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気にしすぎガール必見!漠然とした将来への不安を払拭する3つの心得

投稿日:2016年11月20日 更新日:


この先、どうやって生きていこう。きっと、誰もが持っている悩みです。もし、100万円もらっても、ほとんどの人が貯金を選択するのではないでしょうか。なぜなら、今はまだ生活していけるけど、10年後、20年後が不安だから。

税金は高いし、給料は少ない。年金だって、払い続けても将来もらえるかどうかわからない。親もいつまでも元気ではないだろう。一生独身も不安だし、結婚したとしても不安。

ということで、何をどうしたって不安は尽きないのですが、もしこれらの漠然とした、ぼんやりとした将来への不安を払拭できるとしたら、きっと少し気が楽になるでしょう。

今回は、これらの“将来に対する漠然とした不安”を払拭するための3つの心得をご紹介したいと思います。

心得その1:目標を明確にする

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私たちはなぜ不安になるのでしょうか。何が入っているかわからない箱を手渡されて、とまどっている状態と似ています。

中には、大好きなお菓子が入っているかもしれませんし、嫌いな虫がいっぱい入っているかもしれません。ガラクタかもしれませんし、空っぽかもしれません。

ところが私たちは、なぜか箱の中身が「嫌いなもの」と仮定して考えます。もし、この中に生活を脅かす厄災が入っている可能性があるのなら、たとえ「好きなもの」が入っている可能性があったとしても、このまま開けないでおこう。そう考えるのかもしれません。

不安=わからないもの

なぜ不安に感じるのか。不安に対して「嫌な雰囲気」を感じるのか。それは、そこに嫌なものがあるからではなく、「なんなのかわからないから」です。

たとえば、歯医者で虫歯の治療をするのは痛いかもしれませんが(今はほとんど麻酔する?)、「どんな治療をされるかわからない」よりも、「今日は虫歯をドリルで削る!痛い治療!」とわかっていた方が、覚悟ができます。

つまり、「なぜ将来が不安に感じるのか」と言えば、「これから何が起こるかわからないから、具体的な覚悟ができない」というのが、理由かもしれません。

主体的な行動の目標を設定し続ける

私の知人で、当時まだ子育て中だった女性と話をしていたときに、「将来不安よね」という話になったことがあります。しかし、彼女はこう言いました。

「子育てしてると、忙しくて1日があっというまで、次のこと、次のことって考えなきゃいけないから、不安になる暇がないのよ」と。

子供が3歳、4歳となれば、保育園に入れたり、小学校の入学準備やら、自分の仕事のこと、毎日のご飯のこと。目の前の作業をこなしたり、考えたりしているので、彼女は不安に思う云々よりもむしろ睡眠時間をくれ、と言っていました。

彼女のように、近い将来(明日、明後日、来週、来月、来年)の目標や、やらなければならないことが山積みの状態であれば、目指す場所や方向が明確なので、不安を感じにくいようなのです。

だからと言って「子育てをすればいいじゃん」ということではなく、なるべく積極的に「来年の1月にはライブに行く」とか、引越しをするとか、旅行に行くなどの、具体的な行動の目標を設定し続けることを怠ってはいけません。

「来年1年まるっと暇だ、何もすることがない」と思ったとたん、不安は倍増します。忙しすぎるのも問題ですが、適度に“自分のための”スケジュールを入れて気持ちを引き締めていくことが重要です。

心得その2:貯金よりも技術を身に付ける

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不安な人は貯金をします。または、貯金がないから不安と感じます。ところが、貯金の額が増えても安心することはありません。

なぜなら、いくら貯金をしても、だまし取られる危険性や、天変地異の可能性は消えません。明日突然、お金の単位が変わってしまったり、日本円の価値がなくなってしまう可能性だってゼロではないのです。

お金はいくら持っていても安心できない

みんなお金は大好きですが、お金そのものにはそんなに価値はありません。いくら財布に札束を突っ込んで持ち歩いたって、無人島に流れ着いたら、火起こしのときに「燃やせる紙」として使ってしまうかもしれません。

だとしたら、「どこでも火起こしができる技術」や、「狩りや釣りの技術」、「飲み水を確保できる技術」を持っている方が、幾分か安心できるでしょう。

貯金はあった方がいいけれど、「今手元にいくらあるか」はさほど重要ではなく、むしろ「これからどう転んでも稼げる技術」や、それに伴う自信を持っている方が、安心できます。

資格でも技術でもなんでもいいよ

たとえば、介護士の資格を持っていたとします。実際はその職に就くことがなかったとしても「困ったときは介護士をしよう」と思えるので、いわば“お守り”の役目を果たしてくれます。

また、英語が流暢で多言語も操ることができたなら、英語の技能を生かした職業へ転職したり、海外で仕事を探すことだってできます。

資格でなくても、「接客業だったらなんでもできる」とか「どこへ行っても誰とでも仲良くなれる」という柔軟性だったり、それこそ無人島に流れ着いてもひとりで生きていけるサバイバル術だったり。

むやみやたらにお金に執着するのではなく、「これがあるから、とりあえず私はこれからも働いていける。生きていける」という強みになるものをひとつ身につけておくことが大事です。

心得その3:人との関わり方のコツを覚える

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現代は、コミニュケーション能力が強く求められる時代です。というのも、なぜかと言えば、ちょっと昔まではみんなが普通にできていたような、なんでもないコミニュケーションを、みんなができなくなってきているからです。

思い返してみると、私がこどもの頃は、学校帰りに近所のおばあちゃんと「学校帰りか?勉強難しいか?」などと、なんでもない話をすることがありました。散歩中の犬とじゃれあうこともありました。名前を知らない知り合いがたくさんいました。

しかし、今自分が母親になり、子供を学校に行かせていますが、近所の人であっても警戒心を持って接しなければなりません。犯罪による被害に遭わないために、すべてを敵に回したのです。

では、みんなが敵かもしれない世の中で“自分を守る”とは、「壁を作る」ことだけでしょうか。相手を疑うことだけでしょうか。

不安は自分で作っている

初めて会った人のことを、ひと目で「良い人か悪い人か」判断することはできませんが、過去の経験から嫌な人と出会ったことがある人は、「もしかして」を捨てることができません。

そのため「もしかしてこの人は私を傷つける嫌な人では?」と疑いの目を向けて付き合うことになります。たとえ、心底誠実な人であっても、それが確信できるまでは警戒心をとくことができないかもしれません。

これらの“人に対する不信感”は、“将来への不安”ととても近いところにあります。なぜなら、人と一切関わらずに生きていくことはできないからです。

人や将来への“不安感”というのは、自分の外側に要因があるのではなく、外からの攻撃に備えて身構えている状態=鎧を身につけている状態です。鎧をつけたまま生活するのは不自由ですが、そうでなければ危険だ、と信じているので脱ぐことができず、心が重いのです。

人への警戒心を解く

では、このような不安は消すことができないのでしょうか。また、将来までずっと人を疑ったまま、心に武器を隠し持って生活しなければならないのでしょうか。

そうでもないようです。私の知る限り、人付き合いが苦手ではない人(コミニュケーション能力の高い人)は、まるで猛獣使いのようです。

猛獣(たとえばライオン)は、触られたくないところを触らない、お腹がすいたときに近づかない、尻尾を触らない、機嫌が悪いときに近づかないなどの、ポイントさえ理解していれば、むやみに襲ってこないからです。

つまり「こういうときはこうすればいい」みたいなコツを知っている=経験豊富であれば、余計な武装をしなくても安心して人と関わることができるようです。

それらのコツを得るまでは、失敗したり傷ついたりすることはたくさんあると思いますが、少なからず「嫌いな人ともそれなりに笑顔で接することができる」ことや、「知らない人と出会っても余裕のある対応ができる」という技術を身に付けることが、不安を和らげることに繋がります。

人への過剰な不信感や、恐怖心などが剥がれ落ちると、自然と将来への不安は軽減します。「道に迷ったら誰かに聞けばいい」「困ったときは誰かに助けを求めればいい」と思えるからです。

今を我慢する必要はない

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なぜか私は以前、「今を楽しんでは、将来もっと辛くなるに違いない」と考えていました。無意識に、そう思っていたのです。

嗜好品を買うお金も惜しんで貯金していましたし、旅行はお金も時間も無駄にする、と考え、休日は基本的に家にこもって過ごしていました。

では、そんな過去から見たら将来にあたる現在はどうか、というと、あんな家にこもりきりで不安に押しつぶされそうだった自分を哀れに思います。もっと好きなことをして、貯金よりも遊びに使っていたらどんなに良かったか。

友達を誘って旅行にでかけていた方が、よほど人生の勉強になっていただろうと思います。後悔しているわけではありませんが、不安でガチガチに固められて身動きがとれないのは損です。

もし不安で不安でしょうがない、という気持ちがあったのなら、それは「気のせい」です。「車に轢かれるかもしれないから外に出ない」という選択ではなく、「外に出て車に轢かれちゃったら、それはそれで仕方がないよね!」と振り切ってしまわなければ、何も出来ません。

もっと「今できること」を優先してください。将来何が起こるか、いくら想像しても、その想像の中に答えはないのです。




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