ダメなの!?痒い時にやりがちなNG対処法
子供の頃に親から聞いたかもしれない「虫刺され対処法」。その中には、オススメできないものもあるんです。
1.爪で跡をつける
刺された場所に、爪で×印をつける方法です。「痛み」と「痒み」では、痛みの方が感じやすいという特徴があります。つまり、痛みで痒みを押さえてしまおうというわけです。一時的な痒いという気持ちは治まりますが、爪で皮膚を傷つけるので跡になる可能性大!
2.叩く
刺された部分を手のひらでペチペチと叩く方法です。爪で跡をつけるのと同様に、痛みの刺激で痒みは感じにくくなりますが、叩くことで血管が拡張するので、痛みが引いた後はさらに痒くなることも・・・!
3.唾をつける
刺された場所に唾を塗る方法です。蚊の唾液は酸性なので、アルカリ性の唾を塗ることで痒みが緩和されます。でも、唾には傷を悪化させる雑菌がいっぱい!患部に入ってしまうと炎症を引き起こしてしまい、色素沈着の原因に。
痒い時はコレを試すべし!
跡にしたくないのに、痒みが止まらない!そんな時はこの3つを試してみて。
1.洗う&冷やす
蚊の唾液がついたままだと痒みは強くなる一方。まずは、水で患部を洗い流しましょう。その後、保冷剤などを使って患部を冷やします。冷やすと血管が収縮して、痒みを感じにくくなります。
2.マヌカハニーを塗る
抗菌作用のあるマヌカハニーを患部に塗り込むと、痒みが和らぐことがあります。日本では医薬品と認められていませんが、その効果の高さから、オーストラリアやニュージーランドではマヌカハニーは医薬品扱い。蜂蜜と比べるとかなり高価ですが、風邪予防や喉のイガイガにも使えるので1つあると便利です。買うならニュージーランド産のものがオススメ。
3.脳をコントロール
ドイツのリューベック大学の研究結果によると「自分が掻いている姿を鏡にうつす」のが痒みを抑えるのに効果的なのだとか。掻いている=痒くなくなる、と脳が判断して、痒みを感じにくくなるというわけです。掻きたい気持ちが抑えられないという時には、鏡にうつして掻きすぎないよう注意して!
掻いちゃった時はコレ!バイオイルで傷跡を残さない
「痒いのを我慢できなかった」、「寝ている時に掻いちゃった」という時に役立つのが、世界17か国で愛されているバイオイル。有名人のブログでもたびたび紹介されていますね。
火傷、ひっかき傷、肉割れなどの皮膚の跡を残りにくくしたり、すでに出来た色素沈着やシミを綺麗にしてくれる効果が期待できます。ベタベタしないので汗をかきやすい夏場にも使いやすいですよ。
ただし、バイオイルを購入する時は商品名に要注意!
海外輸入品は「バイオオイル(Bio Oil)」、日本人向けの基準で作られているものは「バイオイル(Bioil)」。名称だけでなく、配合されている成分も違います。お値段はちょっと高くなりますが、シンプルな原材料で出来ているバイオイルを買うようにしたいところです。
おわりに
虫刺されの跡は1か月以上残ることも多いので要注意!掻かない、悪化させない、跡が出来たら消すの3つを心掛けましょう。ちなみに、私の場合は「アットノン」より「バイオオイル」の方が傷跡に効果◎。個人差はあると思いますが、試してみる価値ありです。