みなさんは職場での、後輩女性との関係ってどうしているでしょうか。
仲良し?距離をおく?めんどくさい?気を使う?
OL歴も長くなって、まわりを見渡せば、職場の女性は年下ばかり。数年前までは右も左もわからなくて、仕事を覚えようと必死だったのに。気づけば教える立場にもなっている。
仕事をこなすのはもちろんのこと、上司も、後輩ともいい関係を作ろうと頑張ってストレスをためてしまうのが<いま女子>世代。
そんなに頑張らなくても、いっきにラクになれる方法があるんです。前回好評だった、【デキル女ほどやっている!職場でうまく立ち回る、知ってると得するズルい方法の前半編】に引き続き、今回は「後輩女性との上手なつき合い方」をお伝えしていきます。
肩肘はって、隙を見せないようにしていませんか
仕事を頑張る女性って、どうしても「ちゃんとしてなきゃダメ」「弱味を見せられない」と思いがち。後輩女性には甘く見られないようにと肩肘はって、隙を見せないようにしていませんか。認めたくないけど、影では少し、怖い先輩と思われてたりもして。
でも実のところ、内心はその逆で、未だに上司に怒られたり、失敗している自分より、器用に立ち回る後輩に焦りを感じているくらいなんですよね。
若い頃は、年上の先輩に気を使っていたのに、今は年下の後輩に気を使って仕事がやりにくいと感じている人も多いみたいです。私はいま女子世代向けの心理カウンセラーという仕事をしてますが、職場の人間関係は、多くの方が頭を抱える問題のひとつ。個別セッションにいらっしゃるお客さまからいただく、ご相談のひとつでもあるんです。
後輩よりできてあたり前という思い込み
「先輩なんだから」「年上なんだから」ちゃんとできなきゃいけない。知っていなきゃいけない。むしろ、「できてあたり前」。誰に教えられたわけでもないのに、自分はそうあるべき、という思い込みを作っていないでしょうか。
後輩にミスは見られたくないというプライド
バカにされたくないから、後輩にミスは見られたくない。仕事ができないなんて思われたくない。ランチタイムで陰口なんて言われようものなら、もう消えてしまいたい。そんなプライド、どこかに抱えてないでしょうか。
でも、ちょっと待って欲しいのです。
自分が新入社員の頃を思い出してみてくださいね。女性の先輩社員のミスを見て「ダメだなぁ」「使えないなぁ」なんてあまり思わなかったのではないでしょうか。それより「大変だな」って応援したくなりませんでしたか。
逆に、いつでも何をやっても完璧な先輩って、尊敬する反面、すごすぎて「自分はあんなふうになれない」と感じて、なんだか近寄りにくかったのではないでしょうか。すごい先輩に仕事を頼まれると、「ミスをしてはいけない」と緊張しすぎてやりにくいことだってあるんです。
できないことを認める
仕事に慣れない後輩から見ると、完璧な先輩よりも、ダメなところもある先輩のほうが、意外と近寄りやすいもの。それを隠さず素直に認められる女性だと、なおさら親しみやすくなるんですよね。そして、距離が縮まると会話もしやすくなるので、仕事のことも相談しやすくなります。そういう人って、自然と「頼れる先輩」って感じますよね。
そんな先輩が困っていたら、後輩は「助けたい」って思うものです。先輩から「教えて」「助けて」なんてって言ってもらったら、後輩としては誇らしいですよね。仕事の自信にもつながると思いませんか。
社歴が長く、年齢が上がるほど「できてあたり前」と思い込みがちですが、真実はその逆。必要になってくるのは、「できないことを認める勇気」なんです。
ベテランの先輩ですらミスもするし、わからないところもある。そういう部分て隠そうとしても、後輩からはよく見えるものですしね。だからこそ素直に認めて、後輩に助けてもらうほうがずっとお得なんです。そのほうが仕事は早く片付くし、困ったときも頼れる人がいるから仕事も安心して進められます。後輩からも愛されて一石三鳥だと思いませんか。
もう肩肘はって仕事をするのは、勇気を出して卒業してみてくださいね。前半はココからどうぞ。
それでもやっぱり人間関係がうまくいかない、そんな方は五十嵐かおるの個別セッションもご利用くださいね。1回だけでラクになって、愛される女性になれると評判です♪