皆さん、きっと彼との同棲や結婚は、両親から祝福されたいと思っていますよね。「ああ、彼なら安心だ、幸せになってね」と言われたい。
とは言え、同棲や結婚の報告って、億劫であるもののひとつ。報告すれば反対される、文句を言われる、心配される、という可能性は捨てきれません。
両親に報告したら、彼との交際そのものを否定されて別れてしまった、なんてケースもあります。デリケートな問題なだけに、扱いも難しい。
さて、そんな同棲・結婚の報告で重要なのは、タイミングです。両親から祝福されるためのヒントをご紹介します。
１.ふたつの報告を用意しよう
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もし、両親への報告で、「同棲・結婚の報告だけ」を用意しているのなら、ちょっと待ってください。
それでも確かにいいのですが、できるなら、報告はふたつ用意しておきましょう。
というのも、同棲・結婚がいいことか、悪いことか、判断するのは受け手なので、反対している両親にしてみれば、「悪い報告を突きつけられる」ことになります。
嬉しい報告も付け加えて
しかし、ここでもし「職場で昇給した、部長に昇進した」などの嬉しい報告もセットにするとどうでしょうか。
「同棲・結婚反対」と思っていた両親も、「だったらいいかな」と許可しやすくなります。
これはテンション・リダクション効果と言って、たとえば300万円の車を購入する際に、「15万円のオプションくらいなら、つけてもいいかな」と思ってしまう効果のこと。
大きな喜びを用意して見せると、そのほかのことが些細に感じる、ということです。
同棲・結婚の報告は確かに大きな報告ではありますが、反対する両親に許可させるためには、大きな報告をほかにも用意しておくと効果があります。
２.区切りが好き
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3月・4月のあたりは、卒業・入学のシーズンですが、両親世代の人はその感覚が染み付いているため、「4月から新生活」ということに、規則正しさを感じます。
もし、同棲・結婚をするのなら、この4月にあわせて前の年から動くといいかもしれません。というのも、「明日から同棲します」「来月結婚します」というのを、ほとんどの両親は嫌うかもしれません。
急だ、というのもありますし、区切りが悪いからです。
もし、前の年の12月までに「来年の４月から同棲しようと思っている」と報告した場合、まるで“きちんと計画的に考えている”と感じられます。（実際はどうであれ）
また、「翌年4月から同棲」というのは、仕事の都合である場合もありますし、十分な準備期間を得てからの同棲となるため、本人たちの本気度や誠意が両親には伝わります。（実際はどうであれ）
ということで、あたかも「私たちはちゃんと将来のこと考えてるし、計画性もあるし、お父さんもお母さんも安心してね」という意味で、「来年の4月から同棲します」と年末までに報告するのが最良のタイミングではないかと思います。
３.「誰かの報告に乗っかる」というタイミング作り
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それ以外にも、こんな方法があります。それは、別の人のタイミングに乗っかる、という方法です。
たとえば、両親が話の中で「そういえば親戚のＡちゃん、結婚するんだって！」という話になったとします。
そのときに、ついでのように「ああ、私も結婚しようかな、と思ってる」と、さらりと報告してしまう。
また、妹が彼氏と同棲をはじめる、という話をしているついでに「私も同棲しようと思ってる」など。
両親にしてはダブルパンチなのですが、片方を許可した手前、「お前だけはダメだ」と言うことができずに、渋々了承するパターンは多いようです。
また、親戚の結婚はめでたい情報なので、娘の行動を無碍に否定することもできず、追っかけ結婚のように式を挙げるパターンも多いようです。
報告のタイミングはいつでもいいわけではなく、タイミングを間違うと余計なトラブルを起こしかねませんので、ほかの誰かの報告に乗っかる、という形でタイミングを作っていくのもいいと思います。
