シンママの皆さん、こんにちわ。私もシンママですが、なんとかギリギリ生きてます。と言っても、寝る時間はあるし、ご飯も食べていけてます。
さて、シンママになってしまったからと言って、「女を捨てた」わけではありません。いい人がいたら恋愛したいな、と思うし、結婚だってしてやってもいいと思っています（ただし相手は吟味して）。
でも、現実問題、シンママの体はひとつしかない上に、１日は２４時間しかありません。なんてこった。これじゃあ多忙なタイムスケジュールのどこに恋愛をぶちこむんだ。
いやいや、それでも恋愛してるシンママさんはたくさんいます。ということで今回は「シンママだって恋愛したっていいじゃない！」についてのお話です。
1.子供も大事だけど自分も大事だよ
私がシンママになって実感したのは、世間の目が完全に「あの人は母親だから、子供っぽい振る舞いは許されないよね」という視線に変わったこと。
それと「ちょっとでも変なことしたら虐待を疑う」とか「父親がいないぶん、お母さんがふたり分頑張らないとね」みたいに言われたことです。
もちろん体を壊すほどがむしゃらに働いた時期もありましたが、保育園の時間にも限界がありますし、会社の方から「迷惑だ」と言われたことも一度や二度ではありません。
そんな状態でもし恋人がいたらきっと「子供のことほっといて、遊んでる母親」みたいに言われていたでしょう（でも恋人はできなかった）。
もちろん子供のことは大事だし、自分より大切に扱ってきましたが、だからと言って“自分を粗末にしちゃダメなんだ”ということに途中で気がつきました。
子供に笑って欲しければ、自分が楽しいと思えることをすること。これって基本なのではないでしょうか。「子供も大事だけど、自分も大事」これができないシンママは、きっと苦しくなって投げ出したくなるかもしれません。
2.シンママの恋愛は悪いこと？
よくニュースでみる、「シンママが自宅に悪い男を連れ込んで、子供が虐待されていた」という話ですが、たぶんそういうのは実際たくさんあるんだと思います。
だからこそ、シンママは恋愛にもっと慎重にならなければならない。恋愛は悪いことではないのですが、安易に「寂しいから、誰でもいいから遊んでくれる男と一緒になる」みたいなのの結果があれなんだと思います。
付き合う前から悪い男かどうか見極めるのは難しいのですが、見極めが難しいからこそ「子育てと恋愛は別々に割り切る」ということが大事。
「早く再婚したい」とか「子供にパパがいたほうがいい」という気持ちはわかりますが、“恋愛を慎重にする”というのは、そのまま“時間をかけてじっくり付き合う”とも言い換えられます。
急いて良いことは何もなし。少し「ゆっくりすぎるかな？」くらいのスピードでお付き合いをして、しっかり見極められるようにしましょう。
3.シンママは真面目！手抜きして両立
私も実際、「恋愛したいな」と思いつつ、恋愛できてないシンママのひとり。「どうせ経産婦のババアとか思われるんだろうな」と思うので、男性とお話したいとすら思いません（悲観的）。
なにか、きちんとした家庭よりもハンデを負っているような気がして、必要以上に「しっかり育てなくては！」と考えてしまっているような気がします。
今まで出会ったシンママの皆さんは、みんなとても真面目でした。頑張り屋さんで、辛抱強い。それなのに、なぜか後ろ指を指されて「あの人、シンママなのよ」と言われることもしばしば。
そのため、「シンママだから恋愛できない！しちゃいけない！」と自分でブレーキをかけている人が多く、物理的な原因よりも心理的な原因の方が、恋愛の壁になっています。
もちろん、「寂しいから男に逃げる」とか「シンママでいることが、馬鹿にされているようで辛いから誰かと結婚したい」と思うのなら間違っています。
結婚したって、きっとそれらは満たされません。今度は誰かを見下す側に立って優越感に浸りますか？それは結局いたちごっこです。
シンママだってどんどん新しい出会いをして、恋愛していいと思います。２４時間をフル活用して、仕事も家事も子育ても恋愛もしていきましょう。その気になれば両立は可能！
LINEやスカイプなどを活用すれば、なかなか会えなくても連絡はとれますし、家事は完璧でなくてもＯＫ！ほどほどに手抜きしましょう。
大事なのは、自分のモチベーションをプラスに向かわせてくれる有意義な恋愛ができるかどうか。「誰でもいい」では、きっと同じことの繰り返しです。
相手選びも接し方も、これまで以上に「自分のため」を重視して行動していきましょう。子供が幸せになるのと同じくらい、「自分が幸せになる」ということが大事です。
