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職場で気になる人と話したい!好き避けする女性心理とアプローチ方法

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みなさんは、気になる人や好きな男性を目の前にした時に、普段とは態度が変わることってあるでしょうか。せっかくのチャンスを逃さないように、近くに行ってグイグイとアプローチをするタイプ?それとも好きすぎて緊張した結果、フリーズしたり無視してしまうタイプ?どちらも同じ、相手を好きという気持ち。後者の好きなのに避けてしまう、心とは逆の態度をとってしまう<好き避け>をする人は、だいぶ恥ずかしがり屋さんが多いみたいです。今回は好き避けをする女性心理と、恥ずかしがり屋さんでもできる、簡単なアプローチの仕方についてご紹介します。

ある女性のお話


20年ぶりに中学校の同窓会が開かれることになった時のこと。出欠の連絡を取り合うために、友人を介して幹事の男性A君とLINEでつながったそうです。
彼女はA君は同じクラスになったことはあるものの、とても無口だったので会話をした記憶はほとんどありませんでした。
ところが、A君からのメッセージは意外なもので

「同じクラスだったBさんだよね。僕のこと覚えてるかな。隣の席になった時、明るく話しかけてくれてありがとう。あの時は言えなかったけど、すごく嬉しかったんだ。」
話しかけたことは覚えていなかったし、そもそも無口なA君から「久しぶり」と気軽に思い出話をしてくれるなんてとても考えられないことでした。彼のLINEは続きます。
「いやぁ、無口というか、当時は女子とどうやって話せばいいかわからなかったんだ。今となっては恥ずかしい話だけど笑」

中学生の可愛らしい<好き避け>の思い出。大人になったA君は、女性と話す経験を積んで今ではすっかり思いを伝えることが上手になったみたいです。中学生時代の女の子からすればそんな理由があったなんて、当時は考えもしなかったそうです。でも、当時のことを覚えていて、言葉にしてお礼を伝えてくれたのは嬉しいことですよね。

さて、これがもしアラサーになって女性が同じように<好き避け>をしてしまったらどうなるでしょうか。

・会社で気になっている人と廊下ですれ違った時、恥ずかしくて視線をそらしてしまった
・個人的なメールをもらったのに、どんな返事を書いたらいいかいろいろ考えてしまって、結局なにも返信できなかった。定型文を送るのがやっとだった。
・好きな先輩に話しかけられたのに、驚いてそっけない返事をして逃げてしまった

本人は予想外のことに、顔が真っ赤になって、頭は真っ白になって、自分でも望まない態度をとってしまう。周囲から見れば、とても可愛らしい反応なのですが。その態度は残念ながら肝心の相手はそれを好きなサインだとは気づいてもらえなそうです。


<好き避け>をしてしまう女性って、恋愛経験が少なかったり、いろいろなパターンを頭の中でグルグルと考えすぎてしまう部分があるみたい
です。中学生の頃のA君みたいに、異性と話すことに慣れていないと、何か「特別なこと」を話さなくてはとか、「嫌われないように」「変な人に思われないように」と、返事を考えてしまいます。迷っているうちに、相手はもう目の前からいなくなっていた、なんてことになりかねません。

いっぽう、妄想が得意だったりすると、「あのマンガのワンシーンでは、ヒロインが下を向くと彼が優しく話しかけてくれた」とか、「あのドラマでは、ヒロインが恥ずかしくて隠れてしまうと、彼がつかまえて壁ドンしてくれた」と、積極的なイケメン男性たちの行動パターンをあれこれとイメージして、自分の世界に入ってしまいます。そして現実に彼を目の前にすると、たくさんある妄想の引き出しのどれを開けたらいいのかわからなくなって、どんな反応をすればいいのか迷っているうちに妄想とは違う結果になってしまったりもするんです。

夢のない話ですが、女性に向けたマンガやドラマって、女性に共感したり憧れてもらえるストーリーになっている傾向があります。内気で恥ずかしがりや。活発でも本音を話すのは苦手。自分からアプローチできないヒロインに対して、イケメンがグイグイと近づいてくれたり、帰り道に偶然二人きりになって急接近したり。感情的になって逃げても、後ろから「おい、待てよ!(キムタク風に)」追いかけてもらえたりする。女性の妄想がギュウギュウに詰まっているところが特徴のストーリー展開になっています。

これが男性向けのマンガになると、まったく逆のやりとりになっていたりするんです。男性心理をしっかり捉える内容はというと、内気でひ弱な主人公に、元気で明るい、時にはちょっとエッチな可愛い女性がグイグイとめげずにアプローチしてくれる。始めは避けていても、いつも自分に話しかけてくれる彼女に、気づけばすっかり虜になっている。

私の勝手な解釈ですが、恥ずかしがりやだったり、消極的なタイプの男女どちらも決して恋愛がイヤな訳ではなくて、受け身で待っているから本当は来て欲しいのではないかしらと思うのです。そして、好意を寄せている人にグイグイ来られて「仕方なく・・・」っぽい姿勢を取りながらも、それこそが両者が願うストーリーなのではないでしょうか。

これが悪いわけではないんです。たが、恥ずかしがりやの男女二人が背中を向けてお互いを待っていたとしたら、どんなことが起こるか。。。。。なにも、起こりません。ずっと。どちらかが、くるりと向きを変えて相手に近寄らないと状況は変わらないのです。もちろん、お互いが向き合たほうが近づくスピードも早くなります。背中を向けて「私を追いかけて」と待っていたら、積極的な他のライバルに先を越されてしまうかもしれません。

好きなのに避けてしまうのはナゼ?

だからと言って、すぐに<好き避け>を止めて積極的になって、ガンガンアプローチをするのは難しいのもわかります。まず、好きなのに避けてしまう理由は2つ考えられます。

①どんな反応をすればいいのかわからない
②失敗するのが怖い

壁ドンを妄想するより大切なのは、いつ彼と近づいても戸惑わないように、この理由を潰しておくことです。次に彼と会ったら、どんな対応をするか先に決めておくのです。例えば今度、朝すれ違ったら笑顔で挨拶をする。ランチタイムに同じエレベーターになったら、「今日は何を食べる予定ですか?」と聞いてみる帰り際一緒になったら「お疲れさまです」と自分から目を見て声をかけるなどです。こういう場所であったら、「◯◯と話しかける」とうように、始めから「内容を決めおけば、想定外の「バッタリ」にも慌てず対応できそうだと思いませんか。慣れないうちはいっきに近づこうとしないで、一段一段階段を昇るように彼との関係を縮めるイメージで、次の目標を決めてみることも大切です。

「この前、仕事のアドバイスをもらったお礼も伝えよう」
「ネクタイがお洒落だからほめてみよう」
「ランチに誘ってみよう」

予期しない場所でバッタリ会って、パニックになって避けてしまっても焦らないでくださいね。相手も毎回避けられていたら「嫌われているかも?」と思ってしまいますが、たまに反応がおかしいくらいなら「疲れているのかな」「忙しいのかな」と思う程度です。次の機会に普通に話せれば、充分リカバリできますよ。
こうして可能性がありそうなシーンの台本を作るように、いろいろなセリフを決めて目標をクリアしていけたら「好きな人と普通に話せる自分」になっていることに気づくはずです。社内恋愛も夢じゃありませんよ。

最後に

できない→苦手→無理と思考停止してしまうと、自分を変えるきっかけが見つからないままです。できることから少しずつ積み重ねていくのは、恋愛感情も人間関係も仕事も同じように前に進むための方法。自分の心理状態に振り回されることも少なくなります。できるかわからなくても、やってみる価値はあると思いませんか。もしかしたらあのA君が変わったのも、会わない間に小さな努力を積み重ねたからかもしれませんね。

まとめ

・中学生の甘酸っぱい好き避けの例
・好き避けをしてしまう人が考えていること
・好き避けをする理由
・好き避けをしないためにオススメの方法

心理カウンセラー五十嵐かおるさんのコラムはこちら

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