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ドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」に思う、母親からの自立

投稿日:2017年2月14日 更新日:


話題のドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」

NHKがやっているとは思えない、エグい内容に驚怖を感じながら私もハマっています。

ストーリーは、娘をまるで恋人や人形のように扱おうとする母親、母親の言うことが全てと思って大人になってしまった娘のまわりで繰り広げられる人間関係。

普通に考えたら、素晴らしい親子愛とも思えることですが、何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」。いくら仲のいい親子でも、ここまでべったりだと少し問題が生じてきます。この関係を心理学では「共依存」って言ったりもします。

「母と娘」の関係って、NHKがとりあげるほど、いまや社会の見えない問題になっているのかもしれません。『毒親』なんて言葉も流行りました。

ドラマの設定は極端なので「そんな話ありえない」って言いたくなりますが、意外と他人事ではないのですよ。カウンセリングで、人間関係がうまくいかずに苦しんでいるというお客様の話を紐解いていくと、母親との関係にいきつくことはよくあることなんです。

意識する人は少ないかもしれませんが、心の問題って複雑で、『冷えたから風邪をひいた』というわかりやすい身体の問題とは違って、原因とは関係ない、全く別のところに症状がでることもあります。理由がわかりにくいぶん、解決もしずらいという、結構やっかいな一面もあったりするんです。

「母と娘」の共依存の問題って、お母さんがいないと何もできない頼りない女性だけではなくて、親を支えるくらいしっかりしている、いわゆる自立女子でも苦しんでいたりすることがあります。その場合は親子が逆転していて「お母さんには、私がいないとダメ」と思っている方が多いですね。

実は私もこのタイプでした。私の家族は夫婦仲があまりよくなくて、事あるごとに母親が愚痴を言う日々。その姿を見ながら、物心つくころには「お母さんはかわいそうな人。私が守ってあげなくちゃ」と思うようになっていたんです。

「あれはいい、これはすごく変」物事のジャッジが厳しい母親の価値観が刷り込まれ、気づかないうちに服のセンスや人間関係のつくり方まで母親が正しいと思い込んでいました。

中には納得のいかないところを指摘することもありましたが、根底にはいつも母親の影がありました。好き勝手やってはいても、どこか母親の機嫌や顔色をうかがっている自分。一人暮らしをして、経済的には自立していたつもりでも、心の中ではべったりと母親にくっついていたんだなって「今なら」わかります。

その1つの例として、当時お付き合いをしていた彼氏とのこと。

久しぶりに帰省をした時、母親にお付き合いをしている彼のことを話して聞かせたら「あなたが好きなら、別にいいけど・・・でもきっと、苦労するわよ。お母さんはちょっとなぁ。」

遠回しに、でもハッキリと反対されてしまったんです。その日の夜は、迎えに来てくれた彼の車の中で、しゃくりあげるほど泣きながら帰ったのを覚えています。それだけ母親に賛成してほしかったんですよね。母親のジャッジが全てだったんです。

彼とは気まずくなってお別れをしてしまいましたが、それでも自分が母親の言葉にどれだけ左右されているか、当時はまったく自覚がなかったのだから怖いものです。

母親と心の距離が近過ぎる弊害は、仕事関係に出てきました。

「一人では生きていけない私みたいにならないように、手に職を持ちなさい」と言う母のもと、人生の選択をするときはいつも、母親の意見を気にしていました。好き勝手にやっているつもりでも、母親がボソっとつぶやく「正社員になってもらいたいわ」「大きい会社がいいわ」というセリフをスルーしながらも、最終的にはその通りになっていたことが多々あります。

もちろん、選択しているのは私自身なのですが、自分から望んだことではないので「楽しくない」「つらい」「苦しい」散々悩んだあげく、「私がやりたいのはこれじゃない」業界から飛び出したのですけどね。この答えがでるまで長い時間がかかりました。

極端な母親基準で生きているかぎり、「自分が好きなこと」や「自分がやりたいこと」に目を向けにくくなってしまうんです。

だからと言って、そういう母親がすべて間違っているわけでもありません。母親からすれば、娘に「幸せになってほしい」からこそ、自分の出来るかぎりのことをし、知っているかぎりの言葉をかけてあげたい。子供を愛するからこそ、の言動なんです。

難しいのはその加減なんですよね。子供への思いが強過ぎて、いつの間にか「子供のため」から、いつの間にか「子供がこうしてくれたら、私が幸せ。私が満足する」にはき違える部分があるのかもしれません。

いろいろな形がある母娘関係ですが、相手を変えようと思ってできるものではありません。かといって、親のせいにする年齢でもないんですよね。

たくさんの女性をカウンセリングしてきて思うのは、親からの「本当の意味での自立」って、親ですら<ひとりの人間>だと認められることだと思うのです。

当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、心の距離が近過ぎると、<母親像>というイメージの中で「好き、嫌い」という、極端なジャッジをしがちです。心の距離を少し置いてみると、近所のオバさん同様、母親も同じ大人の女性という全体像が見えてきます。

いいところもあるし、嫌なところもある。得意不得意、欠点もある。他人のように多面的に評価してみる。それができると、母親の言動も「ひとりの女性の言葉」として見たり聞いたりすることができるので、振り回されることもずいぶん減ってきます。

これは母親に冷たくなることではなくて、自分の足で立つということなんです。初めのうちは、言うことを聞いてくれなくなった娘に、お母さんが戸惑われるかもしれませんが、最終的には大人になった娘の姿に安心させられると思いますよ。

心当たりのある方は、ブログものぞいてみてくださいね。

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