学生時代はみんな一緒に仲良く遊んでいた女友達も、アラサー・アラフォーに差し掛かり、それぞれの生活スタイルが分かれてきます。
その中でも大きなものは「結婚・出産」です。独身女子、既婚子持ち女子、入り混じっての女子会では一見仲良く話して見えますが、
実際独身女子の本音はどのようなものなのでしょうか。
「老けたな~」と思ってしまう
出産を経た女性は産んでいない女性と比べるとどうしても疲れが顔に出ます。昼も夜もない子育てや授乳で栄養が吸い取られるせいもあるかもしれません。
また、日々都会で働く独身女子に比べて、家で子育てしている既婚女子はおしゃれに疎くなります。実際はおしゃれしても子供に汚されたり、おしゃれなんてしている場合ではないという面もあるのですが、独身女子はそんな友達を見て若くて綺麗な自分にホッとしていたりします。
「人生楽しいのかな」と思ってしまう
子供のお世話でお酒はNG。夜のお出かけなんてもってのほか。海外旅行も行けず、バーゲンも行けない。広く浅くのママ友付き合いで本音トークというよりは無難な話をするようになった友人を見て、独身の現役夜遊び真っ盛り女子は「生活つまらなそう」と思ってしまいます。
自分で稼いだお金で夜遊びも海外旅行もバーゲンも満喫しまくりの身からすると、制限の多い子育て生活は「つまらなそう」と映ってしまうのです。
「あなたの子供にそれほど興味ありませんけど」と思ってしまう
子持ちの友達の生活は9割以上は子供の世話が占めています。そのため、会話の主語は子供ばかりです。独身からすると子供がしゃべるのが早い遅いの成長具合やイベントごとには全く興味はありません。
ただ、会話を続けるために「お宮参りどこでやったの?」なんて聞いた日には、ひたすらスマホの写真を見せられ、食事から義両親の愚痴まで聞かされることになりげんなり、なんて本音もあるのです。
そうはいっても「うらやましい」とも思ってしまう
独身は気楽でいいわ、自分の好きなことを日々できて幸せだわ、と子持ちの友達の生活と自分を比較して悦に入る独身女子ですが、心の底では子持ち友達をうらやましく思ってしまいます。独身は気楽とはいえ自分もそろそろ妙齢です。
今は若い女性ということでそれなりにちやほやされて華やかな生活が送れているけど、一生独身だったら今のままではない、老後のことなんて考えたくないけど考えると怖くなるという気持ちがあります。子持ちの友達は既に旦那さんと子供という家庭があり、一生安泰です。そう思うと地味で制限の多い子持ちの友達がうらやましく感じるのです。
このように独身女子の気持ちは複雑なのです。自由が奪われるのは嫌だけど、一生独身というのは将来への不安がつきまといます。
そしてその気持ちは年齢が上がり、ともに独身で遊んでいた友達たちがだんだんと結婚・出産していき、子持ちの友達の割合が高くなればなるほど強くなるのです。