男性が魅力的と感じる女性の顔には3つの特徴があるといわれています。
大きな目に小さな鼻など子どもっぽい顔のカワイイ系女子、細面でほお骨が目立つ大人っぽい顔のキレイ系女子、顔の表情がクルクルかわる表現性豊かな女子です。しかし、キレイ系女子は顔のパーツがくっきりしているので、性格がきつく見えがち。今回は、きつく見えてしまう印象を、メイクで変化させる方法をご紹介します。 ※参考『見た目でわかる外見心理学(ナツメ社 著者:齋藤勇)』
キレイと、カワイイの違いは?
キレイ、カワイイの定義は様々。
自分なりに「こんなイメージかな?」というものはあっても、みんなはどう思っているか気になりますよね。世間一般的なキレイとカワイイのイメージをご紹介します。
1. カワイイとは?
本来「可愛い」という言葉は、幼いものや小さな子供に対してよく使われる言葉なので、成人に対して使うのは失礼だとされていました。
しかし、現代では成人に対しても違和感なく使われるように変化していますね。
芸能人で言うと、宮崎あおいさんが「カワイイ女子」のイメージにピッタリです。カワイイ女子という言葉は、「顔が整っている+雰囲気が子どもっぽい、幼く見える」という特徴が見られます。見た目に関して言えば、目がぱっちり大きい、全体的にパーツが丸い、背が低いといったことがポイントになっているようです。
2. キレイとは?
「綺麗」には、姿や顔が整っていて美しい、華やかさを持っている、整然としているなどの意味があります。美しいという様子を表現する時にもよく使われますね。
芸能人で言うと、北川景子さんが「キレイ女子」のイメージにピッタリです。キレイ系女子という言葉は、「顔が整っている+洗練された美しさ」といった特徴が見られます。肌や髪の手入れもしっかり行き届いていて、細部にまで手をかけている人というイメージが強いようです。女性が憧れるのは、カワイイ系女子よりもキレイ系女子が多いですね。
キレイ系女子がきつく見える原因は?
心理学的には、人は丸いものや小さいものに対して親しみを感じるといわれています。そのため、カワイイ系女子の特徴でもある「丸い目」や「丸い顔」は、守ってあげたい!という心理が働きやすいのです。
一方、キレイ系女子はどうしても「カッコイイ」や「クール」という印象を与えがち。宝塚の男役の方たちも、キレイ系の人が多いですよね。特に、キレイ系女子の特徴でもある一重や切れ長の目は、丸い目とは反対に性格がきつく見えてしまうことがよくあります。
メイクで変化をつける!キレイにカワイイ要素をプラスしよう
1. 丸い目を作るアイラインのポイント
顔の印象を大きく左右する目元。アイラインの入れ方ひとつで、切れ長でクールな印象の目元を可愛らしく見せることが可能です。
アイラインは、目尻から描きはじめましょう。丸い目を作ろうと思って目尻部分のアイラインを長く伸ばすのは、切れ長の人はNG。目を丸く見せるどころか、切れ長の目元を強調してしまう事になります。丸っぽい目を作るポイントは、目尻の上下を「く」の字で囲むこと。目尻はやや下げ気味に描くと丸さが強調されます。アイシャドウを塗る時には、横に幅を出すのではなく、縦に立体感を出すように心掛けるのもポイントです。
2. チークでほお骨をカバー
顔の輪郭がシャープなキレイ系女子は、きつい印象に見えがち。顔の輪郭はなかなか変化させるのが難しいので、チークを入れる位置で丸顔に近づけていきましょう。
顔が面長の場合は、頬骨に沿って斜めにチークを入れると、顔が縦長に見えてしまうので注意しましょう。丸顔に近づけるためには、頬骨の最も高い部分よりもやや下に、横長にチークを入れるのがポイントです。
性格が一番きつく見えがちなのが、逆三角形の顔。頬よりもやや高めの位置に、大きくチークを入れるようにしましょう。くっきり入れるよりも、柔らかめの色をぼかしながらふんわり入れることで優しい性格に見せるように変化を持たせます。
おわりに
女子からの憧れでもあるキレイ系女子ですが、性格がきつく見えるという悩みを抱えている人も多いですね。キレイ系という特徴は生かしつつも、親しみやすいカワイイ系を取り入れたメイクを取り入れてみてはいかがでしょうか。