雨の日や湿度が高い日には、髪の毛がまとまらなくて苦労しませんか??
せっかく頑張ってスタイリングしても、すぐ崩れてしまいます。梅雨の時期は毎日が憂鬱ですよね。
なぜ雨の日には髪が決まらないのか理解して、しっかりトラブル対策しましょう!
ではまず、髪の毛が広がる理由から見ていきましょう。
髪の毛が広がってしまうのはなぜ?
髪の毛が広がってしまう一番の原因は、髪の毛がダメージを受けて傷んでいるからです。い傷んでいる髪の毛は水分を吸いやすく、湿気のダメージを受けてしまうのです。
髪の毛はいくつもの層からできています。その中でも一番外側にあるのが、みなさんおなじみのキューティクルです。キューティクルは、魚のウロコのように何枚も重なっています。
毛の一番表面にあるキューティクルは、髪の毛の見た目に大きな影響を与えるだけでなく、髪の毛内部の状態にも関係しています。髪の毛内部を守っているキューティクルという鎧のようなものが、ダメージによってはがれてしまうと、どうなるのでしょうか?
髪の毛の内部では、守ってくれる鎧がないので、湿気などの外部からの影響をダイレクトに受けやすくなります。湿度の高い雨の日には、空気中の水分をみるみる吸収し、髪の毛一本一本が膨張し、うねりやまとまらなさの原因になってしまうのです。
髪のダメージの原因とは?
ではそんな髪の毛のダメージの原因は一体何なのでしょうか?
よく言われていることですが、ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正などは髪の毛に大きなダメージを与えます。髪の毛の色や形状を変えるのはそう簡単ではありませんから、非常に強い薬品を使う必要があります。ヘアサロンや美容院で使っている強い薬剤は、その分髪への負担も大きく、ダメージヘアになりやすいのです。
自宅でアイロンやコテ、ドライヤーなどを使ってヘアスタイリングをするのもダメージのもとです。毎日、超高温の熱を髪の毛に与え続けると、相当なダメージが出てしまいます。
スタイリング剤も、髪や頭皮にとっていいものではありませんから、しっかり落とさないとダメージへアのもとになります。
また、摩擦によってもキューティクルは剥がれてしまいます。お風呂上がりなど、髪の毛が水分を吸って膨らんでいる時はキューティクルが剥げやすくなっています。この時に、髪の毛を乾かそうと、タオルでゴシゴシ拭いてしまうと、キューティクルを剥がしてしまう危険があるのです。
毎日浴びる紫外線も、ヘアダメージの原因の1つです。外に出るときは、日傘やUVカットの帽子を使って、なるべく髪の毛に紫外線が当たらないようにしましょう。
人目が気になってUVカットグッズを使えないという方や、帽子をかぶりたくない方などは、髪の毛用の日焼け止めスプレーを利用するのもおすすめですよ。
紫外線は室内にいても降り注いできます。老化の原因にもなりますから、しっかり対策しておきましょう。
髪質も関係している!
「ヘアケアをしっかりしているのに髪の毛がまとまらない!」という方は、髪質のせいで髪がまとまらない可能性もあります。毛質によっては、枝毛が1本もないくらい健康な髪なのにも関わらず、湿気に負けてしまうことがあります。
くせっ毛の方は、キューティクルの大きさや厚さが均等でないため、同じ髪の毛でも水分を吸いやすいところと吸いにくいところがあります。これがうねりの原因になっています。スタイリング剤をつけてクセを直しても、湿気を吸うとまたクセが戻ってしまうのです。
猫っ毛とは、髪の毛が細く、コシがない状態の毛のことです。もともと猫っ毛の方もいますし、ストレスや生活習慣、加齢の影響で猫っ毛になる方もいます。
猫っ毛の場合、髪の毛が細くてコシがないので、普段からスタイリングしにくいのですが、湿気を吸うとさらにコシがなくフニャフニャの髪になり、広がってしまうのです。
ボリュームがある髪の方も、雨の日に髪がまとまらなくなりがちです。髪の本数が多かったり、一本一本の太さが太かったりするボリューム髪さん。湿気の影響を受けにくいものの、もともと髪にボリュームがあるので、湿気を吸うとさらにボリュームアップしてまとまらなくなってしまいます。
髪質は生まれ持った体質ですから、簡単には改善できません。しかし、ヘアケア方法や使用アイテムによっては徐々に改善できる可能性があります。また、生活習慣や食べるものを改善していくことで、髪の毛や頭皮の状態も変わっていく場合があります。
髪の毛を整えるためには、規則正しい生活をして、しっかり睡眠をとり、栄養バランスの整った食事をしましょう。ストレスをためないことも大切です。
対策1 シャンプーでダメージ改善!
雨の日でもまとまる髪の毛を手に入れるには、まず正しいシャンプーをして髪の毛を整える必要があります。毎日何気なく行っているシャンプーですが、実はヘアケアや頭皮ケアができる立派な美容チャンスなんですよ!
シャンプーは、頭皮や髪の栄養を落とし、根元の細胞に栄養を届ける役割があります。顔のお手入れで言うと、クレンジングから化粧水あたりの工程だと思っていいでしょう。この工程が悪いと肌が荒れてしまうように、シャンプーをしっかりすることで髪や頭皮も改善されていきます。
1つ目の正しいシャンプーのポイントは、実はシャンプーの前にあります。
- まずは、お風呂に入る前にしっかり髪の毛の絡まりをブラシでほぐし、ホコリを落とします。
- 次に、ぬるま湯でじっくりと予洗いをしましょう。
- 髪の毛をかき分けながら頭皮をしっかり濡らします。
こうすることで、髪の毛の汚れがきちんと落ち、シャンプーの栄養素が行き渡りやすくなるのです。
2つ目のポイントは、頭皮の血行をよくすることです。
- よく泡立てたシャンプーを頭皮全体に行き渡らせたら、指の腹をつかってマッサージしながら洗います。
- 頭皮を動かしながら、シャンプーの有効成分を浸透させるイメージをもってシャンプーします。
さいごに、2~3分時間をかけて洗い流せば完了です。耳の後ろやうなじのあたりにすすぎ残りがないようにしましょう。
対策2 トリートメントで保湿!
シャンプーがクレンジングから化粧水だとすると、トリートメントやコンディショナーはクリームや美容液など保湿アイテムです。保湿することで、髪の水分量が整い、湿気に強い髪になれます。
おすすめの方法は、シャンプーのあとにたっぷりのトリートメントをつけて、蒸しタオルでパックするケア方法です。蒸気の力で髪の毛がしっとりうるおいます。
保湿アイテムとしてヘアオイルをプラスするのもおすすめです。オイルが髪の毛をコーティングして、水分の出入りをシャットアウトします。髪の毛から水分が出てパサパサになるのも防げますし、逆に外部の湿気を吸うのも予防できます。
ヘアオイルとトリートメントの順番は、トリートメントの方が先、ヘアオイルが最後です。
ドライヤーの直前に洗い流さないトリートメントを使うのもおすすめです。洗い流さないトリートメントは、たくさんつけすぎると髪がテカテカしてしまうので、手のひらでよく伸ばしてから、毛先を中心に内側からつけるようにしましょう。9年連続国内売上No.1で売上本数1,400万本突破した「ラサーナ海藻ヘアエッセンス 」がオススメです。特徴は美髪に導く新成分「エルカラクトン」配合されており、ドライヤーやヘアアイロンの熱によってラサーナの成分が髪と結合し美髪へ導いてくれます。痛みやすい毛先までしっとりまとまるということで人気がありますよ。
おわりに
髪の毛が雨の日にまとまらないのは、髪の毛のダメージが原因です。カラーリングやパーマなどで、髪は相当なダメージを受けています。
もし、カラーもパーマもしていないのに髪がまとまらないなら、髪質の問題かもしれません。
髪の毛の状態を整えるには、毎日のシャンプー・トリートメントを正しく行うのが効果的です。今日から早速今までのヘアケア方法を見直してみませんか?
まとめ
- 髪の毛がまとまらないのは、湿気で髪の毛が膨らむから
- 髪がダメージを受けていると、キューティクルが剥がれ、湿気を吸いやすくなる
- 毛質によって、湿気の影響を受けやすい人もいる
- シャンプーとトリートメントで毎日正しくケアするのが大切