環境の変化に加えて、気温や気圧の変化が著しい春は、自律神経が乱れやすい季節。なんだか疲れやすい、なんだか眠れない、こんな症状を訴える人が多いのも春なのです。自律神経の乱れやすい春の上手な眠り方を5つご紹介します。
眠れない時のタイプ別対処法5つ
「寝ないといけない!」と思うと、余計に眠れないものです。眠れない時こそ、眠りやすい環境を整えてあげましょう。
1.ベッドに入っても眠れないときは、いったん起きる
寝ようと思ってベッドに入ったけれど、なんだか眠れないという時ありますよね。そんな時に、眠れないからとベッドでスマホや本を見るのは逆効果。脳は、場所と好意をセットで記憶するものです。ベッドは寝る場所、と決めておきましょう。眠れない時にはいったん起きて、別のことをする方が◎。眠くなってからベッドに入るようにしてみてはいかがでしょうか。
2.お風呂は就寝1時間前に
人は体温が下がり始めた時にぐっすり眠ることができます。入浴1時間後は、体温が下がり始めて眠るにはちょうどいいタイミング。いつもと同じ睡眠時間でも、ぐっすり熟睡できると疲労が取れるので、よく朝の目覚めもスッキリするはず。
3.寝る前にスマホを見たい時は電気をつけて
スマホの光は、睡眠を促すメラトニンの物質を抑制してしまうので就寝前には見ないのが理想。でも、ついつい気になって見たい時ってありますよね。そんな時は、いったんベッドから起きて、電気をつけてスマホを見ましょう。とはいえ眠ることを優先するなら、リビングなどでスマホをチェックしてからベッドに入るようにしたいところです。
4.朝の1分が夜の眠りにつながる
目覚めてから1時間以内に朝日を浴びると、体のリズムが整って夜に眠りやすくなると言われています。朝起きたらとりあえずカーテンを開けるのを習慣にしましょう。朝はベランダに1分出るか、日光が当たる場所で朝食をとるといいですよ。
5.寝具は高反発タイプのものを
男性に比べて筋肉量の少ない女性は、ふかふかのマットレスよりも高反発タイプのマットレスの方がオススメ。寝返りが打ちやすくなるので、体の体温上昇を防いでぐっすり眠れるようになります。血流が良くなるので、疲労も取れやすくなりますよ。
眠っていても疲労が取れない原因は食事かも
睡眠時間は足りているはずなのに、なんだか疲れが取れないという人はいませんか?その原因は食事かもしれません。注意したいのは、夕食以降の糖質の量。糖質が多いと、睡眠中に血糖値が乱降下してぐっすり眠れなくなります。
夕食は糖質を控えめにしたり、野菜→肉→ご飯の順に食べるなどして血糖値の急激な上昇を抑えましょう。寝る前にどうしてもお腹がすいたら、糖質の低いナッツやチーズなどを選んでください。春の限定スイーツは寝る前ではなく、午後のおやつタイムのお楽しみにしておきましょう。就寝前はリラックス効果のあるホットミルクもオススメですよ。
おわりに
眠りたいのに眠れない・・・これって、すごいストレスですよね。今回ご紹介した5つの方法を試して、ぐっすり眠って疲労をすっきりさせちゃいましょう。私は、寝る前にベッドでスマホを見る習慣を止めたところ、4日目くらいからぐっすり眠れるようになりましたよ。LINEの通知音やバイブが鳴るとついつい見ちゃうので、ベッドに入る前にスマホはサイレントーモードにしています。ぜひお試しくださいね。