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女性の結婚適齢期はあくまで理想?!データから見る女性が抱える問題とは〈後編〉

投稿日:2016年12月13日 更新日:


一般的に男性の結婚適齢期は20代後半~40代、女性の結婚適齢期は20代前半~30歳前後と言われています。

アラサー女子は今まさに適齢期を迎えている訳ですが、人によって結婚適齢期って異なるとは思いませんか?

現実と理想、世間との間で感覚的にズレが生まれている価値観。どんな見方からどんな価値観が生まれているのか、詳しく見ていきましょう!
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女性の結婚適齢期≒出産適齢期

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一般的に言われる結婚適齢期となる年齢は、20代前半~30歳前後。

「まだ早いよ!」「そんな早くに結婚なんて出来ないよ!」なんてアラサー女子は多いですよね。

この世間で言われる結婚適齢期は、女性の出産適齢期でもあると言えるもの。

つまり、「結婚して子供を持つ上で、負担やリスクが女性にとって少ない年齢」であることが分かると思います。

現実的に見た上で、女性が結婚後に出産をする前提での適齢期と言えるでしょう。

確かに、35歳を超えれば高齢出産となり、女性にとってはリスクも大きくなり、その後の育児も体力的に厳しいものになるかもしれませんよね。そして高齢になってからの出産で、「あと2人くらい欲しい」と思っても、現実的に授かりにくくなったり、体力が追い付かずに諦めてしまうこともあるかと思います。

そういった面で言えば、20代のうちに出産しておけば、一人目を出産した後に数年あけても問題になりにくい。育児にもそれだけゆとりを持って対応が出来るという理由があるのでしょう。

ただ、「結婚=出産」の考えが少しずつ変わってきている現実も見えてきています。

出産だけが結婚じゃない

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昔の人であれば、「結婚=出産」という意識があるかもしれません。

結婚したら子供を持つことは当然、みたいな感覚持っているはずでしょう。だからこそ、アラサー女子くらいになると、周りから「結婚はまだ?」なんて言われたりするもんです。

昔と今での大きな違いは、やはり女性の社会貢献度!ですよね。

仕事が出来る女性が増え、仕事に生きるという選択肢が増えました。

この選択肢が、まだ社会全体で認められていない部分があるとは思いませんか?!

「女だから家庭に入れ」「女だから出世は望むな」「女だから早く結婚しろ」なんて言われて、傷つきショックを受けた人もいるのではないでしょうか。

仕事が出来る女性、仕事に生きがいを感じている女性にとっての結婚適齢期は、30代~40代半ばくらいといったところ。ここで一般的に言われる結婚適齢期と、女性が理想とする結婚適齢期に差が出てきました。

結婚適齢期って?35歳以上で結婚する女性は、売れ残りの女性?

こんな質問が寄せられました。

「35歳以上で結婚する女性は、売れ残りの女性なのか」

一般的に言われる結婚適齢期を対象にして考えれば、売れ残り発言をする人もいるでしょう。ただ、上記でも言ったように、結婚<仕事だったら、「売れ残り」とはまた別の感覚を持つと思います。

女性が全員「結婚したい」と思っている訳ではなく、結婚はあくまで自分の人生の中の選択肢の一つ。今はまだ「仕事」という選択をしている訳ですから、売れ残りと言われるのはちょっと違いますよね。

ただ、「私は売れ残りの女性なのか?」ということを考え悩み始めたら、結婚を選択肢として意識し始めていると思って良いと思います。自覚症状が出てきたという所でしょうかね(笑)

それまできっと仕事仕事で生きてきた自分が、少し余裕が出てきて結婚を考えられるようになった、ということを自覚するんです。そうすれば、自然と今から婚活っぽい行動も増えていくでしょうし、恋愛にも真剣に取り組むようになるもの。

その時こそ、これからがあなたの本当の結婚適齢期と言えるのではないでしょうか?♪

結婚に焦りが…。転職をして時間に余裕を持たせて婚活に励んだ方がいいかな?

結婚したいしたいと思いながらも、仕事が忙しくて婚活する時間がない。だから転職して時間に余裕を持たせて、婚活に集中できる時間を設けるべきか、という質問。

ん~、、婚活を目的とした転職は、それこそ「焦り」に繋がりませんか?!

もし仮に転職して婚活が十分に出来る時間を確保できたとしますよね。そこまでは良いかもしれませんが、そこで婚活が上手くいかなかったらどうでしょうか。

「せっかく前の仕事辞めたのに」「早くアプローチして話進めなきゃ!」「予定が何もない!」そんな焦る気持ちを持ってしまったら、余計に婚活へのプレッシャーを感じちゃうと思うんです。

今が結婚適齢期だからと言って、そのためにわざわざ自分の生活や環境を変えて時間を設けるというのは、それに伴う問題も多いと思います。

違う仕事がしたい、恋愛中で結婚の予定があるといったケースで転職するのは希望だらけですが、婚活用の時間確保のための転職は焦りを助長させてしまうでしょう。

そうと分かれば、婚活の仕方を変えたり、もっと独身生活を楽しんだりと、変えるべき点は他にありそうですよね!

男女の結婚適齢期の差=恋愛への意識の差

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  • 仕事も出来るし
  • 自立しているし
  • プライベートも充実しているし

で、アラサー女子はモテる要素をたくさん持っていますよね!そんな女性であれば、今まさに恋愛中という人も多いと思います。

付き合っている人がいて、その男性と結婚を考えてはいるものの、お互いの結婚へのタイミングが合わない。なんて人も多い年頃だと思います。

40代50代という男性と交際していれば、結婚への意識もあまり差が出ないと思いますが、同年代だった場合、逆に差が生じてしまうんですよね…。

冒頭でもお話したように、男性の結婚適齢期は20代後半~40代。

幅もあるし、女性よりも遅いしで、適齢期を見ただけで数字的な差があることも分かる通り、結婚への意識を持つタイミングも違うんです。

男女ともに30歳の恋愛

女性は「30歳か~、そろそろ結婚してもいいかな、あとは彼次第かな」なんて期待を持つようになってくる年頃。逆に男性は「俺もいよいよ30歳か~、40歳までには出世できるように、この10年仕事に重点を置こう!」なんて、仕事に意欲を持つタイミングなんですよね…。

ちょうどこの同じ30歳くらいの男女では、結婚への意識や考えに差があると思うんです。

30の男と30の女とでは、方向性が変わってくるようになって、だからといって女性は今の男性を手放せば、「もしかしたら結婚できなくなるかも…」「新しい出会いなんて絶対ないよ…」と思って相手を待つようになる。これがこのカップルが晩婚化になる理由です。

別れる勇気も大切

結婚への意識に違いがある、待っているけど変わらない。

そんな彼氏とダラダラ何年も付き合っていることは、もう「意地」の領域ではないですか??思いも薄れてきている中で待っている、しかし状況は変わらない。これって、結婚したいと望んでいる女性にとって、どんなメリットで得策であると言えるのでしょうか。

「意地」だけによって待っていることに気付いているなら、あとは「別れる勇気を持つ」だけ。そこにしがみついていても、結婚の確率は低い訳で、可能性としては別れて新たな人を求めた方が高いですよね?

それまでの思いや付き合ってきた年月を無駄にしたくないという「意地」は捨てて、新たな恋愛に進んだ方が、あなたのためかもしれないのです。

まとめ

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出産適齢期は体の仕組みや出産へのリスクを考えれば、答えはおよそで出せるものでしょうが、女性の結婚適齢期に答えを出すことって難しいですよね。

だって、結婚するべき年齢と言われても、結婚したいと思えない場合もあるし、交際相手がいたとしても、男女間での結婚への意識にも差がある訳ですから、それを一つにまとめろと言われても無理な話ですよね。。

データとしてみる結婚適齢期を基準としてしまえば、今アラサー世代は焦りでパニック状態でしょうけど、実際は仕事をしながら「その時が来たら」というタイミングを自分の中で探している段階が多い世代だと思います。

そのタイミングこそが自分の結婚適齢期だと思えば、今ここで焦りの感覚を持っても仕方のないことですよね!変な概念にとらわれて自分を失ってしまわないように、自分のやり方で進んで行きたいものです☆

>>前編はこちら




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