なぜ、出会いがないのでしょうか。たぶん、普通に生活していれば何かしら出会いはあると思うのですが、そこから「踏み込んだ付き合い方ができない」と言ったほうが正しいのかな、と思います。
また、実際は新規の出会いがたくさんあるものの「思っていたのと違う」と思えば、“出会いにカウントしない”という現状もあるはずです。
もしかして原因は「釣りたい魚がいる場所に餌を投げていないから」なのでは? 鯛を釣りたいのに、鯵しかいない漁場に釣り糸を垂らしていても、なかなか鯛は連れませんよね?
今回は、そんな「出会いがない!」と嘆く独身女性のために、出会い方別に“よくいる男”の特徴を挙げてみました。はたして、あなたが求めているタイプの男は、どこに行けば出会えるのでしょうか。
婚活アプリによくいる男
婚活アプリ、出会い系アプリに登録したことがある人も多いと思いますが、もちろん出会いもチャンスも多いとは思いますが「イマイチ、なんか違うんだよな」と思った経験がある人もいるはずです。
では、婚活アプリによくいる男とは、どんな男なのでしょうか。
婚活アプリに多いのは“真面目系ライト層”
有料制の婚活アプリに登録している男性の多くは、真面目な人です。真面目がゆえにナンパなどできず、合コンにも参加する機会の少ない、いわゆる“普通の人”が多いのが印象です。
“真面目系ライト層”とは、学校のクラスにいた「ジャンプ読んでるし、ゲームもそこそこやるし、スポーツもそれなりにやってる」けど「特別に得意なことはない」という層です。
学級委員長のような目立つことは好きじゃないし、ピアノが弾けるなどの特技もない。男子同士で楽しく遊んでいるのが好きで、まわりの空気をよく読み、はみ出し者を嫌います。
安定した職業についていることが多い(公務員など)のですが、比較的無趣味で、有意義なお金の使い方、時間の使い方がわかりません。
清楚な女性を好んでおり、「普通の家庭を築きたい」と思っていることが多いです。
そのため「結婚したら自分の家を改造してカフェをやりたい」などの野望を持っている女性とは反りが合いませんし、仕事をして自立した女性を「いいな」とは思いますが、もし転勤などがあれば女性に仕事を辞めてもらって自分についてきてほしい、と考えています。
- 真面目で安定した収入
- 普通の家庭を作りたい
- 女性の自立より男の仕事優先
合コン・街コンによくいる男
合コンや街コンによくいる男性は、どのような男性なのでしょうか。合コンと街コンは、ちょっと種類が違う、と思いきや、似たような性質を持っています。
お酒と女が好きなパーリーピーポー系
合コン・街コンに共通しているのは、「お酒を飲む」というものです。街コンの中には、お酒なしで開催される真面目なイベントもありますが、その場合は下記の婚活パーティーをご参照ください。
合コン・街コンの場合、男女ともに求められるのは“ノリの良さ”なのですが、出会いを求める男性はとくに「強く押せばどうにかなりそうな美人」を探しています。美人の基準は人それぞれですが、“見た目がタイプ”であることが重要なようです。
合コンも街コンも、比較的安価に参加できて、飲み放題なことが多いので、(現時点で)低収入な人が利用します。
自分に自信のない人は参加すらしませんから、比較的「自分はイケメン・モテる」という自負のある人が参加しています。
“ノリの良さ”が重要、ということは、女性には「空気を読め」ということを暗に強要しており、その裏には「俺のことを甘やかしてくれ」という甘えん坊でわがままな面を持ち合わせています。
ただし、仲間思いで男性同士の結託が強く、一度信頼した人を裏切ることはありません。女性に「女性らしさ」を求める傾向が強いです。
- (現時点で)低収入な人が多い
- 自分に自信がある
- “ノリの良さ”=空気を読め
- 甘えん坊でわがままだが仲間思い
婚活パーティー・婚活イベントによくいる男
婚活パーティーや婚活イベントには、どのような男性が多いのでしょうか。真面目に結婚を考えている人が行うのが婚活。ここには、遊び目的の男はあまりいません。
婚活パーティーに来るのは“すぐに結婚したい男”
婚活パーティーや婚活イベントに来る男性は、女性が「いい人がいれば」という感覚なのに対して、「早く結婚したい」という考えの人が多いです。
ゴールのビジョンが明確で、「こういう結婚生活がしたい」とか「こんな感じのお嫁さんが欲しい」という希望に満ち溢れています。
そして、残念ながらその希望が現実の女性とマッチすることが、難しいのです。パーティーやイベントに参加するだけの行動力があり、“お嫁さんをもらう”=養う力(経済力)がある、という自信もあります。
これは自分に稼ぐ力がある、というだけでなく、実家に住んでいて親の経済力がある、という場合もあります。そのため、必ずしも高収入であるとは限りません。また、逆に“生活苦ゆえに結婚を急ぐ”というパターンも多いです。
問題なのは“自分の結婚観を押し付けがち”である点。
女性のビジョンはまるで無視して、自分の理想を築き上げるためのパーツを探しているような感じもあります。焦っている人ほど女性に対してグイグイきますが、「あ、違う」と思うとサーっと引いていきます。
そして“内面重視”と言いつつ、その女性がどれだけのキャリアがあるか、ということよりも“社会性・外見・若さ”を重視してしまうようです。
しかし、“結婚したい”とか“結婚するからには幸せにしたい”という気持ちは人一倍強いため、夫婦それぞれが自立した結婚生活を送りたい、という女性には不向きですが、「お嫁に行く」という気持ちで婚活している女性にはぴったりのタイプです。
結婚を急いでいて具体的なビジョンを持っている
- 行動力があり経済力がある
- 自分の結婚観重視
- 女性の“社会性・外見・若さ”を見ている
趣味系イベントによくいる男
様々な趣味系のイベントがありますが、このようなイベントに参加する男性はどのような男性なのでしょうか。
たとえば、アイドル・ミュージシャンのコンサートや、アニメ・漫画・ゲーム・フィギュア・コスプレのイベントのほか、様々な交流イベント。
趣味を通じて知り合えば距離も縮まると思いますが、このようなイベントではどんな出会いが期待できるのでしょうか。
趣味系イベントにいるのは“出会いを求めていない男”
まず第一に、男女関係のいわゆる“出会い”を求めている人は、あまりいません。というよりも、実際は出会いを求めてはいるけれど、このような交流イベントの中では“出会いを求めてはいけない”という空気があります。
そのため、仲良くなりたい場合は「ディープな話が通じる人」という認識を持ってもらうことが大事で、「恋愛したいです」という空気をまとって近づくと敬遠されます。
どんな分野にもオタクと呼ばれる人がいますが、オタクは人見知りが多いです。オタクが求めているのは、同じ匂いのする“仲間”であり、そうでない人は“外部の人間”“輩”なので、信用しません。
「みんなで仲良くなろうよ」というよりも、「理解者だけで集まろう」という保守的な傾向が強いです。
仲良くなってからは親密になるのが早いのですが、仲間と認識してもらうまでが長いのが現実。認めてもらうまで時間をかけなければなりません。
また“にわかファン”をひどく毛嫌いするので、その分野に関する深い知識も必要です。
趣味が合致すればカップル成立の確率も高く、幸せな結婚をする人も多いです。また、結婚後にすれ違いが生じることも少ないでしょう。
- 出会いを求めていない男性が多い
- 外部の人間に冷たい
- 仲間と認識してくれたら親密になれる
- 趣味が合致すれば幸せな結婚が期待できる
おわりに
人それぞれ「こんな人がいい」という理想があると思いますが、今まで行く先々で「違うな」「出会いではないな」と思っているのなら、“行くべき場所”や“求めるべき場所”が違っていたのかもしれません。
出会いは「絶対にある」のですが、あとはどこに釣り糸を垂らすか…によって、かなり手応えが違うと思います。
もし出会いがなく、婚活の壁にぶつかったのなら、今までと同じではなく、少し違う方向へ目を向けてみましょう。
まとめ
- 婚活アプリによくいる男は真面目で安定した収入、普通の家庭を作りたい
- 合コン・街コンによくいる男は、低収入で自分に自信がある
- 婚活パーティーによくいる男は行動力があり、結婚を急いでいて具体的なビジョンを持っている
- 趣味系イベントによくいる男は出会いを求めておらず、外部の人間に冷たい