ、ハッピーな人生じゃないと言いたいよーな圧力を感じて、息苦しいわ~。ということで、今回はこの連載の最終回なんですけど、クリスマスにハッピーな自分になる方法は何かをみんなで考えてみましょう!
1 特別な男はいなくても当然と開き直れ!
いきなり、アレな感じでゴメンね(笑)。でもクリスマスに、あなたがハッピーになるには必要なの。こう言い切ることが!
誰かが傍にいてくれなきゃ自分の人生はダメ、とかそういう思い込みは捨てましょう。
そうじゃなきゃ「人生の負け組」とか、そういう風に考えること自体が、ダメだと思うのよ。
本当に特別だと思える存在ほど、人生の中で巡り逢えるチャンスは少ないよね。特別でもないオトコに、時間やおカネ、そして手間暇もかけてる段階こそ「負け組」だとロリエは思うわ~。
だから、いなくても当たり前なわけ。
これだけは運のモノだから、仕方ない。クリスマスとか、ヒトが勝手に決めたイベントじゃん。そう割り切ることも大事だと思う。でも面白いことに、「私には、それが足りてない!」って開き直ると、その足りてない部分が埋められるようになるってこと、運勢的にありうるみたいよ!
逆にね、そういう男がいるってヒトはホントにラッキーってことだから、簡単に手放しちゃいけないってこと。
2 「幸せ」は、分かりやすい条件では決まらない。
前もお話ししたけど、その人がホントに幸せかどうかなんて「条件」では分からないものよ。
インスタの写真の中ではブランドものに囲まれてたり、美味しそうなスイーツ食べてたりするヒトが、借金しながら豊かさを演じてる……そういうことまであるよね。
ホントの幸せって、そーゆーわっかりやすい「条件」じゃないのよ。
あなたが、ホントに求めてるものが、満たされた時にしかホントの幸せは感じられないものね。
「えー、その求めてるモノって、私にとっては恋人!」っていうかもしれないけど(笑)、自分でホントはそういうことじゃないって、もう言わなくても、いま女子のみんなはすでに分かってると思うのよね(笑)。
単刀直入に聞くわ!
あなたは恋愛で本気で幸せだったって言い切れるほどの経験ある?
たぶんそこまでのヒトは少ないと思うわ。幸せな恋愛をしてると言い切れる人もさ、恋愛で「幸せになる」のではなく、幸せなヒトが、幸せな恋愛してる「だけ」なんですよ。
だから、恋愛=幸せというわけでもないことを、ここでもう一度確認しておきましょうね。
3 反省することを覚えよう。でもそれは自分を否定することとは違う。
いま女子世代のみんなにありがちなんだけど、何か問題にブチあたった時、自分を「だから私はダメなんだ……」式に完全否定するか、「いいもーん!」式に開き直るかの二択くらいしかないヒトが多い気がする。
このコラムの連載でも何回かお話ししたんだけど、覚えてる?
たとえば、自分は自分。長所も短所も自分らしさ。短所ですら肯定的に表現すれば、魅力に変わる……みたいなことも話した気がするわ。
でもね、そうやって「過去に愛された記憶」が、「自分はこれくらいでいいんだ」って甘えになって、次の恋を見つけるための障害になるケースも最近、よく見るの。
そういうヤツは反省しないのが難なのよ!
彼女たちは、欠点を受け入れてくれた元カレが忘れられないとか、あるいはそういう愛し方をしてくれる男が他にいるんじゃないかって思って、同じことを繰り返そうとしてるわけ。
これがダメなの~。過去の恋愛がよかったというのは、あくまでよい記憶として留めておくべきもの。同じ事を、同じように繰り返そうとするのはただの甘え。
自分を全否定するのは避けたほうがいいけど、自分をどうにかして全肯定しようとするとか、その目的のために、恋人を見つけようとするのはダメよ。
そもそも、それと同じことを、相手にもしてあげられるだけの根気があなたにもあるか、って話!
さいごのロリエからの一言
……でね、いろいろ話してきたけど、今回のロリエの問いかけに上手く答えられないってヒトは、他人を幸せにできる段階では「まだ」ないということかもねってことなの。
世間や季節イベントに惑わされるのは、もう終わりにして。ちゃんと自分の足で人生を歩いて行く楽しさを見出してほしいわ。
ということで、長々とお付き合いいただきました。
御手洗ロリエのコラムも今回でおしまいです。またどこかでお会いしましょうね!ごきげんよう、さようなら!