もっとキャリアアップしたい、職場の人間関係につかれた、出産・夫の転勤などの理由で転職する必要がある、理由は人それぞれあるけれど、今転職を考えている女性の方々にアドバイス!今勤めている会社を辞める時の注意点から退職してから何をすればいいのかまでをご紹介します。
退職は慎重に、まずは相談を!
「会社なんてもう辞める!」と思ってもすぐに辞表を出さないでください、避けられない事情があるなら仕方がないですがまずは上司や信頼のおける先輩などに相談してみましょう、今あなたが悩んでいることの解決策が見つかるかもしれません。
まともな会社からしてみればのっぴきならない事情以外の社員を突然失うのは避けたいところ、退職を相談すると理由を聞いて解決できることがあれば行動を起こしてくれるかもしれません。
決意している場合は?
もし退職する決意が固いのであれば直属の上司に退職する旨を伝えます、法的には会社側が解雇する場合は30日以上前に予告する必要がありますが労働者が自主退職を予告する期日はありません。しかし会社側が人員の確保や仕事の引き継ぎをする期間が必要なので退職の3か月前には報告してください。
退職願?退職届?
直属の上司に退職する旨を伝えたら「退職願」または「退職届」を出すタイミングを相談します。よくドラマなんかだと「辞表」を突然突きつけるシーンがありますが「辞表」は役職者が出すものです。
ちなみに「退職願」をだしたら会社が承諾した時点で退職になり相手が承諾するまでは撤回できますが「退職届」は受理された時点で退職となります。どちらを出すかは上司と相談してください。
失業保険をもらいたいなら
転職先が決まっていない状態で退職したらすぐに必要な書類を持ってハローワークに行きましょう。次の転職先を探すのは今の会社に在籍中でもできます。離職日以前の2年間の内被保険者期間が12か月以上あり就業の意欲がある・就業できる人であれば失業保険がもらえます。
退職時点で内定が決まっている方は失業保険は受け取れないので注意が必要です。出産ですぐには働けない方は受給期間の延長ができるのでハローワークに相談してください。
自己都合の退職の場合は3か月後からもらえますが夫の転勤のためなどやむを得ない事情で退職する場合はすぐにもらえます、その旨をハローワークの担当者に伝えてください。
本格的な転職活動を行うなら平日の昼間に面接がある会社もあります、そうなると今勤めている会社に内緒で転職活動をするのは難しい一面もあるので、今やっている仕事と折り合いをつけながら判断しましょう、転職活動は早い方がいいですが退職後でも十分できるということは覚えておいてください。
円満退職が大事なわけ
転職決まったもうこんな会社やめます!と、突然切り出すのはやめておきましょう。人間関係は円満に進めたほうがいいです。もう会社辞めるから人間関係が悪くなってもいいやと思っていると痛い目にあうかもしれません。
今あなたが関わっている人たちがいつかあなたの取引相手になる可能性があるということを忘れないようにしてください。会社で培った人脈は宝です、人とのつながりは必ずあなたを助けてくれるでしょう。穏やかで着実な転職を応援しています。
さいごに
退職や転職は、円満であっても手続きのモノが多いので、エネルギーがいるものです。頑張ってくださいね☆