クーラーの効いた室内にいることの多い夏は、冷えに要注意。カラダが冷えていると、血液循環が悪くなってお肌の代謝も滞りがちに。さらに、カラダの代謝も低下するので普段と同じものを食べていても太りやすくなってしまうんです!冷え対策に効果的な方法をお教えします。
カラダが冷えるとよくない5つの理由
カラダの冷えは様々なカラダの不調を引き起こします。「最近調子悪いな」と思っている人、その原因は冷えのせいかもしれません。
1.頭痛、腰痛、肩こりの痛みが起こりやすくなる
冷えはカラダの筋肉を硬くします。硬くなった筋肉は血液の流れを悪くしてしまうため、頭痛や腰痛、肩こりなどの痛みの症状が出やすくなります。
2.生理痛の原因になる
カラダの冷えの影響がダイレクトに現れてしまうのが子宮。女性のカラダは男性のカラダに比べて筋肉量が少ないため冷えやすくなっているのです。子宮が冷えると血液の流れが悪くなり、生理の時に経血を押し出すために子宮が強く収縮し、痛みを感じるようになり生理痛が起こります。
3.肌荒れが起こりやすくなる
カラダが冷えると自律神経の働きが乱れ、肌荒れが起こりやすくなってしまいます。血流が悪いと傷ついた肌を修復する力も弱くなってしまうので、肌荒れしやすく、しかも治りにくいという悪循環を招きます。
4.むくみやすくなる
足元が冷えると水分がうまく排出されず、カラダがむくみやすくなります。むくみが解消されないままだとセルライトもつきやすくなってしまいます。
5.太りやすくなる
カラダが冷えると代謝能力が低下するので、太りやすくなります。以前と食事の量が変わっていないにもかかわらず太ってしまうという人は、冷えや加齢によってカラダの代謝が落ちている可能性が高いです。
冷え対策のための3つの方法
1.冷え対策アイテムを使う
首、手首、足元は皮膚が薄いうえに動脈が違いので、冷えやすい個所です。この3つが冷えると、全身が冷えやすくなってしまうので注意が必要です。会社や家など涼しい場所で過ごす時には、アームカバーやレッグウォーマーを使うといいでしょう。可愛いデザインからシンプルなデザインのものまで幅広いラインナップがあるので、ファッションに合わせて選ぶのも楽しみの一つです。また、首周りの冷え対策にはストールがオススメ。外出時には日焼け対策にもなって一石二鳥です。
2.食べ物で内側からポカポカ温める
キュウリやトマトといった夏野菜にはカラダを冷やす作用があるので、サラダで食べる時には温かい汁物や飲み物をプラスしましょう。お味噌汁や、生姜茶、白湯なんかがオススメです。また、暑い季節に美味しい冷奴もカラダを冷やしやすいものの一つ。薬味にしょうが、ねぎなどカラダを温める香味野菜をたっぷりトッピングして冷え対策しましょう。
3.簡単ストレッチで冷え知らず!
ふくらはぎの筋肉は、心臓に血液を送るポンプの役割をしています。ふくらはぎの筋肉を動かせば、全身の血液の流れを良くすることが出来るのです。気が付いた時に意識してふくらはぎを動かしてあげれば、それだけで冷えにくいカラダを作ることができます。
ふくらはぎのストレッチは座ったままできるので、デスクワークの合間やトイレに入った時に行うといいでしょう。椅子に深く腰掛けて、下腹部に力を入れて姿勢を正します。その状態で、かかとを上下させるだけでOKです。1回当たり20~30回を目安に行いましょう。立って行う場合も同様に、かかとを上下させます。つま先立ちでバランスが取れにくい場合には、壁に手をついて行っても構いません。
ふくらはぎのストレッチは全身の血行を良くするのに役立ちます。また、足元にたまった血液を心臓に送り出すことが出来るので、下半身のむくみ対策にも効果的です。夕方になると足がパンパンで辛いという人もぜひお試しください。
おわりに
代謝を低下させて様々な不調を引き起こす冷えは、女性の大敵!冷えやすい個所を温めたり、食事を工夫したり、血流を良くするストレッチで冷えやすい夏場を乗り切りましょう。