30代ともなると仕事も落ち着いてきて、自分なりのライフスタイルも確立している人も多いのではないでしょうか?でも、安定に対する漠然とした不安を感じたり、幸せなはずなのに疲れていると感じていませんか?30代女子の「疲れの正体」と「安定への不安の正体」、打開策に迫ってみましょう。
30代女子の「疲れた」の正体
何故、30代になると「安定して幸せなのに疲れた」と感じる人が増えるのでしょうか?多くの人にあてはまる理由の一つは、「自分の成長を感じられないこと」です。30代と言えば仕事も一通り覚えて安定し、自分なりの生活のペースも安定する年頃です。一方で、生活のすべてがルーティンになりがちな世代でもあります。
「疲れた自分」が何に疲れているのがじっくり考えてみると、「毎日同じことをくり返す退屈な日常」に疲れていませんか?あなたの「疲れた」は「何か素晴らしい刺激が欲しい」と言うことではありませんか?「安定への不安」は「成長しないことへの不安」ではありませんか?
もしそうなら、この記事がきっと役に立つと思います。
人は成長したい生き物!
では、「安定して幸せなのに疲れた」がなかった頃を思い出してみましょう。社会人になりたての頃は慣れない仕事に四苦八苦しながらも、何もかもが新鮮だったのではないでしょうか?「疲れた」と感じることはあっても、達成感や充実感を伴う心地よい疲れではありませんでしたか?
子供時代から社会に出始めてしばらくは多くの人にとって、成長する喜びを感じられる機会が多い時期です。特に小さな頃は「足し算ができた!」「跳び箱を飛べた!」と刺激的な毎日です。
ところがある程度何でもできるようになると、自分の成長を感じる機会も少なくなってしまいます。30代の頃に安定に対する不安を感じるのも、成長しない自分へ不安を感じるからです。
子供時代のワクワク感を取り戻そう!
つまり「幸せなのに疲れた」と「安定への不安」打開するには、自分自身に成長する機会を与えてワクワクさせてあげればいいのです。そのために、苦手なことやできないことにどんどんチャレンジしてみましょう。
お料理が苦手なら、お料理にチャレンジします。早起きが苦手なら、1時間早く起きて朝の散歩を日課にしてもいいですね。チャレンジしたことが苦手でなくなってきたら、また別のことにチャレンジします。
「やらなければいけないことで苦手なこと」を潰していくのも有意義ですし、自分が興味のあるものを追求するのも喜びが大きくおすすめです。できれば両方を組み合わせて同時に行うとやりやすいでしょう。
チャレンジできない理由を先に考えない
成長する喜びを自分に与えてあげればいいのはわかりましたが、「やりたいことはあるけれど忙しくて」と言う人もたくさんいますね。安定しているゆえの「不安」と「疲れた」から抜け出し、本当に幸せになるために大切なことは「チャレンジできない理由を先に考えないこと」です。
何かをやろうと思っても、「お金がない」「仕事が忙しい」とできない理由はたくさんあります。ですが、できない理由を先に考えてしまうクセがある人は、よく考えてみてください。今までそのクセのせいで、趣味や旅行などやりそびれたことがたくさんありませんか?
人間は意外に「これをやる」と先に決めてしまうと、できない理由は何とか解決するものです。
さいごに
「疲れた」が少なく幸せな人生を送るには経済基盤などの「安定」も必要ですが、自分の本質的な部分を喜ばせてあげられる「成長と言う変化」も大切です。大人になると安定することだけに目を向けがちですが、それはそれで不安を生んでしまうことは経験済みだと思います。
難しく考えず、「できなくて困っていること」や「やってみたいこと」から取り掛かればOKです。どんなに小さなチャレンジでも構いません。小さな成長も、一生の間に積み重なって行けば大きなものになるからです。
自分を成長させることを意識するだけで、幸せに生きられる上に人としての奥行や広がりにもつながります。継続していくと、きっと人生がより豊かなものになりますよ。