見た目麗しい美髪。誰もが憧れますよね。ところで美髪のためにもっとも必要なものは何だと思いますか?それは「水分」です。
髪も体の一部ですから、主にタンパク質で出来ています。タンパク質には水分が含まれていて、髪質というのはこの水分量で決まるともいえるでしょう。
水分を湛えた髪は、艶・ハリがあり、スタイリングもすんなり、パーマの効きもよく、カラーリングの乗りも良い、そしてなにより「若く見える」(!)。
そんな美髪になるには、どれだけケアが必要なんでしょう・・・。ところがその美髪、毎日のシャンプーで近づくことができるんです!
洗髪はやり方が大事。単に汚れを落とすだけではありません。正しいシャンプーのやり方をマスターして、美髪を手に入れちゃいましょう!
正しいシャンプーで、目指せ美髪。
それでは、早速正しいシャンプーのやり方を見ていきましょう。
濡らす前にブラッシング
まずは、乾いた状態でブラッシングをします。髪をほぐしホコリをとる、頭皮の血行を良くするといった効果があります。
髪への負担を減らすためにも大事な行程です。丁寧に!
プレシャワー
次に、髪を濡らします。このとき、ただ濡らすのではなく髪の汚れを「洗い流す」ということを意識しましょう。
髪と頭皮にしっかりシャワーを当てて、丁寧に流していきます。これだけでもかなり汚れは落とせます。
プレシャンプー
本洗いの前に、汚れを浮かせるためにプレシャンプーをします。
ムラにならないよう髪にシャンプーを馴染ませてから、頭皮のもみ洗いをします。指の腹をつかってやさしく洗いましょう。このプレシャンプーで頭皮の毛穴が開き、汚れを落としやすくします。洗った後は丁寧にすすぎ、水分を切ります。
ところで、シャンプーのCMとかを見ると、顔を上げて洗っていますよね。実は、あれが正しい姿勢なのです。
自分でシャンプーするときって下を向いて洗いますよね。その姿勢だと逆毛になってしまい、髪に負担がかかるんだそうです。
ちょっと洗いづらいかもしれませんが、がんばって顔を上げて洗ってみましょう。
シャンプー(本洗い)
本洗いとなる2回目のシャンプーです。プレシャンプーまでで、ほとんどの汚れは落ちているので本洗いでは仕上げとスカルプマッサージをしていきます。
十分に泡立てたシャンプーを、泡で髪全体を包み込むように馴染ませてから、成分を浸透させるために時間をおきます。
この時間を使ってスカルプマッサージをしましょう。簡単な方法としては、こめかみ部分から指を入れてゆっくりと上に頭皮を持ち上げていきます。頭皮全体を動かすようにしてマッサージをすると、頭皮が柔らかくなります。
マッサージが終わったらまた丁寧に洗い流します。
トリートメント
次に、トリートメントで髪を保護します。トリートメントはシャンプーで開いてしまったキューティクルを保護するという役割を持ちます。シャンプーでしっかりと水分を含んだ髪をトリートメントの油分で閉じ込めるというイメージです。
指定の用量を手のひらに伸ばし、毛根側から毛先に向かって優しく塗布していきます。もちろん、頭皮にすり込んだりするのは厳禁!そして、最後の洗い流しも丁寧に行います。
ドライ
髪を乾かします。ドライヤーは髪が傷むから・・・と自然乾燥をするひともいますが、逆効果です。
濡れたままの髪はとてもデリケートでキューティクルがはがれやすい状態にあるため、水分がどんどん逃げていってしまいます。
タオルドライしたあとは、低温ドライヤーを20センチほど離してかけるのがコツです。1カ所に当て続けることが無いよう、髪全体をまんべんなく乾かすようにしましょう。
美髪の道も一歩から!
スキンケア同様、髪のケアも毎日続けることが大切ですよね。シャンプーはその基本中の基本です。
オーガニックシャンプーやノンシリコンシャンプーなど、髪に良さそうなシャンプーを色々ありますが、まずは正しいシャンプーのやり方を実践してみましょう。髪はきっと応えてくれるはずです。
きちんと続けて、憧れの美髪を手に入れましょう!