好きだから、一緒にいたいからお付き合いをスタートさせて、初めのうちはデートできるだけで幸せだったのに、だんだん慣れてきたらムカつくところも見えてきた。。。
いくら特別な相手、恋人や夫婦とはいえど、違う環境で育った二人なら価値観や常識が違うところがあっても仕方ないんですよね。
でもそこで終わりにはせずに、大切な相手だからこそ、違いも理解しあって、歩み寄って「わかりあえるパートナー」になっていきたい。
そんな時に、みなさんは自分の気持ちを相手に上手に伝えられているでしょうか。「ムカつくー!」と感情的になったり、「もういい!」って無視してしまって、モヤモヤしたまま終わってしまうことってありませんか。
そんなイライラを減らすために、今回は「男性に伝わりやすい怒り方」をご紹介します。
男性は感情をぶつけられることが苦手
例えばお付き合いしている彼が、他の女の子と仲良くしていたとき。
もしあなたがたまたま見かけたら、その後はどんな反応をすると思いますか。
- 「ちょっと!なんであの子とあんなに仲良くするのよ!!」と怒りをぶつける。
- 「もういい、無視!」拒絶で怒りをぶつける。
- 「ひどーーい!私とつき合ってるのに!!」泣いてスネる。いじける。
女性ならどの反応でもありえると思いますが、男性は女性の<怒る><泣く><スネる>など《感情》を態度に出されることがとっても苦手なんです。
男性でよく「泣かれると困る」っていう人いませんか。女性に比べて男性は《感情》表現が苦手なぶん、感情的になっている相手にどう対応したらいいかもわからないのです。
女性からすれば「こっちは怒っているのよ!」って言いたくなるところですが、男性がオロオロしたり、ポカンとしてしまうのは、本当に「理由がわからない」から。
めいっぱいエネルギーを使って<怒り>を表現しているのに、男性には意味不明で何も伝わらないなんて虚しいですよね。
「わかって」よりも「理由」を先に伝える
女性は今感じている「ムカつく」をわかってほしくて怒っている。
そんな時、男性は「ムカついている女性が怖い」と感じています。
これでは、せっかく怒っても「ムカついている理由」をわかってもらえないんですよね。こんな時、男性には「私は◯◯な理由で頭にきている」「あなたが◯◯したから怒っている」と理由を明確にしないと伝わらないんです。面倒ですよね。
でも同じことをされないためには、はっきりと伝えることが大切なんです。今回の例だと「他の女の子と仲良くしていたことがムカつく」と伝えることからスタートです。
伝えるためには、自分でも「何に怒っていたのか」を明確にすることが必要になってきます。
「なんかムカつくー!」そう思った時は、「どうしてムカついているのか」ひと呼吸おいて考えてみてくださいね。そうすると彼に伝えやすくなりますし、感情的になりすぎることも防ぐことができます。
「気持ち」を伝えるには、「理由」の後に付け加えると効果的
男性は「彼女が何に怒っていたのか」という理由がわかると、少し話を聞く余裕ができてきます。そのあとに女性から「私が○○と感じるから。」という気持ちを言ってもらうと、納得して受入れることができるんです。
例えば、
「他の女の子と仲良くしないで!」といきなり言われると、男性はただ怒られたように感じてしまいます。そうすると話も聞きたくなくなってしまうんです。
でも、
- 他の女の子と仲良くしてたでしょう。(←理由)
- そういうことされると、寂しく感じるからやめて欲しいの。(←感じること)
と順番に明確に伝えると、男性は受入れやすくなって「そうなんだ、気をつけよう。」と素直にこれからは控えようと思ってくれるんです。
男性と女性は、体のつくりだけでなく、脳のつくりも全然違う生き物なんです。いくら好みが同じでも、この「考え方が根本的に違う」ことを理解しないと、「どうしてわかってくれないの?」とお互いイライラがつのってしまいます。
楽しく幸せなパートナーシップを続けるためにも、上手な伝え方を身につけていってくださいね。