「愛される恋愛がしたい」女性なら誰しも、愛のある恋愛や結婚に憧れるものではないでしょうか。愛されていない、体だけ目当て、お金だけ目当ての関係など、最初からわかっていたらお断りです。
ところが、なぜか女性は「もしかして」と期待してしまう場合があります。たとえば、「最初は体だけ目当てだったけど、そのうち愛に変わるのでは?」みたいな期待。
そこから悲恋が始まります。遊びだとわかっていたのに本気になって、ホテルについて行ってしまう。誘いに乗ってしまう。または、雰囲気に飲まれてしまう。
それらはすべて「愛されたい」という気持ちの裏返しの行動なのでは?…ということで、そんな悲しい恋を未然に防ぎ、本来望んでいた形を叶えるための方法をご紹介します。
なぜ悪い男にひっかかる?
なぜ好きでもない男の誘いにホイホイ乗って、泣いている女がいるのでしょう。彼女たちは、「誰かに愛されたい」「いつも寂しい」という気持ちがあります。
優しくしてくれた人が、良い人に見えてしまう。まるで、飢えた野良犬が餌をもらって喜ぶ様に似ています。
いかにも遊び人!みたいな人のお誘いを、本気として受け取ってのめり込んでしまう女性の多くは、このように“愛に飢えた状態”です。
飢えた人は、差し出された餌が「美味しい食べ物か、毒なのか」判別がつきません。そのため、ちょっとでも優しくされると好きになってしまいます。
とりあえず全部「断る」
好きでもない男にホテルの誘われた経験は、ある程度の年齢に達した人なら何度かあるかもしれません。男性は「好きだから」ホテルに誘うわけではなく、目的は「体の関係」です。
むしろ、男性の中には「恋人が好きすぎてなかなか体の関係に進めない」という人もいるほど。つまり、簡単に(たとえば初対面で)体の関係に進もうとする場合は、スポーツ感覚と言った方が近いでしょう。
もちろん、女性側も単純に「スポーツとして楽しむ」という感覚を持っているのなら利害関係は一致していますから、問題ありません。
ですが、「ホテルに誘うってことは、私のことが好きってこと?」と勘違いが起こることが、悲恋の原因。この時点で「好き・恋愛感情」を抜きにして冷静に考えると、断ることが最善の方法。
もし相手が本気で好きであったとしても、女性側も悪い気がしていなかったとしても、冷静でないのなら一旦は「断る」という一択につきます。
男を誘って断る女になる
今まで“男を欠かしたことがない女子力の高い女”と何度も出会いましたが、彼女たちはみんな「とりあえず(肉体関係を)やっちゃえばいいよ」と言います。
というのも、彼女たちの場合「自分から誘っておいて、男をその気にさせておきながら、自分からは断る権利を持っている」という強みがあるので、ある意味で男を選び放題だったわけです。
しかし、モテない女や、男性と出会う機会が少ない女たちは、そもそも男から誘われることが貴重な体験であるゆえに、「逃すものか!」と躍起になってしまいます。
でも、その状況に甘んじていることがそもそもの間違いです。“男を選ぶ側の女”になるためには、以下の条件をクリアしなければなりません。
- ひとりの時間が充実している(毎日楽しい)
- 夢中になれることがある(仕事・趣味)
- 男性の知り合いが多い、友達が多い
- 自分を大切にできる
- 寂しくない人間関係を作る(家族・友人)
つまり、誘いを断っても「惜しいことしたな!」と思わないために、日常の寂しさを軽減しておくことが大事。恋愛に頼らない精神状態を作っておくことが大事です。
愛される女になる
都合のいい女と、愛される女は違います。「愛される女」は、「愛する女」です。男は、女性を誘いながら、内心どこかで「断ってくれないかな」とも思っています。簡単な女は軽い女だからです。軽い女は自分を大事にできない女だからです。
もし、愛される女になりたいのなら、男にホテルに誘われても「嫌です」ではなく「また今度ね」と余韻を残した断り方をしましょう。期待する側ではなく、期待される側に立場が逆転します。
出された餌にぱくっと食いつくのではなく、「私に餌を食べてほしかったら、また今度もっと美味しいものを持っていらっしゃい」とそっと押し返すような“余裕”が必要です。
人の幸せはそれぞれだとは思いますが、「男に騙された!」「悪い男に引っかかった!」と思う前に、愛に飢えてペコペコのままでは、間違って毒を食べてしまう危険性があること、を知っておきましょう。「断る」ことは恥ではありません。