片思いの男性にうまくアプローチできない。いいお嫁さんになれそうと言われ続けて〇年、彼氏なし。いい感じになった男性には必ず妻子がいる。とことんついてない恋愛不器用女子の皆さん。それはただの“不運”でしょうか?それとも、何かが“間違っているがゆえの結果”なのでしょうか。
あえてここで言わせてもらえば、二度同じパターンで不幸が起こったときは、もう偶然ではありません。「たまたまだけど、前回も今回も彼氏が浮気して別れた」というのは、もうその女性本人に何か原因がある、と断言させてもらいます。そんな恋愛不器用女子には、特徴があります。原因を探って、解決すれば、この負のループから抜け出すことができるでしょう。
1、我慢することができる
まず、ひとつめの特徴は「我慢強い」という点。恋愛不器用女子の多くは、たとえばファミレスで、頼んだパフェに乗ってるはずのいちごが乗ってないとき、我慢します。「これくらい、いいや」面倒だから黙っているパターンが多いです。これは「自分だけ我慢すれば穏便に済む」と考えているからです。
このような人は、“場の空気が読めるがゆえに気を使ってしまう”タイプで、あらゆる場面で自分の要望をぐっとこらえてしまうのです。「我慢強いことはいいこと」かもしれませんが、それがイコール「忍耐強い」というわけでもなく、持久力がそれに伴わない場合も多いようです。
よって、付き合っている男性にやめてほしいことを言えないまま我慢するなど、不器用な面が現れやすいのです。
2、なんでも人より上手にできる
ふたつめの特徴は、“ほかの人よりなんでも上手にできる”という点です。たとえば、はじめてやった編み物もすいすい編んでしまうとか。料理も得意とまではいかなくても、人並みになんでも作れる。仕事も任されればしっかり終わらせるし、誰にも文句を言わせない。涼しい顔でなんでもやってのける。
完璧、とまではいかなくても、この「きっちり、しっかり」やるタイプの女性は、どこか「抜け目がない」と周囲に思われていて、可愛げがありません。仕事でもなんでも、できることに越したことはないのですが、なぜか世の中には「うまくできる人を妬む人」や「自分になつかない人を恨む人」がいて、それが恋愛にも反映します。
彼氏が浮気する、二股かけられていた、というパターンが多いのは、この特徴を持つ人が多いです。
3、男性慣れしていない
この特徴を持つ人も多いです。兄弟は姉か妹しかいない。父親とあまり話をしたことがない。女子高・女子大に行っていた。職場も女性だらけである。このような“男性慣れしていない”という特徴を持つ女性は、大きく2パターンに分かれます。男性に興味を持って突進していくタイプか、怖気づいてしまうタイプです。
男性の扱いというのは、女性のそれと違います。女性同士なら「かわいい!」で共感しあえるものでも、男性は「かわいい?何が?」って感じです。そのため、男性に対して極度の危機感を持つ場合や、敵視する場合など、どうやって扱ったらいいかわからないがゆえの緊張感が生まれてしまいます。
慣れてしまえばなんでもないのですが、環境がそれを許さない場合、ずっと男性と距離を置いた姿勢をとり続けるため、恋愛が進展しません。
4、許せないことが多い
日常で「これが許せない!」と思う場面がたくさんありませんか?ニュースを見ても怒りを感じる、日本の政治どうなっているんだ?こういう犯罪は防げないのか!もちろん、その怒りはごもっともなのですが、それを周囲の人にも同じ刃を突きつけていませんか?
「許せないことが多い」という特徴を持つ人は、自分でも無意識のうちに、人の弱点を突いています。しかし、人は誰かにズバッと指摘されると、敵意を持つものです。たとえば彼が金髪に染めたときに「似合わない!戻したほうがいい!」と率直に意見したとしたら?彼はちょっとムッとするでしょう。これが積み重なると、とんでもないことになります。
何事にも、コミュニケーションは「クッション」が大事です。ズバリ言うことは誠実ですが、人の心はそこまで頑丈ではありません。
大事なのはバランス
ここまで特徴を4つ上げてきましたが、当てはまることはありましたか?自分では「良い事・正しい事」と思って実行してきたことが、人には悪い印象に取られることはよくあることです。人の反応を気にして生きることがいい、ということではありませんが、もし器用な人であれば、きっと相手のことを思った対応、かつ自分の利益になるように動くことができるでしょう。
恋愛不器用な人は、人間関係全体が不器用ですし、それすらスムーズになれば思ったより自由に生きることができるようになります。今一度自分の行動や考え方を見直して、“相手に求められる形”と、“自分が出していきたい形”がマッチする、人間関係上の力加減を考えてみましょう。