アラサーになると徐々に後輩という存在が増えてきますよね。
先輩として出来れば目標のような立場でいたいもの。でも!思いが空回りして、逆に後輩のモチベーションを下げてしまっている言葉もあります。
こんな言葉、つい言ってしまってはいませんか??
良かれと思って言ってしまう言葉たち
後輩社員に、「もっと頑張って欲しい!」「もっと上を目指して欲しい!」という気持ちから、ついついかけてしまう言葉ってありますよね。その中で、後輩社員たちに逆効果な言葉とはどのようなものなのでしょうか。
「私はあなたくらいの時、○○してたよ」
数年前、自分はこのくらい出来ていたという思いから、つい比較した言葉を投げかけてしまうこともあるでしょう。
自分の中では、「○○が出来るようになってほしい」「気持ちを奮い立たせたい」という思いで、やる気を出させるために用いているかもしれませんが、モチベーションを下げるだけの言葉になっていることも…。
比較することで確かに負けず嫌いな人はモチベーションが高まるかもしれませんが、、それ以外の人にとってはかえって自信喪失になってしまうことも考えられます。
「“これくらいは”出来るようになってね」
最低限これだけは覚えて欲しいという思いで、“これくらいは”という言葉を使っているかもしれませんが、バカにされていると思い込んでしまう後輩社員もいます。
逆に「この程度も出来ないの?」「こんなことも教えないといけないの?」という意味で捉えている後輩社員。
言葉の意味合いが違っているという場合でも、モチベーションを下げてしまうことになります。
「○○には期待しているから」
一見、期待していることでやる気を促しているように見えますよね。
先輩という立場で本当に期待しているのかもしれません。
しかし、後輩社員に自信や向上心がなければ、モチベーションの下がる言葉に大変身…。
「そんな期待されても」「期待に応えられない」というプレッシャーに感じる人もいるようです。
叱らなければいけない時、注意しなければならない時など、後輩社員のモチベーションが明らかに下がってしまうという場合に用いた方が、効果が期待できるかもしれませんね!
変なあだ名をつけている
後輩社員と仲良くなりたい、もっと信頼されたいという思いから、呼び方をあだ名にしている人も多いでしょう。
ただそのあだ名を気に食わないと思う後輩社員もいます。
例えば可愛い子供のようだからと言って「おちびちゃん」と呼んでいる先輩。先輩としては可愛がっているつもりでも、後輩社員からしたらバカにされていると感じる人もいれば、何かしらのコンプレックスを皮肉的に言われていると思ってしまう人も。
名前をいじったりするようなあだ名ならまだしも、容姿や仕草を対象とするようなあだ名は控えた方が良いかもしれませんね…
「若いんだから頑張って」
後輩社員は年下がほとんど。
だからつい「若いっていいね~」とか「若いんだから大丈夫」だとか言っちゃいますよね。
若いっていう言葉自体にはモチベーションを下げることはないでしょう。しかし、それを自虐ネタのように言ってる人は、そのやりとり自体がモチベーションを下げてしまうことに。
後輩社員は笑っていても内心、「また出たよ~」「おばさん丸出し…」なんて突っ込みを入れているかもしれません…。
最後に
やる気を出して欲しいなと思って言った言葉の中で、受け取る側が違う意味に捉えてしまったら残念ですよね。
後輩のモチベーションを保つことがあっても、先輩として下げることは出来れば避けたいもの…。かけようとしているその言葉は、他の意味合いが含められたものになってはいませんか?
発言前に一呼吸おいて確認しておきたいものです。