デリケートゾーン専用のケア製品「サマーズイブ」を展開するピルボックスの調査によると、アラサー世代の女性の4割以上の人がデリケートゾーンのかゆみが気になっています。気になるけれど、なかなか人に聞けない悩み。
今回は、かゆみの原因と対策をまとめてみました。
どんな時にかゆみが気になる?
デリケートゾーンのかゆみが気になるケースで多いのが、生理中や生理前後。
中には、季節や天候によってかゆみが気になるという人も。
生理前後はおりものの分泌量が増えますし、生理中は経血によってデリケートゾーンはムレがち。
下着の中の湿度が上がってムレてしまうことが、不快なかゆみにつながっていると考えている女性が多いようです。
デリケートゾーンのかゆみの原因はムレだけじゃない!
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多くの女性は、ナプキンやおりものシートによるムレがかゆみの原因であることを知っています。
しかし、「乾燥」も、かゆみの原因の一つなのです。
しっかり洗って乾かしてムレ対策をしているにも関わらず、デリケートゾーンのかゆみが良くならない人は、もしかしたら「乾燥」が原因かもしれませんよ!
特に、 デリケートゾーンの脱毛をしている人は要注意。デリケートゾーンの毛がない分、下着や生理ナプキンとのこすれが刺激になってかゆみが起こりやすくなります。
また、脱毛直後は特に肌が乾燥しやすくなっているので保湿ケアをしっかり行いたいですね。
デリケートゾーンの乾燥対策!
デリケートゾーンの乾燥対策の方法には「洗うケア」と「保湿ケア」の2つがあります。
手軽さを重視するなら洗うケア、保湿力を重視するなら保湿ケアがオススメです。
どちらか一方を実践するだけでも効果はありますが、両方できれば乾燥対策はバッチリです。
1.洗うケア
市販されているボディーソープのほとんどは弱アルカリ性。
弱アルカリ性の洗浄力の強すぎるボディーソープは、肌が敏感なデリケートゾーンの乾燥を招く原因になります。
乾燥が気になるなら
乾燥が気になる場合には、洗浄力が穏やかな弱酸性のボディウォッシュを選ぶのが正解!
また、洗うときにゴシゴシとこすり洗いするのはやめましょう。
デリケートゾーンを傷つけたり、本来必要な良い菌まで洗い流してしまう可能性があります。指の腹を使って優しく洗い、ボディーソープの成分が残らないようにしっかりとすすぐようにしましょう。
2.保湿ケア
お風呂上りの清潔な状態のデリケートゾーンに、化粧水やクリームを使って保湿する方法です。
ただし、デリケートゾーンはムレやすい場所なので、ボディ用のクリームだと保湿力が高すぎてしまうことも。保湿ケアする場合は、デリケートゾーン専用のものを使うようにしましょう。
デリケートゾーン専用クリームは高すぎるという場合は、皮膚科でも処方してもらえるワセリンを使うのもオススメです。
おわりに
意外と知られていないかゆみの原因「乾燥」。
アラサー世代は特に乾燥しやすくなるので、肌やボディだけではなくデリケートゾーンの保湿も忘れないようにしたいですね。