私たちの身体は年齢や性別にもよりますが、50%~75%が水で出来ています。生きるために欠かせない水だからこそ健康、美容に効果的に摂りたいものです。モデルや女優さんは一日に2リットル以上の水を飲む…は有名な話ですよね。ミネラルウォーターの種類をご紹介します。
日本とお水
日本は安心して水道水が飲める国として知られていますね。ただ、大都市圏では塩素などの臭いや配管の錆、浄水する際に発生する化学物質への不安などからミネラルウォーターを買う事が多くなっています。実際の数値は健康に害はないそうですが、ついついミネラルウォーター買っちゃいますよね☆
軟水
日本人に馴染み深い硬度の水です。日本のほとんどの地域の水はその気候、地質の特徴から軟水です。(沖縄は硬水が多い。)軟水はミネラル分があまり含まれていませんが、くせがなく、のど越しもやわらかでそのまま飲んでも美味しいのはもちろんのこと、素材の味を邪魔しないのでお料理にも適しています。葉野菜をさっとゆでる、出汁をとる、ご飯を炊くのも水をたっぷり吸わせますがこれらは全て軟水ならではの特徴です。
硬水
一方、ヨーロッパの水はほとんど硬水です。硬水はミネラル分は豊富ですが、料理に使用する場合、そのミネラル分の作用でたんぱく質が固まり旨味成分が溶け出さない事があります。そのためヨーロッパでは水をそのまま利用することはせず、野菜に火を通すときは野菜の水分を利用して蒸したり、油を加えて煮込んだり、米に関しても炒めたり蒸したり水そのままで炊き上げるのではなく、スープを使ったり牛乳で煮込んだりします。ミネラルが豊富な硬水は、スポーツ後に失われたナトリウムやカリウムなどのミネラル分を補給するのに適しています。また、硬水と軟水の間の性質を持つ中硬水も存在します。
炭酸水
ヨーロッパでは好んで飲まれている炭酸水。日本でも近年ダイエットでお馴染みになってきたのではないでしょうか?食前に炭酸水を飲んで満腹感を得てから食事をして量を抑える。というダイエットです。ただ、コップ一杯程度ではかえって胃腸が刺激されて食欲が湧いてしまうそうで、満腹感を得るためには500㎖ほど飲まなくてはならないそうです。
炭酸水には天然の炭酸ガスを含むものと、後から人工的に炭酸ガスが添加されたものがあります。
炭酸水は美容にも良いと言われており、血行を促進してくれるそう。お風呂に入れたり、炭酸水を浸したコットンで簡単パックをするのもおすすめ☆是非試してみてくださいね。
ちなみに、一日に望ましい摂取量は約1.5ℓだそうです。
生命を維持するためにも欠かせない水ですが、美容にもとても重要です。水分量が不足した乾燥肌はもちろん、脂性肌も乾燥が原因でも起こりえます。身体の中の不用なモノ達を排泄するのにも水分は必要不可欠です。外から水分を補給してあげることももちろん大切ですが、内側にも水分を補給して常に美しい血液の状態を保ち、健康で美しい身体を維持できるようにしましょう。