雨の日が続くと、なんか調子が出ない・・・それって単なる気のせいだと思っていませんか?雨の日にだるかったり、眠かったりするのにはちゃんと理由がありました。原因を知って、上手に対策!梅雨体質を改善して雨の日も美しく過ごしましょう。
この記事の目次
1 体がだるいのは天気のせい?
朝からどんよりとした雨雲が空をおおっている日は、気分もすっきりしませんよね。気分だけと思いきや、なんとなく調子が出ない気がする・・・という人も多いのでは?だるかったり、頭痛がしたり、やる気が起きなかったりするんですよね。実はそれ、気のせいじゃなくちゃんと理由があることだったのです。雨がもたらす天気と体の不調の関係と原因を知ること、そして上手に梅雨不調対策をすることでいや~な梅雨シーズンもさわやかに乗り切っていきましょう!体の不調を整えるための、生活で気をつけたいことやオフィスでこっそりできるリフレッシュ方法などをご紹介していきます。
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2 犯人は低気圧
すっきり晴れた朝は気持ちも良く、体も軽い気がしますよね。逆に雨の降る朝は、体はだるくて気持ちもちょっとブルー。単なる気分の問題かと思いきや、実は天候が体の調子にも影響を与えているとのこと。「生気象学」では、気象と人間の健康との関係についての研究が進められています。そこで今わかっていることは、8割以上の人が天気によるストレスを感じているということ、そしてその主な原因は「低気圧」にあるということです。低気圧の影響がもたらす不調とその対策方法は次のとおりです。
【原因1】低気圧で酸欠に?
低気圧は上昇気流を発生させている状態です。この上昇気流により雲ができるわけですが、それと同時に地上付近の酸素も一緒に上空に巻き上げてしまうのです。そうすると、酸素不足を引き起こし眠気や頭痛の原因に・・・。雨の日は眠くなるというのは、低気圧がもたらす酸欠状態からくるもの。深呼吸をしたり、ストレッチをしたり、体に酸素を取り込む運動をして眠気を解消しましょう。
【原因2】血流・リンパも滞る低気圧のチカラ
血流やリンパの巡りも、低気圧の影響を受けるということがわかっています。体にかかる気圧が低くなることで、気圧の力で流れていた血流やリンパは停滞しがちになります。すると、起こるのが「肩こり」「首まわりの張り」「頭痛」などの体の不調です。巡りが悪くなると体のあちこちに不調が出やすくなります。これを予防するには、普段からの体のケアが大切。ちゃんとした食事と良い睡眠をとりましょう。
【対策1】さっと作れる疲労回復レシピで梅雨を乗り切る!
じとじと続きで食欲もダウン。でも栄養はしっかり取らないといけません。特にご飯ものは必須アミノ酸を取るためにも、是非食べておきたいもの。そんなとき、サッと作れて美味しい疲労回復レシピを知っておくと助かりますよね。旬の夏野菜をたっぷり使った疲労回復ごはんで、梅雨シーズンを乗り切りましょう!
「トマトとアスパラのターメリックライス」 クックパッドレシピはこちら
→http://cookpad.com/recipe/2690309
【対策2】良い睡眠は雰囲気作りから
良い睡眠をとるためには、寝る前の雰囲気作りが大切です。1日の締めくくりは、リラックスできるお部屋でゆっくり過ごしたいですよね。そんなお部屋の雰囲気作りにオススメしたいのが「間接照明」と「アロマ」です。ふわっと包み込んでくれるような明かりと香り。お気に入りを見つけて自分だけのリラックス空間を作ってみてはいかがでしょう。良い睡眠で梅雨に負けない体作りを!
【対策3】いざというときはツボ!
眠くなったらストレッチ!・・・でも、仕事中のオフィスでいきなりストレッチを始めるわけにもいかないですよね。忙しくて席を立つ暇もない、というひともいるでしょう。そんなとき、デスクで手軽にケアできるのが「ツボ押し」です。手には、頭痛や肩こり、眠気にも効くツボがいくつかあります。さりげなくできる梅雨不調対策のツボ押し。低気圧がもたらす眠気や肩こりにきくツボはこちらです。
ツボ①合谷(ごうこく)
親指と人差し指の骨の付け根にあるくぼみ部分です。万能のツボと言われており、冷え性などにも効くんだそうです。
ツボ②労宮(ろうきゅう)
手を握ったときに、ちょうど中指があたる位置です。ストレスや疲労に効果があり、血行もよくするので肩こりの改善にも。ツボを押すときのコツは、「強く」「ゆっくり」です。押してみると、結構痛さも感じます。この痛気持ちよさはクセになるかもしれませんね。お仕事中のリフレッシュに是非試してみてください。
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おわりに
夏を迎えるためには避けて通れない梅雨シーズン。不調の原因が低気圧だったとは・・・。天気による影響はどうしても避けられないのがツライところですが、対処法を知って生き生きと美しく過ごしたいですね。アラサー女子、雨で調子を崩している場合ではありません。梅雨体質を改善して、低気圧に負けない体作りを目指しましょう!