みなさんは、いまの職場が気に入っていますか。いまの仕事に満足しているでしょうか。
4月になって新入社員が入社してきたり、リクルートスーツ姿を見かけるようになると、当時のワクワクと不安が入り混じった気持ちを思い出しますよね。
いまの自分が、当時の自分と話せるとしたら、みなさんはどんな言葉をかけてあげたいでしょうか。
「その会社、止めたほうがいいよ!」なんて言う人もいるかもしれませんね。
実際、私のもとに訪れる方の中で、とっても多いのが「仕事を辞めようか迷っている」というご相談なんです。
最近は仕事や恋愛で行き詰まった時に、本やネットから突破口を見つけようとする方も多いですよね。
このサイトやブログから記事を発信している私が言うのもなんですが、その情報を参考にするのはすごくいいのですが、丸ごと自分に当てはめるもは少し無理やズレがあるかもしれません。
ひとくちに「退職するかしないか」という同じ内容でも、その背景には人によってさまざまな理由や思いが隠れているんです。
絡まった心の紐をといていく私の仕事は、数学のような「正解」がありません。ケースによって、答えが全然違ってくるのです。
話が少しそれてしまいましたが、「仕事を辞めようか迷っている」ご相談の事例について、今回は大きくわけて3つのパターンについてご紹介していきます。
まずは自分が「辞めたい理由」を知ること。
誰でもと言っていいほど、「もう、仕事辞めようかな」と思うことはあります。
- 今日の会議に出たくない
- 苦手な業務がある
- 上司にまた何を言われるか考えただけで胃が痛い・・・
この「辞めたい理由」を知ることがとっても大切。その理由によって、「会社を辞める」ことで解決するのか、「自分を変える」「思い込みをなくす」ことで解決するのか、アプローチが違ってくるのです。いま本気で辞めたい理由があるなら、無料の転職サービスに登録するのをおすすめします。
1.とにかく現状がイヤ。
- 上司とそりが合わない
- 苦手なお局や後輩がいる
- 進めているプロジェクトがハード過ぎる
とにかく現状がイヤというパターン。会社そのものがイヤではなくて、「嫌なこと」がハッキリしている場合です。さらにその理由について細分化して見ていきます。
2.似たような状況になりやすい
振り返って考えたとき、今までも「そういう状況が繰返しやってくる」のであれば、自分の心にクセがある可能性があります。
- 年上の男性が苦手
- 年上の女性に嫌われやすい
- いつも損な役回りを引き受けてしまう
だとしたら、会社を辞めても同じ状況を引寄せてしまう可能性が大きいです。逆に、心のクセさえ治してしまえばいっきに状況は変わって、その後も似たようなトラブルに巻き込まれることはほとんどなくなります。
3.上手くいっていたのに、つまづいてしまった
これはさらに2つにわけたいくらいですね。まず考えられるのは、「次のステップに進むための試練」です。
例えばゲームの世界でも、ステージをクリアして次のステージに行く毎に難易度が上がって行きますよね。それと同じで、今まで順調だったのに、難しい仕事や、苦手な上司がポンとやってきた場合は、次のステージに行くための「ラスボス」的な要素があるかもしれません。
真っ向勝負しても叶わなそうな場合は、やり方を変えるといいかもしれません。
ただこの場合、簡単に変えられるようなことではなくて「それはやりたくない」と思っていたり、今まで考えられなかったようなやり方が突破口だったりするので、少し勇気が必要になってきます。
もうひとつは、こころの奥底に「順調にいきすぎる怖れ」が隠れている場合です。自分で気づける人はほとんどいません。
- 「自分だけ、こんなに上手くいっていいのだろうか」
- 「いつか、つまづく時がくるかもしれない」
潜在的にそんな想いが隠れていると、見事に現実に現れてきます。信じられない話ですよね。
このへんは詳しく書くほどに怪しい話になっていくので、興味のある方は五十嵐かおるの個別セッションをご利用くださいね。潜在的な想いを整えると、自然と現実も思い通りになっていきますよ。次回は後半編、「転職したい」ちょっと待って!同じ過ちを繰り返さないためのアナタの本音を分析をお届けします。